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2013年12月

2013年12月31日 (火)

『パーティは銭湯からはじまる』

今年最後の作品は、ちょっとB級な邦画をひとつ、ご紹介♪

これ、ウリはやっぱり、今、若手俳優のキャリアとして注目されてる“ライダー/戦隊もの”出身のイケメンくんが出演してるってとこなんやろね。

主演の徳山くんは仮面ライダーカブトとゴーオンジャーってのに出てたらしく、同じく高野くんは仮面ライダー龍騎ってのに出てて、ついでにウルトラマンガイアってのもやってたらしい。ついでに女優の有末くんも仮面ライダーオーズってのに出てたんやって。

まぁ、並べてみたところで、まったく知らんのやけどね(笑)

そんなわけで、作品の感想は........................?!

パーティは銭湯からはじまる   ★★★☆☆   (2012年)

監督:松田圭太

出演:徳山秀典、高野八誠、須賀貴匡、佐藤永典、波留、有末麻祐子、倉岡生夏、安藤成子、内田流果、宮川一朗太、斎藤洋介

人気ゲームソフトを手掛けたこともある元プログラマーの男は、今は実家の銭湯で働いていた。30歳の誕生日の日、親友3人と銭湯で身支度をし、一緒に合コンに行くことになるが、女の子をドン引きさせ、酔って記憶をなくした彼が再び目覚めると、また銭湯のなかで、合コン前の時間に戻り.........ってなタイムスリップ・コメディ?!

合コンで人気者になって、彼女をゲットする、そのために繰り返される時間のなかで悪戦苦闘するが........ってなことで、まぁ、ありがちなシチュエーションの、しかもB級臭がプンプンする作りの作品やったね?!(笑)

そもそも宮川くんが出てる時点で、チープさが出まくりなんやけど、更にオイオイってツッコミを入れたくなるような演出で攻めてくるんよ(苦笑)

そんなわけで、これはちょっと.......って思ったんやけど、どういうわけか最後のくだりが清々しくてねぇ!?

散々落としといて、最後にキレイにまとめる、終わりよければ何とやらってことで、くだらないんやけど、なんか不思議と受け入れてまう、そんな“とってもボチボチ”な作品やったかな。

2013年12月30日 (月)

『恋愛社会学のススメ』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、ドイツ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ベルリン国際映画祭で審査員特別賞と最優秀女優賞を受賞してるらしいんよ。その他にもドイツ本国や他国のマイナーな賞で作品と女優さんの演技について評価を受けてるみたいやね。

監督さんは、これが長編2作目みたいで、これまではプロデューサーとして映画作りに関係してたらしい。調べたところでは、長編1作目もサンダンス映画祭で審査員特別賞を受賞したみたいで、そういう意味では注目の監督さんってことなのかも。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

恋愛社会学のススメ / Alle Anderen   ★★★☆☆   (2009年)

監督:マーレン・アーデ

出演:ビルギット・ミニヒマイアー、ラース・アイディンガー、ニコル・マリシュカ

地中海の島にある別荘でバカンスを楽しむカップル。幸せそうに愛し合っているように見えるふたりだったが、互いの気持ちには微妙なズレが........ってな、男女の関係を描いたドラマ?!

ストレートな愛情表現を求める彼女に対し、物思いに耽るタイプの彼、お互いに相手を好きなはずが、些細なことで食い違い、徐々に気持ちに変化が起こる........ってね。

取り立てて美男、美女のカップルってわけやなく、むしろ普通な感じのふたりが恋のかけ引きを演じることで、逆にリアリティが出てるのかもなぁ。

何か大きな事件が起こるわけやなく、どちらかというと淡々と展開していく話は、パッと見は地味で退屈ではあるんやけど、画面に映るふたりの距離感の変化に注目してると、さりげなく深~いんよ。

ハッキリしない男とワガママで嫉妬深い女、それぞれの立場で見ると、いろいろと考えさせられたりして......。そりゃアカンやろうとかツッコミながら、分からんでもない.....なんて思ったりもして、ちょっと自分の過去の恋愛と重ねてみたりもして.......(苦笑)

誰もが絶賛するような、そういうドラマではないと思うんやけど、それでも見方によっては、なかなか悪くないんと違うかな。ただ、この邦題........よう意味が分からんよなぁ.......??

2013年12月29日 (日)

『永遠の0』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、話題の邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作の小説がベストセラーなんやってね。“泣ける小説”って言ってるひとがいて、興味はあるんやけど、まだ読んでないんよなぁ。

そんな原作を書いた百田さんといえば、関西では有名な“探偵!ナイトスクープ”の構成作家やってたひとってのは知ってて、北野 誠の深夜ラジオで名前をよく聞いた気がするんやけど、こんなに売れっ子作家になるとはなぁ........?!

この作品、主題歌のサザンの曲がガンガンとCMで流れてたりして、作品自体が世間的にもかなり注目されてるんやろうとは思うんやけど、個人的な注目ポイントとしては、今年亡くなった夏八木 勲さんの最後の作品やってことなんよ。

若い頃は、どこか“気取った演技をする役者”って印象で、あまり好きではなかったんやけど、晩年の作品で見せてくれた演技は、どれも存在感がすごくて、ホンマにエエ役者やなぁって思ったんよね。

そんなわけで、いろいろと期待をしながら鑑賞した作品の感想は...................?!

永遠の0   ★★★☆☆   (2013年)

監督:山崎 貴

出演:三浦春馬、岡田准一、井上真央、吹石一恵、風吹ジュン、夏八木 勲、濱田 岳、新井浩文、染谷将太、田中 泯、山本 學、平 幹二郎、橋爪 功、三浦貴大、上田竜也

亡くなった祖母には、戦中に結婚していたひとがおり、その人が自分の母親の父であることを知った青年は、特攻隊として死んだというその血縁上の祖父について調べるのだが.......ってな戦争をテーマにしたドラマ?!

かつての戦友から“海軍一の臆病者”“腰抜け”だったという話を聞き、あまり気乗りがしないまま調べていたが、祖父に近かった人たちから、彼の“想い”を知らされ、その時代を苦悩しながら必死に生きたことを知るのだが.......ってなことで、なるほど、ベストセラーになった話だけあって、ネタとしては良かったね。

監督がVFX大好きな山崎くんということもあって、TAMIYAの協力を仰ぎながら(?)戦艦やゼロ戦なんかもリアルに描写されてて、ビジュアル的にも悪くなかったかな。

ただ..........主演(?)の某事務所に所属する“役者っぽいひと”、なんとかならんかなぁ。外見だけなら凛々しく、それなりに様になってるんやけど、セリフしゃべると“あちゃ~”ってなってまうやんか?!(苦笑)

祖父について語る夏八木さんをはじめとするベテランの役者さんたちが、見事な演技を見せてくれるだけに、余計にイラッときてもうて..........。

あたりまえに生きることが難しかった時代のなかで、家族を想い、仲間を想い、苦しみながら生きた男の話は、胸にグッとくるものがあるんやけど、いい役者がそろってただけに、作品としては余計に“惜しいデキ”やったなぁ.........残念?!

2013年12月28日 (土)

『ゼロ・グラビティ』

今日は、この冬話題の作品をひとつ、ご紹介♪

これ、本国アメリカで大ヒットして、すでにLA批評家協会賞では作品賞や監督賞を受賞してて、ゴールデン・グローブ賞でも作品賞、監督賞、女優賞でノミネートが決定してるんよ。

ホンマかどうかは知らんけど、「あまりにも映像にお金をかけ過ぎたために、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーをキャスティングしたら資金が尽きてしまって、他に出演者を増やせんかった」って、監督のキュアロンくんが言ってたらしい(笑)

そんな映像へのこだわり満載の作品は、ちょっと気合いを入れて隣駅の109シネマでIMAX3Dで鑑賞してみたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

ゼロ・グラビティ / Gravity   ★★★★   (2013年)

監督:アルフォンソ・キュアロン

出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、(声の出演)エド・ハリス

スペースシャトルで宇宙に行き、船外活動をしていた女性科学者は、ロシアが行った人工衛星の爆破処理により飛散した宇宙ゴミで、危機的状況に追い込まれるのだが.........ってな、宇宙でのサバイバル映画?!

生命の生きられない宇宙に投げ出され、絶体絶命の危機に陥った科学者の地球帰還への奮闘を描いてるんやけど、なるほど評判どおり、映像がすごかったね。

宇宙空間を見事にスクリーンに再現し、美しい景色と、逃げ場のない恐怖を演出するのをこの目で見て、スゴイよなぁって思ってもうた。おそらく.......というか、ほぼ間違いなく来年のアカデミー賞の撮影賞と視覚効果賞は、この作品になるんと違うかな。

肝心のドラマの方は、最初を除いてサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーのふたりしか生きてるひとは出てこず、たまに『アポロ13』ばりにエド・ハリスおじさんの声が聞こえるってくらいなんやけど、特にメインを張ったサンドラくんは、なかなかの頑張りやったね。

この作品、絶望的な状況のなかで、生きることに執着する意味のようなものがテーマになってて、そこに“Gravity”という“つながり”が意味を持ってくるんやろうと思うんよ。

なので、この邦題で“ゼロ”を付けて安易に“無重力”としてしまった日本の配給サイドの考えは、監督さんの気持ちを踏みにじるもんなんと違うかなぁって個人的には思うんやけどね?!

2013年12月27日 (金)

『プラチナデータ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作はベストセラー作家の東野圭吾なんやってね。書く小説が次々と映画やテレビドラマになって、ホンマによう稼ぐよなぁって、いつも感心するんよ..........って言いながら、実際に読んだことはないんやけど(笑)

そんでもって、作品を監督してるのが、NHKの『ハゲタカ』でブレイクし、アニメを実写化した『るろうに剣心』のヒットで調子にノッてもうて、気づいたら三部作にしてもうたっていう、イケイケの大友くんってことで、劇場公開の際は、それなりに話題になってたっけ............まぁ、主演のバックがアレやからね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

プラチナデータ   ★★☆☆☆   (2012年)

監督:大友啓史

出演:二宮和也、豊川悦司、杏、生瀬勝久、鈴木保奈美、水原希子、遠藤 要、和田聰宏、中村育二、萩原聖人、菅原大吉、小木茂光

近未来の日本では、DNAを使ったプロファイリングによる犯罪捜査で、検挙率100%の世の中になろうとしていた。そんなシステムのプログラムを作った兄妹が何者かに殺され、犯人とされたのは、システムを開発した科学者の男だった..........ってなSF&サスペンス?!

いやぁ~、実にオモロイもんを見させてもらったね。ザルのようにスカスカな話に、ステキな学芸会レベルの演技、これで尺が2時間以上あるってゆうんやから、どんだけファン想いな作品なんやろ(笑)

まぁ、原作本がどんだけのものか、よう知らんだけに、何とも言えない部分もあるんやけど、それにしてもちょっとヒドイんと違うかなぁ?!

キャスティングを見た時点で、ある程度の覚悟はできてたつもりやったんやけど....................これで金が稼げるんやから、日本映画界ってのは、ホンマ平和やわぁ...................(苦笑)

2013年12月26日 (木)

『ビトレイヤー』

今日は、イギリスの犯罪ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、これがキャリア2作目なんやけど、もともとはミュージック・ビデオで注目されてたらしく、デビュー作もそこそこ話題になったことで、あのリドリー・スコットがこの作品の製作総指揮に名を連ねてるんよ。

そんな監督さんの新作には、アンバー・ハードとニコラス・ホルツの主演でドイツを舞台にしたものが準備されてるらしく、実はニコラスくんに決まる前は、もともとザック・エフロンが主役をする予定やったらしい。

そんなこんなで、きっと期待の若手監督ってことなんやろうと思う彼の作品の感想は.............?!

ビトレイヤー / Welcome To The Punch   ★★★☆☆   (2013年)

監督:エラン・クリーヴィー

出演:ジェームズ・マカヴォイ、マーク・ストロング、アンドレア・ライズブロー、ジョニー・ハリス、ダニエル・メイズ、ピーター・ミュラン、ジェイソン・フレミング、デヴィッド・モリッシー

大物の強盗犯一味を追いつめ、逮捕寸前までいきながら取り逃がした刑事は、数年後、行方不明となっていた強盗のリーダーの息子が、ある事件に巻き込まれ、身柄を確保されたと知り、逮捕に向けて執念の捜査を開始するのだが........ってなクライム・サスペンス?!

刑事と犯罪者、シンプルな対決の構図から、事件の背後の闇を絡めながらヒネリを加えってことで、それなりに練られた展開にはなってるんやけど、話としてはアリがちで、それほど目新しさはなかったかな。

そんななかで、派手さはないんやけど、マーク・ストロングってのは脇に置いとくとエエ役者やなぁってのは改めて思ったね。この作品でも、なかなか渋い味を出してた。

全体としての評価は、まぁ、絶賛するようなものはないんやけど、それなりにボチボチな感じにまとまった、ボチボチな犯罪ドラマってとこかもね。

それにしても.........確かに“裏切者”なわけやけど、原題を無視して敢えてカタカナで“ビトレイヤー”ってしてまうセンス、何とも言えないビミョーさやよなぁ...........(苦笑)

2013年12月25日 (水)

『21ジャンプストリート』

今日は、劇場未公開の作品ながら、本国アメリカでは話題になった(らしい)作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場公開にならなかったくらいやから、日本ではほとんど注目されなかったわけなんやけど、アメリカでは興収が100億ドルを超えるヒットになったらしい。

そんな作品は、噂によるとジェニファー・ローレンスやジュノー・テンプルといった人気の若手女優なんかもオーディションに参加したとか、しないとか.........?!

ヒットに気をよくしたのか、すでに続編は撮影が終了してて、その名も“22 Jump Street”ってタイトルで来年の6月に全米で公開される予定なんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

21ジャンプストリート / 21 Jump Street   ★★★☆☆   (2012年)

監督:フィル・ロード、クリストファー・ミラー

出演:ジョナ・ヒル、チャニング・テイタム、ブリー・ラーソン、アイス・キューブ、デイヴ・フランコ、ロブ・リグル、ジョニー・デップ

冴えない高校生活を送っていたマジメな男と、そんな彼を笑いものにしてたイケメン男、卒業したふたりは警察学校の同期となり、やがて親友となる。そんな彼らは、捜査でヘマをしたことで、潜入捜査をする部署に飛ばされ、高校生になりすまして学内の麻薬取引を捜査することになるのだが.........ってなコメディ?!

久しぶりに学生に戻ってみると、なぜかダメ男が人気者になり.......ってな感じで、ワルノリぎみのハチャメチャな捜査で笑いを取りつつ、男同士の友情をサラリと描くってとこなんかな。

まぁ、どうってことのないドタバタ刑事&学園ドラマなんやけど、適度に締めるところは締めて、それでいて嫌味のない“軽さ”で、案外楽しめるんよ。

キャスティングも主演のふたりの程よい距離感と掛け合いに、ちょっと気になる若手を絡め、オマケで豪華にシメるってあたりのバランスがなかなかエエんかも。

それにしても.......アイス・キューブは、もはやラッパーのイメージよりも俳優の方がメインになってもうたみたいやねぇ..........?!

2013年12月24日 (火)

『あんてるさんの花』

世の中はクリスマス・イヴで浮かれてるときに、まったく“クリスマス感”のない作品で恐縮なんやけど、そもそも孤独なオヤジにクリスマスなんてものは関係ないわけで、普段と変わらず今日は、邦画をひとつ、ご紹介?!(苦笑)

この作品に出てる小木さんって、映画やドラマの脇役で、ちょっと眉間にシワを寄せて小難しい顔をしながら、渋い役をやってる俳優さんやんね。世間的には、名前は分からないけど、顔をみれば.......って感じなのかも。

そんな小木さんって、実は一世風靡セピアのメンバーで、しかもリーダーやったんよ..........って言っても、一世風靡セピアの認知度が今どれくらいあるのか、よう分からんのやけど..........哀川 翔や柳葉敏郎が在籍してたって言えば分かるか?!(笑)

そんな小木さんが初主演ってことらしい作品の感想は...............................?!

あんてるさんの花   ★★★☆☆   (2012年)

監督:宝来忠昭

出演:小木茂光、佐藤めぐみ、徳山秀典、柳 めぐみ、田中美里、葛西幸菜、森 廉、藤村聖子、落合恭子、松本タカヒロ、螢 雪次朗

商店街の片隅で居酒屋を営む“あんてるさん”こと安藤照夫は、ある日、花屋で“忘れろ草”という花を買う。咲いている花に触ると、3日間だけ幻が見えるといわれる花を常連さんが試しに触ってみるのだが.........ってなファンタジー・ドラマ?!

妻と別れたシングル・ファーザー、曲が作れずに悩む女性歌手、家族と疎遠になってる男、それぞれのエピソードをうまく絡ませながら、ホノボノとしたドラマにってとこなんかな。

いやぁ、特に期待するものもなく、気軽な気持ちで観てたんやけど、なんかエエんよね。キャストも地味目で、作りからしてドラマの延長のような感じで、いかにも小粒な雰囲気なんやけど、ひとつひとつの話の内容や、それをうまく最後にキレイにまとめるあたり、観終わって何となく清々しい気持ちにさせてくれるんよなぁ。

かつて『花のあと』で北川景子のバーターとして出演してるのを見て以来、ちょっと気になってる佐藤くんを始め、女優陣もキュートやしね............って、そこかい!?(笑)

2013年12月23日 (月)

『逆転のメソッド』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、実話をネタにした作品をひとつ、ご紹介♪

『ハート・ロッカー』で注目されて以降、すっかり人気役者の仲間入りしたジェレミー・レナーなわけやけど、『ボーン・レガシー』に続くジェイソン・ボーンのシリーズの新作や、ミッション:インポシブルのシリーズ最新作への再登板等、新たな企画も目白押しらしい。

『ボーン・レガシー』が世間的にイマイチな評価やったところから察すると、正直、主役でっていいうタイプよりは、脇でアクセントをつけるっていう方が、今のところ合ってる気はするんやけどね。

というわけで、そんなジェレミーくんが出演してる作品の感想は.................?!

逆転のメソッド / Ingenious   ★★★☆☆   (2009年)

監督:ジェフ・バルスマイヤー

出演:ダラス・ロバーツ、ジェレミー・レナー、アイェレット・ゾラー、マーガリート・モロー、アマンダ・アンカ、エディ・ジェイミソン、リチャード・カインド

高校時代の親友と会社を起こし、ギフト用のアイデア商品を販売していたが、なかなか売上が上がらず、会社も倒産寸前に。妻から借りた金を増やそうとギャンブルに手を出すが......ってな、実話を基にしたドラマ?!

商売はうまくいかず、やることなすこと裏目に出て、家庭も崩壊しそうな状況に追い込まれ、さぁ、どないするってところから、アイデアひとつで人生をやり直すってなサクセスストーリーを描いてるんよね。

ドツボに空回りするあたりも、いかにも“ありがち”で分かるし、何を発明するのかって興味で引っ張られ、そう来たかっていう楽しみはあったかな。実際にあった話だけに、なかなか痛快ではあるよね。

主人公の妻を演じてるゾラーくんは、イスラエル出身らしいんやけど、『天使と悪魔』でヒロイン役をやってた女優さんで、どことなくアン・ハサウェイに似てる雰囲気でナイスやった。

ところで、この作品、“ジェレミー・レナー”ってのを前面に押し出して、パッケージの写真もメインで出てるんやけど、ジェレミーくんは主役やなくて、ダラス・ロバーツが主役なんよ。しかも、原題は“発明”ってのとエジソンになぞらえた2つのタイトルがあるみたいなんやけど、どちらも“メソッド”ってのとは違うんやけどなぁ.......?!(苦笑)

2013年12月22日 (日)

『カノジョは嘘を愛しすぎてる』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、どうやら大人気のコミックが元ネタになってるらしいんよね。そんなことも知らずに観たい作品の時間調整も兼ねた“ツナギ”的な意味で鑑賞したんやけど、映画館のなかの“女子率”が非常に高くて、席について周りに男がいない時点で、思いっきり後悔してもうた(笑)

そんな作品を監督してる小泉くんと言えば、『タイヨウのうた』のひとで、同じように音楽をネタにしたこの作品で、フジテレビとタッグを組みながら、YUIに続く“二匹目のドジョウ”を狙ってる臭いが少しプンプンと漂ってるんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

カノジョは嘘を愛しすぎてる   ★★★☆☆   (2013年)

監督:小泉徳宏

出演:佐藤 健、大原櫻子、窪田正孝、三浦翔平、浅香航大、反町隆史、谷村美月、吉沢 亮、相武紗季、森永悠希

天才的な音楽の才能を持ち、人気ロックバンドの楽曲をすべて作っている男は、たまたま知り合った女子高生と軽い気持ちで付きあうことになったのだが........ってな恋愛ドラマ?!

仕事もプライベートもイマイチで、ストレスを感じて生きてる男が、素直で純粋な女子高生と出会い、忘れていたものを思い出すってなことを、音楽業界の裏側を絡めてアレヤコレヤってとこなんかな。

当然のことながら、原作のコミックのことは一かけらも知らんのやけど、主演の佐藤くんの少し病んだ雰囲気は、なんとなく話に合ってる気はしたね。

でもって話の方はというと、ドラマとしてはアリがちで、特にどうってこともなく、むしろ“ベタやなぁ”って思ってもうたんやけど、しっかりと“歌”を意識して作ってるところは好感が持てたかな。

特にヒロイン役の大原くん、しっかりとした声量と歌の上手さは、“抜群の声を持つ素人”っていう役に説得力を与えるだけの存在感があった。

しかし、このドラマを見ながら、どうも大人がウブな女子高生を“たぶらかしてる”ように思えてまうあたり、自分も年を取ってもうたんやなぁって、ちょっと観終わってシンミリしてもうたよ(苦笑)

それにしても、『BECK』で天性の声の持ち主って役柄を演じながら、まったく歌わなかった佐藤くん、てっきり音痴なのかと思いきや、意外と上手く歌ってたってのが発見やったなぁ.......余計なお世話やけど(笑)

2013年12月21日 (土)

『シュガーマン 奇跡に愛された男』

今日は、音楽にまつわるドキュメンタリー作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、今年のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞したっていうんで、かなり話題になってたんよね。それ以外でも、サンダンス映画祭をはじめ、数々の映画賞を受賞したらしい。

70年代初頭に発売された2枚のレコードから始まる、ウソのようなホントの話は、話の主人公であるロドリゲスってアーティストの歌の魅力と相まって、ひとびとの心を魅了したんやねぇ?!

かくいう自分も、肝心の作品を観る前に、CDを買って先に音楽を聴いたんやけど、そのどこか物悲しい、切ない声と、耳に残るメロディーに、思わず聞き入ってもうたもんね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

シュガーマン 奇跡に愛された男 / Searching For Sugar Man   ★★★★   (2012年)

監督:マリク・ベンジェルール

出演:ロドリゲス、スティーブン・“シュガー”・セガーマン、デニス・コフィ―、マイク・セオドア、スティーヴ・ローランド、クラレンス・アヴァント、エヴァ・ロドリゲス、リーガン・ロドリゲス、サンドラ・ロドリゲス=ケネディ

南アフリカで絶大な人気を誇る70年代のフォーク・ロック・シンガーのロドリゲス。しかし、本国アメリカでは、彼のことを知っている者はほとんどいない。そんな“謎の男”を南アフリカのファンが調べたことで、奇跡が起こるってな音楽ドキュメンタリー?!

どこかの誰かが南アフリカに持ち込んだ1枚の無名のアーティストのレコードが、アパルトヘイトによる統制社会の中で苦しむ人たちの反骨の象徴となり、心の支えになっていた、そんな信じられないようなホントの話を、関係者や本人のインタビューで描いてるんよね!?

夢に破れ、肉体労働者として数十年を地道に過ごしていた男が、長い道のりを経て、表舞台に立ち、それを待ち望んていた多くのファンが彼を熱く迎える、そんな奇跡の瞬間を目の当たりにすると、言葉や音楽の持つ、とてつもなく大きな力ってのを感じさせられるやんね。

時が経っても色あせることのないメッセージ、世代を超えて伝わる気持ちが映像に溢れてる、そんな作品は、素直に感動できる話やった♪

2013年12月20日 (金)

『俺俺』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、海外でも話題にっていうニュースを見て、ホンマかいなって思いつつ、ちょっと気になってたんよ。まぁ、その理由は、毎回、個性を前面にだした作品を発表する監督の三木くんのヒネくれ具合に期待ってことやったんやけどね。

まぁ、主演が“そちらのひと”で、製作も“あちらの事務所”ってことで、正直なところドナイなのってのはあったんやけど、劇場公開時のYahoo!のレビューなんかを見ても、そこそこの評価やったんで、とりあえずレンタルでってことで......。

そんなわけで、作品の感想は..........................?!

俺俺   ★★☆☆☆   (2012年)

監督:三木 聡

出演:亀梨和也、加瀬 亮、キムラ緑子、内田有紀、ふせえり、佐津川愛美、渋川清彦、岩松 了、松重 豊、松尾スズキ、岡野真也

カメラマンになる夢を諦め、家電量販店で働いていた男は、ある日、たまたま手にした他人の携帯を使って、オレオレ詐欺をしてしまう。すると、なりすました相手も自分になり、周りに“俺”が増殖しだす.......ってな風変わりなサスペンス?!

めぐり会った同じ姿をした別の“俺”、考え方も似ていて、意気投合するが、増え続ける“俺”のなかから、やがて“削除”が始まり........ってな感じで、奇想天外な話で不思議な世界へ誘うってことなんかな。

う~ん、確かに話のネタとしてはオモロイんかもしれんけど...............これって結局、少し年のいったアイドル映画の範疇から出てないよねぇ?!(苦笑)

ファンからしたら、お気に入りのタレントがコスプレしたりして、大満足ってことになるんやろうけど、そこに興味が持てなかったら、“ふ~ん、それで??”ってことで終わってまうんよ。

それ以外やと、内田くんが謎めいた女役で出てて、ちょっとエエなぁって思ったのと、加瀬くんのキレ系のコミカルな演技にクスッとさせられるくらいで、後は某事務所とその熱烈ファンのための映画って気がしたかな。

監督の三木くんは、この手のシュールなコメディを得意とするだけに、ちょっと期待したんやけど、金もらって雇われて、こんな作品を撮るんやって思うと、なんか少しがっかりかなぁ...............まぁ、大きなお世話やろうけど?!

2013年12月19日 (木)

『スタンリーのお弁当箱』

今日は、ちょっとホノボノ系のインド映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国インドでも大ヒットしたらしく、インド国内の賞レースでもベスト・ストーリーや助演女優賞、新人俳優賞なんかにノミネートされたりしたんやって。

インド映画といえば、突然、歌いだしたり、踊ったりで、妙なミュージカル調なノリで、よく“ちょっとビミョー”って思われたりするんやけど、この作品は、そういった演出やなく、それなのにヒットしたってことで注目されたらしいんよね。

まぁ、逆に言うと、それで騒がれるって、インド人、どんだけ歌と踊りが好きやねんってツッコミを思わず入れてまいたくもなるんやけど..................(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

スタンリーのお弁当箱 / Stanley Ka Dabba   ★★★☆☆   (2011年)

監督:アモール・グプテ

出演:パルソー、ディヴィヤ・ダッタ、ディヴィヤ・ジャグダレ、ラジェンドラート・ッズーチー、ラフール・シン、アモール・グプテ

クラスで人気者の少年スタンリーは、事情があってお弁当を学校に持って行けなかった。それを知ったクラスメートは、自分たちのを分けてあげるのだが、いつも他人の弁当のオカズを狙っている国語教師にニラまれ、「弁当を持ってこれないなら学校に来るな」とまで言われ..........ってなお話?!

理不尽なことを言う大人に抵抗する子どもたち、彼らは熱い友情で結ばれ.......ってなことで、お弁当をめぐって、なんとも微笑ましく、清々しいドラマが展開するんよね。

自ら悪役を演じる監督さんの憎ったらしさと、子供たちの活き活きした表情の対比が、ホノボノとしたなかに、オモロさを生み出してるんかな。

とっても小粒な一品ではあるんやけど、癒しというか何というか、どことなく少しホッとさせてくれる、そんなものがあったね?!

2013年12月18日 (水)

『One Night, One Love/ワンナイト、ワンラブ』

今日は、音楽ものの洋画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるデヴィッド・マッケンジーってひと、日本で最初に公開されたユアン・マクレガー主演の『猟人日記』って作品が、ちょっと病んだ感じでイマイチで、先日紹介したアシュトン・カッチャー主演の『愛とセックスとセレブリティ』ってのでも引いてもうたもんやから、ちょっとセンスが違うかんぁって気はしてたんやけど、音楽ものならってことで、試してみたんよ。

実際にスコットランドで開催されてる“T・イン・ザ・パーク”っていう野外フェスで撮影が行われてるってことらしく、リアルな雰囲気のなかで、気合いをいれて作られた(?)作品ってことらしい。

そんな作品の感想は..........................?!

One Night, One Love/ワンナイト、ワンラブ / You Instead   ★★★☆☆   (2011年)

監督:デヴィッド・マッケンジー

出演:ルーク・トレッダウェイ、ナタリア・テナ、マシュー・ベイントン、アラステア・マッケンジー、ギャヴィン・ミッチェル、ニュートン・フォークナー、ジョー・マンゴー、ソフィー・ウー、ルタ・ゲドミンタス

スコットランドの野外フェスに参加した2人組バンドのボーカルの男と、ガールズバンドのボーカルの女は、口論しているときに、ひょんなキッカケで手錠でつながれてしまう。何とか手錠をはずそうとするも上手く行かず、喧嘩しながらも、ふたりは一緒に行動することに........ってな、恋愛ドラマ?!

どうにもならない状況で、仕方なく一緒にいなければならないふたり、しかし、時間が経つうちに心の距離も縮まり..........ってな感じで、音楽イベントを舞台に、小粋な恋の話が展開するんよね。

何がいいって、実際のイベントで撮影してるってことで、Newton FaulknerやThe Proclaimers、The Viewなんかのステージの様子が楽しめるんよ。音楽にこだわってるみたいで、主演ふたりのステージ上でのコラボも絶妙やったしね。

多少、途中で中だるみな感はあったんやけど、心地よく音楽に合わせて頭をフリフリして、小粒ながらどこか清々しさのあるロマンチック(?)な恋愛ドラマを楽しむってのも、なかなかオツなもんやよね♪

2013年12月17日 (火)

『体温』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品を監督してる緒方貴臣くんは、以前に紹介した『終わらない青』って作品を作ったひとで、これが2作目になるらしい。前作は、ちょっと素人っぷりを炸裂させてた感があったんやけど、今回のを見る限り、少し成長したみたいやね。まぁ、エラそうに言う立場ではないんやけど(苦笑)

この作品は、ゆうばり国際映画祭で上映されたのがきっかけで、その審査員さんの推薦かなにかでレインダンス映画祭といった海外の映画祭なんかでも上映されたみたいで、若手監督として注目はされてるのかも??

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

体温   ★★☆☆☆   (2011年)

監督:緒方貴臣

出演:石崎チャベ太郎、桜木 凛、山岡直人、河原啓太、高尾慎也、星 由紀子

ラブ・ドールに名前を付け、服を変えたり、化粧したりし、車いすに乗せて散歩やボーリングに行ったりしながら、“ふたりだけの世界”に生きていた男は、ある日、人形とそっくりな女性を街で見かけ、やがて彼女の勤めるキャバクラに通うようになるのだが........ってなお話?!

空想の世界にリアリティを作り上げ、その殻のなかで暮らしていた男が、現実の世界で“他人の温もり”に触れる、そんなギャップを“イタく”描いてるんよね。

まぁ、独り身が長いと、なんとなく分からんでもない気分にもなるんやけど、あまりにもイタすぎる主人公の行動には、ちょっと引いてもうたよ(苦笑)

どうやら演出の効果を狙って、実際の女優さんに途中まで人形役を“演じ”させたらしいんやけど、パッと見がどう見ても人形やないもんやから、「瞬きもできずに、大変やなぁ.......」なんて余計な心配をしたりして、なんか話に集中できんかったりもして。

ちょっと奇抜なストーリーで、インパクト勝負といったところもあるんやろうし、そういう意味ではアリなんやろうけど、それ以上のものはなかったかなぁ................?!

2013年12月16日 (月)

『オンディーヌ 海辺の恋人』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、アイルランド映画をひとつ、ご紹介♪

監督のニール・ジョーダンと言えば、やっぱり90年代前半の『クライング・ゲーム』かな。その後の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』が人気絶頂のトム・クルーズとブラット・ピット共演ってことで、かなり話題になったっけ。まぁ、個人的にはオイオイって思いっきりツッコミを入れてもうた作品やったんやけど.........(苦笑)

ヴァンパイア好きなのか、ちょっと前にジェマ・アータートン&シアーシャ・ローナン共演の『ビザンチウム』ってのでもヴァインパイアものをやってたやんね。

というわけで、そんな監督さんの、ヴァインパイアの出てこない作品の感想は..................?!

オンディーヌ 海辺の恋人 / Ondine   ★★★☆☆   (2009年)

監督:二―ル・ジョーダン

出演:コリン・ファレル、アリシア・バックレーダ、アリソン・バリー、トニー・カラン、デヴラ・カーワン、スティーヴン・レイ、エミール・ホスティナ

アイルランドの小さな田舎町で漁師をしている男は、ある日、引き上げた網に若い女性が引っかかっているのを発見する。息を吹き返した謎の女は、病院に行くことを拒否し、人目を嫌う彼女を、男は町から離れた海辺にある、死んだ母親の住んでいた小屋にかくまうのだが.........ってな恋愛ドラマ?!

元アル中の冴えない人生を送る男が、彼女と出会ってから幸運を手にすることになり、次第に彼女が海の妖精だと思いこむが.......ってな感じで、ちょっとエキセントリックな設定で引っ張りつつ、サスペンスのエッセンスを混ぜながら、ちょっと風変わりなドラマが展開するんよね。

最近は、すっかり演技派になりつつあるコリンくんの安定したパフォーマンスと、程よく小生意気な子役の効果的な存在、そんでもってミステリアスなヒロインを演じたアリシアくんと、まぁ、地味な感じではあるんやけど、悪くないキャスティングやっし、そんな手駒を使って、上手く話をまとめ上げた監督のセンスも、なかなか悪くなかったかな。

それなりにロマンチックで、切なさや熱い想いが描かれる恋愛ドラマは、派手さはないものの、良心的な質に仕上がってるんとちがうかな?!

2013年12月15日 (日)

『キャプテン・フィリップス』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、トム・ハンクス主演の話題作を、ご紹介♪

この作品、なんやスコぶる評判がエエんよなぁ。本国アメリカでも大ヒットで、すでに興収が1億ドルを超えてるんやって。まぁ、この内容の映画で、なんで3D上映してるのかは少々理解できないところではあるんやけど、すでにアカデミー賞ノミネート確実なんて噂を耳にすると、ちょっとハズすワケにはいかんよね!?

実は、個人的に、若い頃に港でコンテナ船の荷役監督の仕事をしてたことがあって、話の内容にどこか親近感を覚えてるんよ......って、いや、別に東京港で海賊行為をしてたってわけやないんやけど(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

キャプテン・フィリップス / Captain Phillips   ★★★★   (2013年)

監督:ポール・グリーングラス

出演:トム・ハンクス、バーカッド・アブディ、バーカッド・アブディラマン、マイケル・チャーナス、ファイサル・アメッド、マハト・M・アリ、コーリイ・ジョンソン、クリス・マルケイ、キャサリン・キーナー、ユル・ヴァスケス、マックス・マーティーニ

ソマリア沖を航行中に武装した4人組に襲撃されたコンテナ船の船長は、乗組員の身の安全を確保しようと、必死の抵抗をするのだが...........ってな、実際に起こった出来事を基にしたドラマ?!

船長は、銃を突き付けられながらも、何とか状況を打開しようと手を尽くすが、ひとり囚われの身となり.......ってなことで、海賊との息の詰まるやり取りをリアルに再現してるんよね。

この作品、なにが見事かって、海賊の出現から事件の解決まで、一定の緊迫感を保ちながら、スリリングに話が展開していくんよなぁ。2時間を超える尺でありながら、事件の成り行きに釘付けにされるために、長さを感じてる余裕すらないくらいに、グイグイと引っ張られてもうた。

海賊を単に悪役として描くんやなくて、彼らにもバックグラウンドがあるってことをさりげなく表現してるあたりに、物語のリアリティが生まれてるのかも。

そんでもって、主人公を演じるトムくんは、前半は抑え気味の演技やったんやけど、後半にかけての感情表現は、さすがに上手いなぁって思ったよ。

というわけで、極限状態のなか、命がけで抵抗した実在の船長の話は、とっても良質な実録ドラマに仕上がってたね!?

2013年12月14日 (土)

『REDリターンズ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、アクションものをひとつ、ご紹介♪

これ、ちょうど公開2週目の先週末に、近所のシネコンまで観にいったんやけど、時間帯でたまたまやったのか、なぜかチケット完売の人気ぶりやったんで、ちょっとビックリしてもうたんよ。

前作の『RED/レッド』もそれほど大ヒットしたっていうイメージはなかったんやけど、どうもスタローンが、この手のベテランのアクション俳優を集めて人気になってるのに便乗して、こちらも“むちゃくちゃヒットした風”に勘違いさせられてる気はせんでもないんやけどね(苦笑)

とりあえずRetired Extreamly Dangerousな面々が帰ってきたってことで、“話題の”作品の感想は.......................?!

REDリターンズ / RED 2   ★★★☆☆   (2013年)

監督:ディーン・パリソット

出演:ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、ヘレン・ミレン、アンソニー・ホプキンス、イ・ビョンホン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ブライアン・コックス、デヴィッド・シューリス、ニール・マクドノー

恋人と平穏な日々を過ごそうと努力していた元CIAの腕利き工作員の男だったが、闇に葬られた冷戦時代の極秘プロジェクトが何者かによって暴かれ、よりによって関係者にされ、またまた各国の諜報機関から命を狙われることに.........ってなアクション・コメディ?!

CIAにFBI、MI-6にKGB、容赦なく追ってくる“敵”の攻撃をかわしながら、世界平和のためにハゲオヤジが大活躍.........ってなことで、ブルースくんとマルコヴィッチくんの見事なハゲ頭ツーショットも決まって、眩いばかりの..........って、なんのこっちゃ(笑)

前回同様に、いい年したおっちゃんとおばちゃんが、手加減なしに銃をぶっ放し、車をかっ飛ばして暴れ回るっていう、なんとも遠慮なしのアクションものなんよ。

実にオーソドックスなストーリーに、キャラ立ちしたベテラン俳優を自由に遊ばせながら、それなりにまとめ上げるってとこなんかな。今回は、ホプキンスおじさんが、どうもオイシイところを持っていった感はあったんやけど。

まぁ、特に内容らしいものはないんで、良くも悪くも想像どおりの作品なわけで、何も考えずに気楽に楽しめればOKってね?!

2013年12月13日 (金)

『草原の椅子』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は宮本 輝のベストセラー小説なんやって。毎度のことながら、原作は読んでないんで、どんなエエ話なのかも知らんのやけど、主演の顔ぶれを見て、劇場で公開してたときから気になってたんよね。

監督の成島くんは、『八日目の蝉』を作ったひとで、世間的にはその流れでこの作品も注目ってことになるんやろうけど、個人的には、逆にちょっと不安な気持ちになったんやけど(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

草原の椅子   ★★★☆☆   (2013年)

監督:成島 出

出演:佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子、小池栄子、黒木 華、中村靖日、若村麻由美、井川比佐志、AKIRA

離婚して娘と暮らす中年サラリーマンと、そんな彼に親友になって欲しいと頼むカメラ店の社長、ひとりで小さな陶器店を営む美人の女店主、そして親に見捨てられ、しゃべらなくなった少年、ふとした縁で巡り合った彼らの人生の再スタートを描くってとこなんかな?!

原作が宮本 輝で佐藤くんと西村くんが出演ってなると、重厚な人間ドラマを期待したんやけど........この中途半端な感じはなんなんやろ?!(苦笑)

原作を知らんから、よう分からんのやけど、途中の“女優っぽいひと”のヤリすぎ演技が痛すぎてなぁ.......本人は演技派やって間違いなく思ってるんやろうけど、その勘違いが鼻についてもうて。

そんな演技で笑いを取ろうとしてるのか、よう意図が分からん演出も、作品の中途半端さの原因やと思うんやけどね。

それに、西村くんの関西系方言、合ってないんよ。設定は瀬戸内の島出身ってことなんやろうけど、ムリなしゃべりではセリフに感情が乗らんって。

期待しすぎたのもあるんやろうけど、あまりにもサエないデキに、がっかりしてもうた。とりあえず3つやけど、あまりおススメでんかなぁ.....................?!(苦笑)

2013年12月12日 (木)

『インポッシブル』

今日は洋画をひとつ、ご紹介♪

この作品、2012年に作られたものやったんやけど、津波に飲み込まれた家族の話ってことで、なかなか日本では公開に踏み切られず、今年の6月になって、ようやく劇場公開になったんよ。

東南アジアを襲ったスマトラ沖地震の津波で、実際に起こったことが原作になってるってことで、別物とはわかってるんやけど、劇場で観るかどうか迷ったまま、結局、足が向かわんかったんよなぁ。

そんな作品の監督さんは、スペイン出身のひとで、前作『永遠のこどもたち』が秀逸なホラー調のサスペンスやっただけに、その手腕には期待してたんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

インポッシブル / The Impossible   ★★★☆☆   (2012年)

監督:J・A・バヨナ

出演:ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、ジェラルディン・チャップリン、トム・ホランド、サミュエル・ジョスリン、オークリー・ペンダーガスト

タイのプーケットにバカンスにやって来た家族は、スマトラ島沖で発生した地震による津波に呑み込まれ、バラバラになってしまう。母親と長男は、必死の思いをしながら、地元の人たちに助けられて病院にたどり着き、幼い息子2人と共に生き延びた父親は、妻と長男を探すのだが.............ってな、実話を基にしたドラマ?!

う~ん、やっぱり観てて複雑な気持ちになってもうたよ。リアルな津波のシーンは、重なるものがあって、気分的に辛くなってまうよなぁ.........。

ただ、ドラマとしては、突然襲った大津波で絶望的な状況に陥った家族が、それぞれ必死になって頑張って、再会するってことで、これがホンマの話しやっていうこともあって、グッと胸にくるものがあったね。

この作品で演技を絶賛されたナオミくんの頑張りは、確かに気合いを感じられるものやったし、父親役のユアンくんも、冷静さを装いながらも、張り裂けそうな胸のうちをコントロールできない、そんな父親の苦しみを上手く演じてた。

自然の猛威の前では、人間なんて何て無力なんやろうって思いつつも、ちっぽけな存在でも、家族で手を取り合いながら困難に向かっていかなアカンなってことを感じさせてくれるドラマは、きっと東日本を襲った津波がなければ、違った感想になったのかもなぁ............。

2013年12月11日 (水)

『魔女と呼ばれた少女』

今日は、アフリカの紛争問題を取り上げたカナダ映画をひとつ、ご紹介♪

以前に『ジョニー・マッド・ドッグ』ってのや『アフリカン・ソルジャー 少女兵士の戦場』って作品を取り上げたんやけど、今日の作品もまた、同じように少年兵として大人の争いに巻き込まれる子供たちを描いてるんよ。

これ、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたり、ベルリン国際映画祭では、主演の女の子が銀熊賞(女優賞)を受賞したって話題作なんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

魔女と呼ばれた少女 / Rebelle   ★★★☆☆   (2012年)

監督:キム・グエン

出演:ラシェル・ムワンザ、セルジュ・カニアンダ、ミジンガ・ムウィンガ、ラルフ・プロスペール、アラン・バスティアン

村を襲った反政府軍によって、自らの手で両親を射殺させられ、そのまま拉致されて兵士になった12歳の少女は、いつしか自分の周りに亡霊を見るようになり、その導きで生き延びる。不思議な力で守られている彼女を、周りの者は“魔女”と呼び、崇めるようになるのだが..........ってな、アフリカの少年兵の問題を描いたドラマ?!

強制的に銃を持たされ、戦闘に駆り出される少女の過酷な運命を描くってとこなんやろうけど、これが現実として同じようなことが起こってるってのが、なんとも切ない気分にさせられるよなぁ。

普通に誰かを好きになり、穏やかなひと時を過ごす、そんなことさえ許されない世界ってのは、あまりにも悲しすぎるって。

“やるせなさ”ばかりが印象として残る作品なんやけど、お涙頂戴的な展開になりそうなところを、過度に盛り上げすぎることなく、抑えた演出でひとりの少女を追いかけるってな良心的な作りになってるところが、作品として評価されたところなのかもなぁ?!

2013年12月10日 (火)

『-×- (マイナス・カケル・マイナス)』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは大阪芸大の出身らしく、これが長編デビュー作なんやって。ローマ国際映画祭に招待され、ヒューストン国際映画祭では賞ももらったらしく、“海外でも評価された新鋭監督”ってことになるみたいやね。

そんな作品には、声優として人気(?)の子が主演のひとりとして出演してて、ひょっとしたら、そっちの方で注目なのかもね...........って言っても、そちらの方はまったく知らないんで、個人的には“?”な感じなんやけど(笑)

ということで、そんな作品の感想は.........................?!

-×- (マイナス・カケル・マイナス)   ★★☆☆☆   (2011年)

監督:伊月 肇

出演:澤田俊輔、寿 美菜子、長宗我部陽子、大島正華、谷口勝彦、河合良平、品川大樹、きく夏海、古賀 葵、平本敬也

安アパートに暮らすタクシー運転手の男、両親の離婚で引っ越したばかりの中学生の女の子、大阪の郊外の町を舞台に、そんな二人の日常を切り取る.........ってなドラマ?!

ひょんなことから、乗客として乗せた女性の家に上がり込む男の当惑、親の離婚という現実のなかで佇む思春期の女の子の苦悩、そんな別々のエピソードを使って、どこか上手くいかない人生のやるせなさと、明日に向って芽生える“かすかな希望”をってことなんかな。

う~ん、やりたいことは分からんでもないんやけど、何か違うんよね。どこかで見たような撮り方で、どうもスタイルにこだわりすぎてて、肝心のドラマの演出が甘いために、結果的にマッタリとした“ユルさ”しか残らん印象やった。

若手監督の作品ってことで、将来性をかって“青田買い”で試す覚悟やったらエエんやけど、作品自体の評価としては、正直ちょっとキツかったかなぁ.................?!(苦笑)

2013年12月 9日 (月)

『ウェイストランド』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品を監督してるローワン・アトリーってひとは、これが長編デビュー作になるらしいんやけど、ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードやロンドン映画祭で賞にノミネートされたりして、注目されたみたいやね。

でもって、そんな作品で主演を務めるルーク・トレッダウェイくんも、注目の若手イケメン俳優で、デビュー作の『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』って作品で話題になったんやけど、『タイタンの戦い』なんかに顔を出しつつ、小粒な作品でキャリアを積み重ねてるみたいやね。アンジェリーナ・ジョリーの監督作(日本軍の捕虜になったイギリス兵を描いた話)にも出演してるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ウェイストランド / The Rise   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ローワン・アトリー

出演:ルーク・トレッダウェイ、ティモシー・スポール、イヴァン・リオン、ジュラルド・カーンズ、マシュー・ルイス、ニール・マスケル、ヴァネッサ・カービー

麻薬の密売組織にハメられ、1年間の刑務所暮らしとなり、出所してきた男は、3人の親友を誘い、復讐の計画を立てるのだが........ってなサスペンスもの?!

警察に逮捕された主人公が、犯行の一部始終を自白するってな形式で語られるドラマは、それなりにヒネリもあって、悪くはなかったかな。

作りとしては、イギリス期待の若手俳優を前面に出しつつ、さりげなくティモシーおじさんが脇でスパイスになるってな感じかな。まぁ、個人的にそのスパイスの利き具合がたまらんかったんやけど!?(笑)

ドラマとしては、想定の範囲内で展開するため、それほどの驚きはなかったものの、オリジナル脚本で監督としもこれが長編デビュー作やってことを考えれば、十分に意欲は伝わってくるんで、評価できるんと違うかな。

とりあえず今後に期待ということで.............ね!?

2013年12月 8日 (日)

『オーバードライヴ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品で主演を務めるドウェイン・ジョンソンといえば、かつてはプロレスラーとして人気やったひとで、どうも引退宣言はしてないらしいやけど、ここ数年は完全に俳優としてメシをくってるみたいやね。

調べたところ、父親が人気プロレスラーで、母方のおじいちゃんもプロレスラーやったらしい。実際のファイトを見たことはないんやけど、レスラー時代もしゃべりが一級品やったらしく、まぁ、アメリカのプロレスは演技力が必要なわけで、俳優って職業も、それほどかけ離れたものではないのかも。

そんなわけで、作品の感想は..............................?!

オーバードライヴ / Snitch   ★★★☆☆   (2013年)

監督:リック・ローマン・ウォー

出演:ドウェイン・ジョンソン、バリー・ペッパー、スーザン・サランドン、ジョン・バーンサル、マイケル・K・ウィリアムズ、メリーナ・カナカレデス、ナディーン・ヴェラスケス、ラフィ・ガヴロン、ベンジャミン・ブラット、デヴィッド・ハーバー

別れた妻と暮らす息子が、親友による虚偽の密告で麻薬の密売人として逮捕されて刑務所に入れられてしまう。何とか息子を助けだすため、父親は自ら麻薬組織に入り込み、麻薬取締局の捜査に協力するのだが............ってなサスペンスもの?!

離婚によりこじれた親子の絆、それでも息子を愛するオヤジの気持ちは強く、困難にも果敢に立ち向かうってなことで、かつては“ロック様”と呼ばれたドウェインくんが主演となると、ゴリゴリの肉体派のアクション映画かと思いきや、これ、ちょっとシリアス系のサスペンスなんよ。

細かい演技力云々については、いろいろと言いたいこともあるんやけど、ただ、“最愛の息子のために命を張るオヤジ”っていう主人公のキャラには、いい具合にハマってた。

ちょっとデキすぎた話にはなってるんやけど、それでもシリアスに頑張るドウェインくんの熱演は、それなりに好印象やったね。

しかし、それにしても相変わらずな邦題やよなぁ。麻薬犯罪について、アメリカでは逮捕されても他の関係者を密告すれば刑が軽くなるっていうのがテーマやから“snitch(=密告者)”っていう原題になってるのに、それをカタカナで“フル回転”ってする意味って、なんなんやろ(苦笑)

いかにもアクションでガンガン行きまっせっていう雰囲気を出すのは、作品を理解した上でのセンスとは、到底、思えないんやけどなぁ.............う~ん、なんかヤリきれんよね........?!

2013年12月 7日 (土)

『キャリー』

今日は、劇場で公開されてた作品のなかから、ホラーのリメイクものをひとつ、ご紹介♪

“キャリー”と言えば、スティーヴン・キングの原作で、70年代なかばにブライアン・デ・パルマの監督作で、アカデミー賞の主演女優賞と助演女優賞にまでノミネートされた作品やんね。

ストーリーもさることながら、ビジュアル的にはかなりのインパクトで、話題になったんやけど、それを今回、クロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクするってことで、ちょっと期待してたんよ。

当初は、もう少し早めに公開になる予定やったのが、どうもハロウィン・シーズンに合わせるといった理由らしく、秋までのびのびになってたんやけど、あのキュートなクロエ嬢が血みどろに........ってなことで、かなり前から騒がれてたっけ。

ということで、そんな作品の感想は......................?!

キャリー / Carrie   ★★★☆☆   (2013年)

監督:キンバリー・ピアース

出演:クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア、ジュディー・グリア、ポーシャ・ダブルデイ、アレックス・ラッセル、ガブリエラ・ワイルド、アンセル・エルゴート、サマンサ・ワインスタイン、シンシア・プレストン

妄信的にキリスト教を信じる母親に厳しく育てられ、学校ではクラスメートからイジメにあっていた女の子は、プロムに誘われ、戸惑いながらも喜ぶのだが.........ってなホラー映画のリメイクもの?!

家では母親に虐待され、学校ではイジメられる、周囲に怯えながら、どん底の日々を過ごす女の子に訪れた、夢のような時間、そしてそれが狂気に変わる..........ってなわけで、デ・パルマ版をリスペクトしつつ作られてる感じなんかな。

オリジナルをレンタルして観たのが4年ほど前のことなんで、細部までは覚えてないし、時代が経ってるだけに単純な比較はどうかと思うものの、印象としては、今回のはちょっとエンタメ感が強くなって、ホラー要素が弱い気がしたね。

それでも、母親役のジュリアンくんは、アブナイ匂いをプンプンさせてて、オリジナル版とそん色ないくらいに、結構なインパクトやった(笑)

まぁ、あえてこれをリメイクせんでも、って気は多少なりともするんやけど、個人的にはクロエ嬢が活躍してりゃ、それなりに楽しめてもうたりして、そういう意味では、まぁ、ボチボチとってとこやったね?!

2013年12月 6日 (金)

『劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

いやぁ~、『劇場版 SPEC~結~ 漸の篇』が公開された時点で、まだ最終版ができあがってないって舞台挨拶で言ってたらしく、ちゃんと公開日までに編集が終わるのかどうか、ちょっと心配してたんやけど、なんとか無事に完成したみたいやね(笑)

すっかり堤くんのワルノリの虜になってもうて、結末を見届けんことにはモヤモヤが晴れんってことで、公開一週目にソソクサとシネコンに向かったってわけ。

そんなわけで、完成品の感想は..................................?!

劇場版 SPEC~結~ 爻ノ篇   ★★★☆☆   (2013年)

監督:堤 幸彦

出演:戸田恵梨香、加瀬 亮、北村一輝、向井 理、大島優子、遠藤憲一、栗山千明、田中哲司、竜 雷太、有村架純、神木隆之介、福田沙紀、浅野ゆう子、イ・ナヨン

“人類最後の日”がついにやって来て。それを望むものと、抵抗するものがハゲしく対立するのだが........ってなわけで、シリーズ最終章のオーラスってね?!

いやぁ~、ついに終わってもうたねぇ。最後の最後まで、調子よくワルノリをかました堤くんのブレないところは、まぁ、評価するかな(笑)

キャラ立ちしまくりの登場人物を上手く使いながら、基本的には“ショーモない路線”を突き進みつつも、シリーズの幕引きってことで、なぜか感動的な雰囲気を作り出してみたり、意外とドラマとしては深いものがあるってのが、惹かれる理由なのかもなぁ。

竜おじさんは前篇でオサラバやったのが、ちょっと残念ではあったんやけど、加瀬くんと戸田くんの抜群の“コンビ愛”が、ラストまで盛り上げてくれて、ナイスやったね。

まぁ、終わり方については、感じ方は人それぞれやとは思うんやけど、チマチマしたところから始まった話が最後はスケールでっかくってことで、個人的にはアリかなぁって思ったよ。

2013年12月 5日 (木)

『ヒステリア』

今日は、ちょっぴり驚き(?)の歴史ドラマをひとつ、ご紹介♪

何の歴史かって?いや、それが電動ヴァイブレーターで...........っていうと、微妙な反応が起こりそうなんやけど、この作品にエロはないんで、その点は安心(?)して欲しいんよ。

で、主演はっていうと、期待されながらも映画ではなかなかヒットに巡り合えない、イギリスのイケメン俳優ヒュー・ダンシーくんで、アメリカ人である監督さんが、彼のブロードウェイでの舞台を見て、キャスティングを決めたらしく、どうやら舞台で活躍してたらしい、って聞いて、なんかホッとしてもうた(笑)

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ヒステリア / Hysteria   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ターニャ・ウェクスラー

出演:ヒュー・ダンシー、マギー・ギレンホール、ジョナサン・プライス、ルパート・エヴェレット、フェリシティ・ジョーンズ、ジェマ・ジョーンズ、シェリダン・スミス

19世紀末に医学的な理由で作り出された電動ヴァイブレーターの誕生秘話と、それにまつわるドラマを描いた、事実に基づくコメディ調のラブ・ストーリー?!

最新の学説による治療をしようとする若い医師は、体質の古い病院で上司と衝突し、長続きしなかったのだが、女性のヒステリーへの治療を行う婦人科で雇ってもらえることに。そこではヒステリーの治療として、女性の生殖器へのマッサージを行っていた........ってなことで、ちょっぴり刺激的(?)な題材を使いながら、当時のイギリス社会を背景に、ロマンスやコメディを交えて、なかなか楽しいドラマが展開するんよね。

現代に暮らす立場からすれば、なんとも滑稽な話ではあるんやけど、そんなギャップをうまく活かしながら、どこかコミカルで、それでいてフェミニズムの台頭といった社会に切り込みつつ、惹かれあう男女の恋の物語になってるところがナイスやった。

まぁ、主要キャストにイギリス人俳優を使いながらも、唯一アメリカ人のマギーくんを重要な役どころで起用したあたりがアメリカ人監督やなぁって思ったりもするんやけど、キャスティングとしては悪くはなかったかな。

ちょっぴりイロモノのような感じがするものの、実はイケてる恋愛ドラマ、派手さはないものの、なかなか興味深い作品やったね!?

2013年12月 4日 (水)

『最初の人間』

今日は、イタリア人監督によるフレンチな作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アルジェリア生まれのフランス人作家アルベール・カミュの自伝的小説を映画化したものなんよね。カミュと言えば、内容はあまり覚えてないんやけど、学生の頃に「異邦人」って作品を読んだっけなぁ。

戦後最年少の若さでノーベル文学賞を受賞したひとらしいんやけど、この自伝的小説を執筆中に交通事故にあって亡くなってもうたらしく、未完の作品になってもたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

最初の人間 / Le Premier Homme   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ジャンニ・アメリオ

出演:ジャック・ガンブラン、カトリーヌ・ソラ、トゥニ・ポタリデス、マヤ・サンサ、ジャン=フランソワ・ステヴナン、ニコラ・ジロー

作家として有名になった男は、住んでいるパリを離れ、久しぶりに母の住む故郷のアルジェリアに戻ることに。フランスからの独立運動が盛んになりつつある不安定な政情のなか、男は幼少期の思い出とともに、祖国の未来を憂うのだが...........ってな自伝的小説をモチーフにした映画?!

宗主国であるフランスに反発するアラブの人々、それを抑え込もうというフランス側の世論、そんな50年代後半の緊迫した状況のなか、フランス系アルジェリア人として、“故郷”を想う気持ちを伝えようとした男の姿を映し出した、ちょっとノスタルジックなドラマってね。

貧しかった幼少期、苦労しながらも、生き生きと蘇える大切な思い出、アルジェリアという国の置かれた状況を背景にしつつ、淡々と描かれるドラマは、とっても地味な作りなんやけど、なかなか味わい深いものがあったかな。

主演のジャックおじさんが、相変わらず渋い魅力を発揮してて、さりげない表情のなかに苦悩や悲しみが出てたりして、なんかエエんよね。

自分の子どもの頃の思い出が、思わず頭をよぎったりする、そんな作品は、小粒ながら良心的なデキやった?!

2013年12月 3日 (火)

『オチキ』

今日はインディーズ系の邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、ちょっと前に紹介した『うそつきパラドクス』を監督したひとと同じなんよ。別に、この前のが気に入ったんで、過去作品を当たったってことやなくて、たまたま『モテキ』に対抗して(?)“オチキ”なるものを作った風なところが気になっただけなんやけどね(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

オチキ   ★★☆☆☆   (2012年)

監督:吉田浩太

出演:木乃江祐希、関 寛之、安保優一、及川莉乃、太田正一、澁川智代、清野菜名、工藤啓太

ライブハウスでの単独ライブが決まったストリート・ミュージシャンの女、芸能プロダクションで新人のスカウトをする男、それぞれの人生の転落を描いたドラマ?!

そこそこの人気で固定ファンもいて、順調だったのに、妊娠が発覚したことで、彼氏には自分の子どもではないと言われ、“父親”である雑誌の編集者には冷たくされ........ってな感じで、どん底に転がり落ちる様子をシニカルにってなとこなんやろね。

何をやっても上手くいかない、そんな時ってあるもんで、それを“オチキ”ってことでドラマにするってのは、アイデアとしては悪くないんやけど、演出やとは分かっていても、“人気の”歌ってのが下手すぎて、かなりイライラしてもうた(苦笑)

男と女、ふたつのエピソードを並行的に差し込み、それを絡み合わせるという構成は、それなりに工夫されてるんやけど、作品全体の印象としては、低予算のインディーズ系作品と分かって観てるわけやけど、それでもあまりキラリと輝くものは感じられんかったかな。

2013年12月 2日 (月)

『裏切りのスナイパー』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、フランス、イタリア、ベルギー合作の犯罪ものをひとつ、ご紹介♪

監督のミケーレ・プラチドさんは、俳優として70年代後半からイタリアで活躍してて、ちょっと前にジュゼッペ・トルナトーレ監督の『シチリア!シチリア!』に出演してたっけ。最近は監督業も頑張ってるみたいで、今回はフランス人俳優を主演に迎え、メガホンを取ってるらしい。

そんな作品は、劇場では未公開なんやけど、どうやら9月にWOWOWで放送されてたんやって。まぁ、そんな有料放送には縁がないんで、まったく知らんかったんやけどね(苦笑)

というわけで、作品の感想は..........................?!

裏切りのスナイパー / Le Guetteur   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ミケーレ・プラチド

出演:マチュー・カソヴィッツ、ダニエル・オートゥイユ、オリヴィエ・グルメ、フランシス・ルノー、ジェローム・プーリー、ニコラ・ブリアソン、アンリ・ホベール

銀行を襲って大金を手にした強盗たちは、逃げる際に待ち伏せていた警官隊と銃撃に。仲間に腕利きのスナイパーがいたことで、何とか逃げ切るのだが、数日後、何者かによる告発で、スナイパーの男だけが警察に逮捕され..........ってな、フレンチ系のクライム・サスペンスもの?!

虐殺された女弁護士、消えた金、殺された仲間、事件の黒幕を必死に追いかける男と、そんな彼を捕まえようとする警察、その結末は..........ってなことで、そこそこ緊張感のあるドラマが展開してたかな。

てっきりオートゥイユおじさんとカソヴィッツくんの対決..........かと思いきや、途中でオートゥイウユおじさんが消えてる時間があって、ちょっとテンションが続かん感じやったかな。

しかし........オートゥイユおじさんの顔を見て、過去の出演作から思わず“裏切りの~”って付けてもうたんかもしれんけど、原題は“監視兵”であって、厳密に言えばスナイパーの彼は“裏切ってない”んよなぁ.......................?!(苦笑)

2013年12月 1日 (日)

『すべては君に逢えたから』

いよいよ12月ってことで、今日は劇場で公開中の作品のなかから、クリスマス・シーズンを狙った邦画をひとつ、ご紹介♪

いやぁ~、それにしても11月の末にもなると、そこらじゅうでイルミネーションが始まって、この“世の中の浮かれ具合”ってどうなんよ...........なんて、サエナイ日々を送るオヤジは、思わずグチってまうくらいに身も心も寒々しいんよ(笑)

そんななか、東京版『ラブ・アクチュアリー』を目指して作られたのが、この作品なんやって。ってことは、首相のアベちゃんでも出てくるんかって思ったら、さすがにヒュー・グラントのようにはいかんってことらしい??

なんて、どうでもいい前フリをしつつ、肝心の作品の感想は.....................?!

すべては君に逢えたから   ★★★☆☆   (2013年)

監督:本木克英

出演:玉木 宏、高梨 臨、木村文乃、東出昌大、時任三郎、大塚寧々、倍賞千恵子、本田 翼、小林稔侍、市川実和子、甲斐恵美利、山崎竜太郎

東京駅の近くでケーキ屋を営む女性、病気で余命宣告され会社を辞めた男、東京と仙台で遠距離恋愛をするカップル、売れない女優の卵、広告会社の社長、孤児院で暮らす女の子.........クリスマス・イヴに向けて、それぞれのドラマが......ってなラブ・ストーリー?!

恋人同士やったり、親子やったり、いろんな形の“愛”を描くってことなんやけど、まぁ、アリがちと言えばアリがちやわね(苦笑)

確かに、ところどころ涙腺を刺激するものはあったんやけど、なんか盛り上がりきる前に安っぽいオチが来る感じで、ちょっと中途半端な気はしたね。

東京駅開業100周年の記念映画ってことらしいんやけど、出だしで駅をフィーチャーしてる割には、すべての話が東京駅に絡んでるわけやないってのも、なんか徹底してないよなぁ.............(苦笑)

キャスティングで言うと、個人的には高梨くんの雰囲気がナイスやったかな。本田くんは...........カワイらしいんやけど、演技はちょっと...................まぁ、別にシリアスな作品をやってるわけやないんで、そこまでダメだしするほどのもんでもないんやけど。

この手のは作品は、どうしても“作り込み”過ぎると興ざめしてまうんやけど、ちょっとその傾向があったかな。まぁ、結構、周りからすすり泣く音が聞こえたから、それなりにクリスマスに向けて、デート・ムービーにいいのかも。

あぁ、特に今年もクリスマスに縁がなさそうなオヤジ目線で観るから、イマイチ乗りきらんってことなんか.............納得?!(苦笑)

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