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2014年1月

2014年1月31日 (金)

『桜、ふたたびの加奈子』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

広末涼子って、キャリアの長さの割に役者としての成長がなく、過大評価されてる女優のひとりやと個人的に思うんよ。これで過去5回も日本アカデミー賞なる賞にノミネートされてるってことに驚くんやけど、まぁ、日本アカデミー賞の存在価値そのものに懐疑的な立場からすると、その意味を証明してるってことなんかもしれんね(笑)

特に、“あの『おくりびと』の広末涼子が~”なんて言われた際には、あの作品の価値はあんたのおかげやないんやでって、ツッコミを入れるのも最近はアホらしくなってきてたりして。

そんなわけで、この作品の予告を映画館で目にしたときは、なんとなくオモロそうな話やなぁって思いつつも、相方も含めて、このキャスティングはないよなぁ..........って感じやったんよね(苦笑)

そんなわけで、先入観バリバリで鑑賞した作品の感想は........................?!

桜、ふたたびの加奈子   ★★☆☆☆   (2012年)

監督:栗村 実

出演:広末涼子、稲垣吾郎、福田麻由子、江波杏子、高田 翔、吉岡麻由子、西岡 航、太田しずく

小学校の入学式の日に、幼い娘を交通事故で亡くした若い夫婦。妻は娘の死を受け入れることができず、苦しんでいたが、偶然知り合った妊娠中の女子高生を見て、彼女のお腹の子が死んだ娘の生まれ変わりだと思い込むのだが..........ってなドラマ?!

喪失と再生ってのがきっとテーマになってるんやとは思うんやけど、なんともサエないドラマに仕上がってもうてたね。どういうセンスなのかは分からんのやけど、音楽の使い方が妙な感じで、なんやホラー調になってるのには驚いてもうたよ(苦笑)

そんでもって、主演のふたりを含め、出てるみなさん、必死になって“セリフを語ってる”風で、演出をしてるひとの力量なのか、それとも役者のみなさんの腕前なのか、まぁ、何とも言えんのやけど、見事なダメっぷりやった(笑)

結局のところ、何がやりたかったのか、よう分からん、中途半端な“ままごと”ドラマやったね。ご苦労さんでした?!

2014年1月30日 (木)

『ハリーとトント』

今日は、ちょっと古めのところで70年代の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を務めてるアート・カーニーは、『ゴッド・ファーザーPartⅡ』のアル・パチーノや『チャイナタウン』のジャック・ニコルソンを抑えて、1974年のアカデミー賞で主演男優賞を受賞してるんよ。

別の作品で全米批評家協会賞の主演男優賞を受賞したり、ヴェネチア国際映画祭で賞を獲ったりしたみたいなんやけど、それ以外では、メジャーになりきれんかったのかも知れんね。

監督のポール・マザースキーってひとは、元々は脚本家として有名になったらしく、アカデミー賞にも何度かノミネートされた経歴があって、その後は俳優としても、チョコチョコと出演してるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

ハリーとトント / Harry And Tonto   ★★★☆☆   (1974年)

監督:ポール・マザースキー

出演:アート・カーニー、エレン・バースティン、チーフ・ダン・ジョージ、ラリー・ハグマン、ジェラルディン・フィッツジェラルド、メラニー・メイロン、ハーバート・バーゴフ

NYの住み慣れたアパートが取り壊しになり、住む場所を失った老人は、郊外に住む息子の家に居候するが、落ち着くことができず、愛猫のトントを連れて、シカゴの娘のところに向かうのだが..........ってなロードムービー?!

人生を振り返りながら、後ろ向きに生きていた男が、旅の途中で様々な人々と出会い、新たな人生を歩みだす様を描くんよね。

この作品の特徴は、やっぱりアカデミー主演男優賞を受賞したカーニーくんの存在やろなぁ。猫を見つめる優しい目、そして穏やかな微笑みに、さりげない薀蓄とその語り口、人柄がにじみ出てるところに、何や不思議な“癒し”を感じてまうんよね!?

それぞれの世代の、色々な悩みに触れながら、人生を切り取りつつも、さりげなく観るものを話しに誘う..............あぁ、なんや無性に旅に出たくなってきてもうたよ(笑)

2014年1月29日 (水)

『クロニクル』

今日は、低予算で作られたものの、思わぬヒットになったっていう作品をひとつ、ご紹介♪

これ、若干27歳の新人監督さんが、キャリアの浅い若手俳優を使って、限られた予算で撮影したSFものでありながら、なぜか全米初登場1位を獲得したっていう、話題作なんよ。

この作品での手腕が評価されて、どうもマーヴェル・コミックのヒーローもの“ファンタスティック・フォー”の仕切り直し版の監督に決まったらしい。主演の3人も、これがキッカケで話題作にキャスティングされてるらしく、いろんな意味で注目の作品ってみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

クロニクル / Chronicle   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ジョシュ・トランク

出演:デイン・デハーン、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン、アシュリー・ヒンショウ、マイケル・ケリー

学校ではイジメられ、家ではアル中の父親に虐待されていた高校生の青年は、同級生のいとこと一緒に行ったパーティの会場で、地面に開いた穴を見つけ、もう一人の友人と中を探検することに。そこで見つけた不思議な物体に触れたことで、3人に特殊な能力が備わり..........ってなSFもの?!

物を自在に操り、空も飛べるようになり、その能力を使って悪ふざけをしていたが、強力になる力によって、思わぬ事態に........ってなことで、もしある日突然、高校生が超能力を身につけたらどないするかってところから、ちょっとビターな終わりまで、アイデアを駆使して、ウマく話を膨らませてあったね?!

いきなりスーパーマンみたいになって、人助けをしだすっていうような安易なヒーローものにせず、屈折した思春期の高校生ならどないするっていう目線で作り込んであるあたりがエエんやろなぁ。

確かに低予算で作られたってことで、作品としての完成度は“もう一息”なところもあるんやけど、アイデアで勝負っていう潔さは、なかなか悪くなかったね!?

2014年1月28日 (火)

『くそガキの告白』

今日は、ちょっとマイナーな邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、主役を務めてるのはキングオブコメディっていう名前のお笑い芸人コンビのひとりなんやって。キングオブコントっていうコント芸人のNo.1を決める番組で優勝したらしく、それなりに実力のある芸人さんってことなんかな?!

まぁ、あまり最近のお笑いには詳しくないんで、どの程度スゴイ芸人さんなんかは知らんのやけど、かなりインパクトのある顔は、確かにどこかで見たことがあるなぁって思ったよ。

そんな芸人が前面に出た作品には、正直、あまり期待してなかったんやけど、パッケージのコメントのひとつに、園 子温監督が「本気で嫉妬した!」ってのがあって、あの園監督にそう言わせる作品ってのは、どんなもんなんやろうって気になって、レンタル屋で手にしたってわけ。

ということで、そんな作品の感想は............................?!

くそガキの告白   ★★★☆☆   (2011年)

監督:鈴木太一

出演:今野浩喜、田代さやか、辻岡正人、石井トミコ、今井りか、仲川遙香、北川ひろし、高橋健一

映画監督になるという夢を持ちつつも、一向にその夢が叶う気配もなく、すでに映画監督になっている親友の作品の撮影現場でメイキング映像を撮っていた男は、その作品に脇役で出演してた売れない女優に心惹かれるのだが...............ってなコメディ調の青春(?)映画?!

コンプレックスの塊で自分に自信が持てず、30歳になっても母親にすがり、半分ニートのような生活をしていた男が、ひとつの恋をきっかけに劣等感を拭い捨て、自分と向き合うことで変わり始めるってなことで、いやぁ~、見事な弾けっぷりやったね(笑)

芸人が主役をやるって時点で、またまた中途半端な、笑いに走ったグタグタな作品かって思ったんやけど、ブサイク顔で鬱屈した思いを熱くブチかます今野くんの演技は悪くなかったし、かなり見応えがあったかな。

まぁ、B級なテイストであることに変わりはないんやけど、“作品の持ってるエネルギー”というか、“勢い”はかなりのもんやったよ。

エンディングに向けての突きぬけた疾走感は、同じように燻ってるモテない男には、なんや心地よく胸に響くんよなぁ..............なんて?!(笑)

2014年1月27日 (月)

『ウェンディ&ルーシー』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、インディーズ系をひとつ、ご紹介♪

マイナーな作品ではあるんやけど、主演はミシェル・ウィリアムズっていう、プチ豪華(?)な一品なんよ。でもって、作品自体もインディペンデント・スピリット賞で作品賞と主演女優賞にノミネートされたってことで、そこそこ注目されてたらしい。

ミシェルくんといえば、『ブロークバック・マウンテン』で注目され、『シャッター アイランド』『ブルーバレンタイン』『テイク・ディス・ワルツ』なんて作品に出演してる中堅の実力派の女優さんってとこかな。

個人的には、マリリン・モンローを演じてみせた『マリリン 7日間の恋』での妖艶なキュートさが秀逸やったなぁって思うんやけどね(笑)

そんなわけで、作品の感想は.................................?!

ウェンディ&ルーシー / Wendy And Lucy   ★★★☆☆   (2008年)

監督:ケリー・ライヒャルト

出演:ミシェル・ウィリアムズ、ウォーリー・ダルトン、ウィル・パットン、ジョン・ロビンソン

仕事を探すために、愛犬ルーシーを連れて車でアラスカに向かっていた若い女は、途中の町で車が故障し、更にスーパーで万引きしたところを捕まり、警察に連行されている間に、愛犬ともはぐれてしまい.......ってなドラマ?!

見知らぬ町で、お金もなく、旅の友だった犬もいなくなり、途方に暮れる主人公が、必死になって犬を探す様子を描いてるんやけど、いたってシンプルなストーリーの中で、主人公のミシェルくんの感情を、じっくりと映そうってな感じの作りなんやと思う。

まぁ、どうってことのない内容なんやけど、そんな単調なドラマの中で、ささやかな人の優しさや、辛い現実に打ちひしがれる若者の切ない感情ってのが出てるあたり、なかなかやったかな。

カメラの中心には常にミシェルくんがいて、そんな彼女の魅力を引き出すための作品ってことで、インディーズ系ならではの作り方かもね?!

2014年1月26日 (日)

『7番房の奇跡』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、韓国映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、韓国のアカデミー賞にあたる大鐘賞なる賞で最優秀主演男優賞、最優秀企画賞、最優秀シナリオ賞、審査員特別賞の4部門を制したんやって。

“韓国歴代第3位の興行成績”やとか、“韓国で4人に1人が鑑賞”したなんて宣伝文句を見て、思わず「またいつものやつかっ」って呟いてもうたんやけど、この作品、泣けるっていう評判を聞いて、心身共にお疲れな今日この頃、オヤジの乾いた心を涙で潤したろか、ってな気分になって、隣駅のシネコンに向かったってわけ(笑)

ということで、そんな作品の感想は.......................?!

7番房の奇跡 / (ハングル)   ★★★☆☆   (2013年)

監督:イ・ファンギョン

出演:リュ・スンリョン、カル・ソウォン、パク・シネ、チョン・ジニョン、オ・ダルス、キム・ジョンテ、パク・ウォンサン、チョン・マンシク、キム・ギチョン

知的障害を持つ男は、貧しいながらも、かわいいひとり娘と一緒に幸せな日々を送っていた。ある日、ふとしたキッカケで、彼は誘拐殺人の容疑で逮捕され、死刑を宣告されてしまうのだが............ってな、コミカルでちょっと切ない親子の物語?!

刑務所の中で娘を想い続ける父親と、突然、父親がいなくなって寂しい思いをする娘、そんなふたりの再会のために、同房の囚人たちや刑務所の所長たちが協力し........ってなことで、上手い具合にメリハリをつけて話を盛り上げてたかな。

まぁ、確かに、この手の韓国映画にありがちな流れで、かなり“ヤリすぎ”感はあるんやけど、娘役を演じてるカル・ソウォンの演技が秀逸で、子どもらしい無邪気さと、そんでもって父親への健気な愛情のようなものに、“泣きのツボ”を刺激されまくってもうて、オヤジの涙腺は決壊してもうたよ?!(笑)

主役の親子以外にも、脇役のキャラが程よく立ってて、一本調子にならなかったところが、適度にバランスが取れて、良かったのかもね。

おススメできる作品かなぁと思いつつ、冷静に考えるとツッコミどころも多く、少しベタすぎるのと、子どもで泣かすのは反則(?)ってことで、控えめに3つまで.........想像したよりもナイスやったんやけどね!?

2014年1月25日 (土)

『マジック・マイク』

今日は、監督業を引退するって宣言して話題になってたソダーバーグ監督の作品をひとつ、ご紹介♪

これ、もちろんソダーバーグが撮ったってところが注目ポイントのひとつではあるんやけど、それ以上に“何気に今、ハリウッドで注目されてる俳優”が出演してるって点も忘れたらアカンってね?!

それが誰かというと.................そう、マシュー・マコノヒーなんよ.............って言うと、どこかしこから“オイオイ”ってツッコミが入りそうなんやけど、彼、どうやら最近、ブレイク気味な気がするんよ。

そもそもは、『リンカーン弁護士』あたりで、どこか吹っ切れた(?)演技が好評になって、それに続くこの作品でも、脇役でありながら、その演技が高く評価され、新作の『ダラス・バイヤーズ・クラブ』では、ついにアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたんよね。

ペネロペ・クルスと砂漠でじゃれ合ってた頃は、演技も私生活も“軽薄なチャラ男”としてブイブイ言わせてたマシューくんが、こんなに立派になって...................涙(笑)

そんなわけで、作品の感想は.......................?!

マジック・マイク / Magic Mike   ★★★☆☆   (2012年)

監督:スティーヴン・ソダーバーグ

出演:チャニング・テイタム、アレックス・ペティファー、マシュー・マコノヒー、マット・ボマー、オリヴィア・マン、コディ・ホーン、アダム・ロドリゲス、ジョー・マンガニエロ、ガブリエル・イグレシアス、ライリー・キーオ

昼間は建築現場で屋根の瓦葺きをしている男は、夜はスポットライトを浴びて、ステージの上でストリップ・ショーをやっていた。たまたま昼間の仕事で知り合った若者をショーに引きこみ、世話をやくうちに友情が深まるのだが........ってなドラマ?!

ストリッパーとして人気を得て、それなりに充実した日々を送っていたが、ひとりの女性と出会い、惹かれるうちに、心のなかに迷いが.........ってな感じで、ちょっと特殊な世界を題材に、夢や友情、そして恋について語ってるんよね。

この作品、自らの体験を基に主役を演じるチャニングくんのキレキレの踊りもスゴイんやけど、クラブのオーナー役で出てるマシューくんの存在感がなかなかの味わいなんよ。胡散臭さとカリスマを備えた役どころで、いい感じでスパイスになってた。

全体の感想としては、どちらかと言うとシリアスものが多いソダーバーグが、男性ストリッパーをネタに、エンタメ系の作品を作ったっていう意外性はあるんやけど、内容的には少し一本調子なところがあって、盛り上がりに欠ける感じで、ちょっとキレがなかった気がするね。

それに、どうも終わり方が安易に思えて....................まぁ、ボチボチのデキではあるんやけど?!

2014年1月24日 (金)

『千年の愉楽』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品は、不慮の事故で亡くなった若松孝二監督の遺作となったんよね。ピンク映画から監督としてのキャリアをスタートさせ、反体制の姿勢を貫いたその姿は、反骨の映画人なんて表現されたりもしてるらしい。

その作品は、いつも独特の個性を放っていて、評価はひとそれぞれやとは思うんやけど、すべての作品が好きというわけではないものの、個人的には嫌いやなかっただけに、その早すぎる最後は、とっても惜しかったなぁって思うんよ。

というわけで、そんな少しセンチメンタルな気持ちを感じながら鑑賞した作品の感想は.............?!

千年の愉楽   ★★★☆☆   (2012年)

監督:若松孝二

出演:寺島しのぶ、佐野史郎、高良健吾、高岡蒼佑、染谷将太、井浦 新、石橋杏奈、月船さらら、地曵 豪、山本太郎、原田麻由、増田恵美、水上竜士、渋川清彦、大西信満

海に面した小さな集落に暮らすある一族の男たちは、その生まれ持った艶やかさで女たちを虜にし、色恋沙汰が原因で短い生涯を送っていた。そんな男たちの儚い生き様を、産婆として彼らをその手で取り上げた女は、ずっと見守っていた.........ってなお話?!

同じ一族の血を持つ3人の男の姿を通して、散っていく命の刹那を客観的な視点から表現するってとこなんかな。

キャスティングの構図としては、3人の若手俳優の演技を寺島くんの存在感でピシッと締めて、そこに佐野くんがサポートしてバランスを取ってたね。

コーラくんは、見た目でいえば、まさに役柄どおりの男前で、監督さんがキャスティングしたかった気持ちは分かるんやけど、相変わらず演技に深みがなぁ.................(苦笑)

高岡くんは、プライベートでの問題にめげず、頑張ってたかな。特に山本くんとのツーショットは、作品とは関係のない別の意味で、少しドキドキして盛り上がってもうた(笑)

そんな冗談はさておき、作品としては、それなりに文学的な雰囲気が漂った作りになってて、悪くはないんやけど、モテないオヤジのひがみか、もうひとつ胸に響くものがなかったかな?!

2014年1月23日 (木)

『ブルーノのしあわせガイド』

今日は、イタリア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国イタリアでは、かなり評判になったらしいんよ。イタリアのアカデミー賞に当たるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、惜しくも受賞はならなかったものの主演男優賞や助演女優賞、脚本賞でノミネートされたらしく、新人監督賞は受賞したんやって。

主演のファブリッツィオ・ベンティヴォリオって役者さんは、ヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞したこともあったりして、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞も主演男優賞と助演男優賞の2回、受賞してるひとで、以前に紹介した『まなざしの長さをはかって』って作品にも出てたんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

ブルーノのしあわせガイド / Scialla !   ★★★★   (2011年)

監督:フランチェスコ・ブルーニ

出演:ファブリッツィオ・ベンティヴォリオ、フィリッポ・シッキターノ、アリアンナ・スコンメニャ、バルボラ・ボブローヴァ、ヴィニーチョ・マルキオーニ、ジュゼッペ・グアリーノ、プリンス・マヌベジヤ、ラファエラ・レボローニ、ジャコモ・チェッカレッリ

ゴーストライターとして他人の自伝を書いている元教師の男は、執筆のかたわら、生活費を稼ぐために、自宅で子どもたちに勉強を教えていた。そんな教え子のひとりをしばらく預かることになるのだが、その子の母親とはかつて関係を持ったことがあり、彼女から彼が自分の子どもだと言われ.........ってなドラマ?!

突然、息子だと知った相手は、勉強嫌いの不良高校生、これまで独り気ままに暮らしてきた中年男は、落第しそうな息子のために、必死に勉強を教えようとするのだが.............ってなことで、前向きな明るさと丁寧なドラマ作りというイタリア映画の良さが詰まった作品やったね。

突如芽生えた親としての不器用な愛情、少しトンガリながらも、徐々に変わっていく青年の気持ち、ひとつ屋根の下に暮らしながら、互いの距離が縮まっていく様がなんかエエんよなぁ。

こんなドラマを観てると、なんや子どもが欲しくなるような.........って、物事には順番があるってか。頑張って相手を見つけんとなぁ......................なんて?!(笑)

2014年1月22日 (水)

『愛さえあれば』

今日は、デンマーク映画をひとつ、ご紹介♪

監督のスザンネ・ビアと言えば、これまでも『ある愛の風景』『アフター・ウェディング』、ちょっと前の作品では『未来を生きる君たちへ』といった作品で、その巧みな心理描写を絶賛してきたわけやけど、監督の名前を聞いて、その作品を観たいって思うくらい、ハズレのないクオリティを見せてくれてるんよね。

これまでは、どちらかと言うとシリアスな人間ドラマが多かったんやけど、今回の作品は少しコメディ要素が入ってるってことで、新境地開拓ってとこなのかも。

次作は、再びハリウッドでジェニファー・ローレンスやブラッドリー・クーパー主演の作品が公開されるんやって。それ以外でも、デンマークで2作、撮影に入る予定になってるらしく、ますます目が離せない感じやね。

というわけで、そんな監督さんの作品の感想は........................?!

愛さえあれば / Den Skaldede Frisor   ★★★★   (2012年)

監督:スザンネ・ビア

出演:トリーヌ・ディルホム、ピアース・ブロスナン、キム・ボドゥニア、モリー・ブリキスト・エゲリンド、セバスチャン・イェセン、パプリカ・スティーン、チーロ・ペトロネ、マルコ・ダモーレ

乳がんの治療を終えたばかりの妻は、ある日、自宅に女を連れ込んでいた夫の不倫現場に遭遇してしまう。信じていた相手に裏切られ、失意の彼女は、イタリアで結婚式を挙げる娘のもとに向かうため、ひとり空港に行くが、そこで娘の結婚相手の父親と出会い.........ってな、少しコメディ調の大人の恋の話?!

幸せに包まれるはずの若いふたりの結婚式、しかしそこに集まった両家の人々には、それぞれにちょっと複雑な事情があり........ってことで、南イタリアの美しい景色のなかで、どこか滑稽で甘酸っぱいドラマが展開するんよね。

これまでの監督さんの作風は、シリアスで繊細なものが多かったんやけど、あえてブロスナンくんをキャスティングして、“軽さ”を演出してくるあたり、なかなか心憎いよなぁ(笑)

人生に迷い、苦しみながらも、愛を求め彷徨う男と女.........ちょっと安っぽいのかもしれんけど、.納得のエンディングでホッコリさせられてもうたよ!?

2014年1月21日 (火)

『クロユリ団地』

今日は、ホラー系の邦画をひとつ、ご紹介♪

監督の中田くんといえば、『リング』のヒット以来、“Jホラーの巨匠”的な扱いでハリウッドにまで進出し、とりあえずは一目置かれる存在なんかな。あまり日本のホラーを観ないもんやから、個人的には特に思うところはないんやけど。

そんな監督さんの作品で主演を務める前田くんといえば、某秋元なにがしの手元を離れ(?)、“女優っぽいひと”から“女優”になろうとあがいてる(?)らしく、聞くところによると、オフは演技の勉強のために映画を観まくってるんやってね。

そんな努力は好感が持てるんやけど、観たものから何を感じ、それを自分のなかにどう取り込むかってのが重要なわけで、それは一朝一夕には身につくもんやないし、才能ってのも必要になると思うんよ...........まぁ、まだ若いんやし、頑張ればエエよ........なんて上から目線でエラそうに言ってみたりして(笑)

そんなわけで、作品の感想は......................?!

クロユリ団地   ★★★☆☆   (2013年)

監督:中田秀夫

出演:前田敦子、成宮寛貴、西田尚美、勝村政信、佐藤めぐみ、手塚理美、岩松 了、諏訪太朗、高橋昌也、並樹史朗、筒井真理子

家族と一緒に団地に引っ越してきた女の子だったが、姿を見せない隣人や、ひとりぼっちで遊ぶ少年など、その団地は何かがおかしい........ってなホラー?!

う~ん、なんやコネくり回した話やよなぁ。でもって、手が込んでる割に、どういうわけか“スゴイ”というよりもチープさばかりが鼻につくんよ(苦笑)

主役の前田くんは、頑張ろうっていう意気込みは感じられるんやけど、小手先だけの演技なもんやから、どうも空回り感がね..........まぁ、それもこれも大雑把で安っぽい演出のせいなのかも?!

それなりに恐怖を煽る展開にはなってるんやけど、話が粗すぎて、ツッコミどころ満載なホラーは、なんとも中途半端なデキやったね(苦笑)

2014年1月20日 (月)

『ゲット・ラッキー』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

これ、もともとはボチボチなキャリアだった役者が、監督になってボチボチなB級作品を作ってるっていう感じなんかな。過去の作品の内容を調べたところでは、どうやらギャングものが好きらしい........と言っても、どれも大して評価されてないみたいなんやけど..........(苦笑)

そんな作品にメインで出てるのが、最近、イギリス系の作品でチョクチョク名前を見かけるルーク・トレッダウェイくんで、この作品の出演がキャリアにどれほどの影響を与えるかってのは、ちょっと疑問ではあるんやけど、役柄からも、売り出そうっていう意気込みは感じられるよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ゲット・ラッキー / Get Lucky   ★★☆☆☆   (2012年)

監督:サシャ・ベネット

出演:ルーク・トレッダウェイ、T・J・ラミニ、エミリー・アタック、クレイグ・フェアブラス、ジェームズ・コスモ、テリー・ストーン、ジェイソン・メイザ

バツグンのドライビング・テクニックを持つ青年は、久しぶりにロンドンの街に戻って、兄や親友との楽しいひと時を過ごす。親友がマフィアのボスの金庫から金を盗むのを運転手として手伝ったことで、その手下に命を狙われ.......ってな犯罪ドラマ?!

登場人物の関係を複雑に絡めて、悪党の金を巡ってアレやコレやとってことで、やりたいことは分からんでもないんやけど、う~ん、ちょっと上手く話がまとまらんかった感じやね(苦笑)

あまりにもアッサリと人がいなくなって、強引に“因縁”を作って、必死に盛り上げようとしてるのがアリアリで伝わってくると、やっぱり観てて引いてまうやんか。

でもって、華になるハズの唯一の女性キャラが、かなり微妙な雰囲気を醸し出してまうと、ますます気持ちが入らんというか、気分が萎えるというか...............(苦笑)

そんなわけで、“人気がでるかも?”っていう期待のルークくんが登場ってことだけがウリの、ちょっとサエない作品やったね?!

2014年1月19日 (日)

『トリック劇場版 ラストステージ』

今日は、劇場公開中の作品のなかから、話題の(?)邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元アイドルやった仲間くんの人気を決定づけ、モデルあがりの阿部ちゃんのコメディ・センスを引き出した人気シリーズの最後を飾る(?)ものなんよね。

個人的にはTVシリーズは見たり、見なかったりやったんやけど、『TRICK -劇場版-』『TRICK -劇場版 2-』、そして『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』ときて、TVスペシャルなんかを挟みつつ、気づいたらついつい夢中にさせられてもうてたんよ。

なにかと“悪ノリ”したがりの堤監督にとっては、キャラの作り方からキャスティングまで、そのテイストが見事にはまったシリーズってことやったんやと思う。

そんなシリーズも14年目にしてファイナルってことで、ラストの作品の感想は.................?!

TRICK劇場版 ラストステージ   ★★★☆☆   (2013年)

監督:堤 幸彦

出演:仲間由紀恵、阿部 寛、野際陽子、生瀬勝久、東山紀之、北村一輝、池田鉄洋、石丸謙二郎、水原希子、中村育二、吉田綱太郎

海外の山奥の秘境でレア・アースの開発をしようとしている商社から、呪術師に守られた部族が抵抗している現地の調査に同行して欲しいと依頼された“天才”物理学者の上田は、自称“天才美人マジシャン”の山田を同行させ、現地に乗り込むのだが............ってな、人気シリーズの完結編?!

呪術師の“嘘”を暴き、住人を納得させるハズが、事件が次々と起こり..........ってことで、阿部チャンと仲間くん演じる凸凹コンビの謎解きが炸裂..............って感じでもないんよなぁ...........(苦笑)

例によって、前半は“これでもか”ってくらいに監督の堤くんの“悪ノリ”がテンコ盛り状態で、笑えるものもあれば、オイオイってツッコミ入れてまうようなものもあり、まぁ、ある意味“お決まり”の展開ではあったかな。

シリーズ14年間で築き上げてきた“キャラ立ち”した面々の存在感も、主演のふたりのいつも通りの掛け合いに絶妙に周囲が絡んで、それなりに楽しめるんやけどね。

ただ..........ちょっと中だるみが気になるのと、どうも終わり方が個人的にシックリとこなくて、“やっつけ感”がアリアリな気がするんよなぁ。

TVシリーズから全てを見てるファンからすれば、これで納得なのかも知れんけど、主に映画版から観てる者からすると、どうにも物足りなさがあるようで..........(苦笑)

そもそも勢い重視の作品なわけで、そこまで内容をとやかく言うもんでもないわけで、これはこれで........って気もせんでもないんやけど、ただ、ちょこっと期待してただけに、“スッキリ”とはいかんかった気がするね?!

2014年1月18日 (土)

『大脱出』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、アクションものをひとつ、ご紹介♪

かつてのライバルも、スタローンの『エクスペンダブルズ』での“まさか”の共演から、すっかり仲良しになった感じの大御所アクション俳優のふたりが本格的に共演ってのが、この作品のウリなんやろね。

そんな作品を監督してるのは、渡辺 謙も出演してた『シャンハイ』や、ジョン・キューザック&サミュエル・L・ジャクソン共演の『1408号室』、最近ではアンソニー・ホプキンス主演の『ザ・ライト -エクソシストの真実-』を作ったスウェーデン人のひとなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

大脱出 / Escaoe Plan   ★★★☆☆   (2013年)

監督:ミカエル・ハフストローム

出演:シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジム・カヴィーゼル、ヴィニー・ジョーンズ、カーティス・“50 Cent”・ジャクソン、ヴィンセント・ドノフリオ、エイミー・ライアン、ファラン・タヒール、サム・ニール

民間の警備会社で刑務所のセキュリティに関するコンサルタントをする脱獄のプロの男は、CIAの依頼で、凶悪犯ばかりを集めた、とある極秘の収容施設のセキュリティ調査を行うことになり、囚人として送り込まれるのだが...........ってなサスペンス&アクションもの?!

何者かによって罠にはめられ、完璧に管理された逃げ場のない施設に放り込まれた男は、そこで出会った男と協力して難攻不落の“要塞”からの脱出を試みるってな、シンプルなお話やったね。

そんな作品の目玉は、やっぱり主演のふたりなわけで、スタローン×シュワルツェネッガーの協力タッグで“どやっ”ってことなんやけど、ちょっと意外やったのは、シュワちゃんが渋くエエ味出してるんよ!?(笑)

どっちかっていうとスタローンがメインのような気はするんやけど、その一本調子の演技に比べて、シュワちゃんの存在感の方が勝ってた気はするね。

まぁ、そうは言っても、やってることはいつもと変わらんわけで、取り立ててどうってのはないんやけど、アクションものの娯楽映画としては、それなりに楽しめるデキやったんと違うかな?!

2014年1月17日 (金)

『俺はまだ本気出してないだけ』

今日は、邦画をひとつ、ご紹介♪

これ、去年の春におススメとして紹介した『HK/変態仮面』を作った監督さんの作品なんよね。他には、この作品にも出演してる山田孝之を主演にした『大洗にも星はふるなり』って作品を監督したりして、どうやらコメディ系の作品を得意としてるらしい。

そんな作品で主演を務めるのは、シリアスなものからコメディまで幅広くカバーする堤くんってことで、園 子温監督の『地獄でなぜ悪い』に続き、彼にとって2013年はコメディの年やったみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

俺はまだ本気出してないだけ   ★★★☆☆   (2013年)

監督:福田雄一

出演:堤 真一、橋本 愛、石橋蓮司、生瀬勝久、濱田 岳、山田孝之、賀来賢人、水野美紀、佐藤二朗、蛭子能収、尾上寛之

42歳で金ナシ、仕事ナシのフリーターのダメ男は、ある日、本屋で立ち読みをしてる時に、漫画家になることを決意する。作品を書いては出版社に持ち込むが、ボツばっかりで、一向にデビューのチャンスは訪れないのだが............ってなコメディ調のドラマ?!

脱サラして“自由人”になったはいいが、やりたいことも見つからず、同居する父親にドヤされながらも、ダラダラと毎日を送っていた男が、プロの漫画家を目指してテキトーに頑張る姿を描くってとこかな(笑)

この作品、主演の堤くんの弾けた演技で勝負ってことなんやろうけど、キャラは十分に立ってたものの、ちょっと勢いが続かずに、“中ダレ”してもうてる感じやった。

脇役にクセ者の山田くんや生瀬くん、ベテランでは石橋のおじさんを頑固オヤジに抜擢し、華として売れっ子の若手である橋本くんを添えてるってところは悪くなかったんやけどね。

タイトルからは、もっと突きぬけた笑いを期待したんやけど、もう一息、盛り上がりきらんかったかなぁ。まぁ、主人公と同世代の者として、この年代で人生に迷うって気持ちはよう分かるし、その自由すぎる生き方ってのは羨ましい気もせんでもないんやけど...................ねっ?!(笑)

2014年1月16日 (木)

『ペーパーボーイ 真夏の引力』

なんか2日連続で“おススメできない作品”を紹介するってのも少し気が引けるんやけど、今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、監督をやってるのが数年前に『プレシャス』って作品でアカデミー賞をはじめとする賞レースで注目されたリー・ダニエルズなんよ。そんな監督さんは、2月に公開予定のフォレスト・ウィティカー主演の新作『大統領の執事の涙』がちょっと話題になってるらしい。

この作品でも、ニコール・キッドマンがゴールデン・グローブ賞で助演女優賞にノミネートされ、作品自体もカンヌ国際映画祭でパルム・ドールにノミネートされたってことで、ちょっと期待する部分はあったんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

ペーパーボーイ 真夏の引力 / The Paperboy   ★★☆☆☆   (2012年)

監督:リー・ダニエルズ

出演:ザック・エフロン、マシュー・マコノヒー、ニコール・キッドマン、ジョン・キューザック、メイシー・グレイ、スコット・グレン、デヴィッド・オイェロウォ、ネッド・ベラミー、ニーラ・ゴードン

60年代の終りにアメリカ南部の田舎町で起こった白人の警官殺人事件。死刑判決を受けた犯人に冤罪の可能性があるという情報を入手した地元出身の記者は、同僚の黒人記者とともに調査を開始し、そんな彼の弟は、運転手として兄の調査を手伝うことになるのだが........ってなミステリーもの?!

事件の謎を追う兄とそんな彼に調査を依頼した獄中の死刑囚の婚約者となった美女、そして彼女に恋をした弟ってなことで、サスペンスに恋愛ドラマを絡ませ、それを“家政婦は見た”調に.......ってね♪

なんちゅうか、これ、話が流れてこんのよね。いろいろと盛り上げようとしてるんやろうけど、最初から最後まで重苦しい雰囲気でグタグタやられるもんやから、観る側のまぶたの上にもズッシリと“重し”が...........(苦笑)

個別に見れば、マシューくんの肉体がセクシーだとか、ニコールくんが妖艶やとか、いろいろと見どころ(?)はあるんやろうけど、作品としては、ただただ退屈でなぁ。

あと、家政婦役で歌手のメイシー・グレイが出演してるんやけど、彼女の声は歌て聴くぶんには個性的で好きなんやけど、役者として聞くとチョットね(苦笑)

というわけで、豪華な役者を集めて作ったわりに、なんやパッとせん作品やった?!

2014年1月15日 (水)

『G.I.ジョー バック2リベンジ』

今日は、ハリウッドのアクションものをひとつ、ご紹介♪

このシリーズの第1作の『G.I.ジョー』のときにも少し書いたけど、個人的には特にG.I.ジョーに思い入れはなく、前作もあまりパッとせんかったもんやから、続編と言われても気乗りせず、結局レンタル開始まで放置になったんよ。

案の定、アメリカでも掛けた金以上の興収にはならず、日本で公開された際もいい評判はなかったもんね。そもそも、宣伝でブルース・ウィリスを前面に出してたけど、ブルースおじさんが主役なわけやなく、そんな適当な宣伝を売ったら、観た後にどういう反応が返ってくるかは分かりそうなもんやと思うんやけどなぁ........(苦笑)

まぁ、それだけ苦し紛れの公開やったんやろうってことで、そんな作品の感想は...............?!

G.I.ジョー バック2リベンジ / G.I. Joe : Retaliation   ★★☆☆☆   (2013年)

監督:ジョン・M・チュウ

出演:チャニング・テイタム、ドウェイン・ジョンソン、イ・ビョンホン、レイ・スティーヴンソン、レイ・パーク、ジョナサン・プライス、RZA、ブルース・ウィリス、エイドリアンヌ・パリッキ、アーノルド・ヴォルスルー、レイ・パーク、D・J・コトローナ

復活した悪の組織“コブラ”の陰謀による攻撃を受け、アメリカの精鋭部隊“G.I.ジョー”は壊滅状態に。生き残ったわずかなメンバーは、悪の手から世界を救うべく、反撃を開始する........ってなアクションものの第2弾?!

いやぁ~、前作もちょっとどうかと思ったんやけど、“期待どおり”というかそれ以上にパワーアップ(?)して、続編も大概やったね!(苦笑)

前作で隊のリーダーとして活躍したチャニングくんが2作目も主役......と思ったら、開始早々30分も経たずにアッサリとフェードアウトして主役交代、“ロック様”ことドウェインくんは、それなりに頑張ってはいるものの、そこに中途半端にブルースおじさんが絡み、“ビョン様”は『REDリターンズ』と同様に正義の味方に..........って、オイオイって言いたくなるやんか!?

リアリティを追究したミリタリーものやないもんやから、すべてが非現実的でビミョーな雰囲気のなか、「アクションすごいやろっ」って言われても、それってどないなの??

だいたい、“忍者”って言いながら、「あんたら全員、日本人やないやろ」ってツッコミいれられるようではアカンと思うんやけどね(苦笑)

そんな“些細なこと”をウッチャッて、アクション映画として何も考えずに楽しめば..........って言われても、そんな気にすらならんよね?!

2014年1月14日 (火)

『人生、いろどり』

今日は、邦画のご当地映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、『世界はときどき美しい』っていうオムニバスものや、松田優作のドキュメンタリー『SOUL RED 松田優作』、最近では柴咲コウ、真木よう子、寺島しのぶが主演した『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』を撮ったひとなんよね。

この作品はベテラン俳優が主役なわけやけど、そんな中で個人的に注目してたのは、『Little DJ 小さな恋の物語』での看護婦役や、織田裕二と共演した『椿三十郎』、マネージャー役で出てた『ROOKIES -卒業-』『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』でキラリと光る演技をしてた女優の村川くんなんよ。ただ............役柄なのか、ちょっと.........ケバくなった??(苦笑)

そんなどうでもエエ話をはさみつつ、作品の感想は..........................?!

人生、いろどり   ★★★☆☆   (2012年)

監督:御法川 修

出演:吉行和子、富司純子、中尾ミエ、藤 竜也、平岡祐太、村川絵梨、螢 雪次朗、佐々木すみ江、粟田 麗、キムラ緑子、戸次重幸

徳島の山間にある高齢化した過疎の町では、主力のみかんが冷害で大打撃を受け、人々は収穫したわずかな野菜を売ってしのいでいた。苦しい状況を打開したいと悩む農協の青年は、料理に添えられる“つまもの”と呼ばれる葉っぱを売ろうと提案するが、住民の賛同は得られず...........ってな実話を基にしたドラマ?!

たった二人の賛同者の女性たちと始めたビジネスは、失敗を繰り返しながら、徐々に育ち始めるが、様々な問題にぶち当たり..........ってことで、なかなかのドラマに仕上がってたかな。

3人のベテラン女優を中心に、藤おじさんを加えて、夫婦関係、高齢化した過疎地の問題なんかをテーマにしつつ、年老いても夢を持ち続ける人たちの挑戦を描いてるところが良かったね!?

ちょっと所々で演出過剰な気もするんやけど、困難に負けずに必死に頑張るおばあちゃんたちの姿は、なんや観てて応援したくなるやんか。

どん底の状況から、アイデアひとつで夢を掴む、そして豊かな自然のなかで、その恵みを活かす、そんな話に、ちょっと清々しい気分にさせられたよ!?

2014年1月13日 (月)

『シモンの空』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ベルリン映画祭で銀熊賞(特別賞)を受賞してて、監督さんが金熊賞にもノミネートされてたらしいんよ。その他にも、マイナーな映画祭でノミネートされたり、賞を受賞したりしたんやって。

主人公は少年なわけやけど、そんな少年と一緒に暮らしてるっていう役どころで出てるレア・セドゥは、『イングロリアス・バスターズ』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『ミッドナイト・イン・パリ』なんかのハリウッド大作にも出演したりして、フランス期待の若手女優さんなんよね。

4月に公開予定の主演最新作『アデル、ブルーは熱い色(原題:La Vie D'Adele)』はカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得してて、かなり注目されてるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

シモンの空 / L'enfant D'en Haut   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ウルスラ・メイエ

出演:ケイシー・モッテ・クライン、レア・セドゥ、ジリアン・アンダーソン、マーティン・コムストン

気まぐれな“姉”と暮らしている少年は、その日の食事に困るくらいの貧乏暮らしのなか、近くのスキー場で泥棒をし、盗んだ物を売りさばいて生活のための金を手に入れていたのだが.......ってなドラマ?!

職を転々とし、男にだまされる“姉”は頼りにならず、生きるためにズル賢く盗みをする少年の様子を追いながら、ちょっと切ない人生の瞬間を切り取るってとこなんかな。

社会の底辺で健気に生きる少年を中心に、さりげない瞬間を写しだしながら淡々と心理を描いてみせる作品は、良くも悪くも“ヨーロッパらしい”ドラマやったね。

現実を受け入れられずに生きる大人と、満たされない愛情を抱えこみながら、心のなかの悲しみを隠して生きる少年、そんなふたりの姿を見てると、どこかやり切れん気分になってもうたかな。

万人受けするような作品ではないんやろうとは思うけど、どこかダルデンヌ兄弟なんかと同じ匂いのする作風は、繊細に人物を描いたドラマになってて、悪くはないと思うんやけどね?!

2014年1月12日 (日)

『ジャッジ!』

年末年始は、吉本新喜劇をテレビで観るため(?)に実家の関西に帰ったりしてて、映画館に行けなかったんやけど、ようやく劇場公開作品の鑑賞始めってことで、最初の作品をご紹介♪

それにしてもファーストチョイスで邦画のコメディ、しかも何で敢えてこれを選んだかってのは、正直、自分でも“?”なんやけど、何となく流れでチケットを買ってもうたんよね。

この作品、脚本を書いてるのがソフトバンクの白戸家シリーズやトヨタのドラえもんシリーズのCMを手掛けてるひとなんやって。でもって、監督さんもCM業界で名の知れたひとらしい。

業界を知り尽くしたコンビによるってことで、きっと実体験やなんかをデフォルメして笑いのネタにしてるってことなんやろね。

というわけで、そんな作品の感想は................................?!

ジャッジ!   ★★★★   (2013年)

監督:永井 聡

出演:妻夫木 聡、北川景子、豊川悦司、鈴木京香、荒川良々、玉山鉄二、リリー・フランキー、加瀬 亮、でんでん、玄里、風間杜夫、ジェームズ・バーンズ、ジョン・オーエンズ、エマ・ハワード

大手の広告代理店で働く冴えないCMクリエイターの男は、上司命令でアメリカで開催される国際的な広告祭に上司と名前が似てるという理由だけで、身代わりで審査員として参加することに。

自分の会社の重要なクライアントの息子が作ったCMを入賞させないとクビと言われるのだが..........ってな、広告業界をネタにしたコメディ?!

予告編での“見るからにドタバタなB級テイスト”が臭い立つ雰囲気に加え、北川くんにトヨエツ、荒川くんなんかも出てるってことで、ひとかけらも期待してなかったんやけど..............これ、オモロイやんか?!(笑)

トヨエツの軽薄で嫌味な業界人っぷりや、“いい加減”で間の抜けたイイひとキャラの男を演じる妻夫木くん、ツンデレなギャンブル好き女を演じる北川くんと、“演技力”云々よりも“キャラ立ち具合”で勝負したところが良かったのかもね。

最初から最後まで、くだらないギャグを散りばめ、適度に笑わせながらも、広告業界をオチョクリつつ、ちょっと熱い話を展開させる、そんなデキばえに、いい意味で裏切られてもうたかな。

このキャスティングで“おススメ”にしてしまうのは、個人的にはヒジョーに敗北感を感じるんやけど、ただ素直な評価として、コメディのデキとしては良質な仕上がりやったね!?

2014年1月11日 (土)

『クラッシュ』

ゴールデングローブ賞の発表を前に、いよいよ今シーズンの賞レースも本格的に幕開け(?)ってことで、今日は2005年のアカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した作品をひとつ、ご紹介♪

実はこの作品が初監督作品やったポール・ハギスくんは、もともとは脚本家として注目されてて、あのクリント・イーストウッド“監督”の『ミリオンダラー・ベイビー』を書いたことで有名になったんよ。

クリントおじさんとは、その後も『父親たちの星条旗』(脚本)、『硫黄島からの手紙』(原案、製作総指揮)でお仕事してて、それ以外やと007シリーズで『007/カジノロワイヤル』『007/慰めの報酬』の脚本を書いてるんよなぁ。

監督稼業では、トミー・リー・ジョーンズ主演の『告発のとき』やラッセル・クロウが主演したフランス映画のリメイク『スリーデイズ』なんて作品があるんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

クラッシュ / Crash   ★★★★   (2004年)

監督:ポール・ハギス

出演:サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ブレンダン・フレイザー、サンディ・ニュートン

ロサンゼルスの街の一角で暮らす、様々な人種の人々を取り上げ、そんな彼らの人生が重なり合って、ぶつかり合いながら織りなしていく人間模様を描いた群像ドラマ?!

車の衝突事故(クラッシュ)をきっかけにしながら、白人、黒人、ヒスパニックにアジアンといった人々の心の中の怒りや悲しみ、妬み、僻み、偏見、寂しさ...........あらゆる感情を上手く繋ぎ合わせて物語を進めてるんよ。

人種のるつぼと言われるアメリカ社会の抱える問題を示しながら、髪の色や肌の色では量れない、人と人との触れ合いってのを描いてるところが秀逸やったね!?

これだけの登場人物がいると、ついつい散漫になりがちな展開を、観る側を巧みに惹き付けつつ、話を丁寧に纏め上げた手腕ってのは見事やったんと違うかな。ちょっと重く切ないエピソードの数々ながら、大切なことを伝えるメッセージってのがあって、胸にグッとくるものがあるんよなぁ。

傷つけあわなくても、人は触れ合って、ともに生きていける、う~ん、独り身が長い者にとっては、余計に心に沁みる話やねぇ.................!?(笑)

2014年1月10日 (金)

『博士の愛した数式』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

「本屋大賞」っていうと、書店員が選ぶおススメ小説ってことで、昨年がちょうど10回目やったらしく、他の文学賞とならんで、すっかりメジャーになったやんね。でもって、そんな賞の栄えある第1回の受賞作品が、小川洋子さんが書いた、この作品の原作の小説なんよ。

この本屋大賞、過去の受賞作を見てみると、後に映画化されることが多くて、第2回の『夜のピクニック』、第5回の『ゴールデンスランバー』、第6回の『告白』、第7回の『天地明察』、第9回の『舟を編む』など、ほとんどが映画になってるんよなぁ。

そんなこんなで、作品の感想は.............................?!

博士の愛した数式   ★★★☆☆   (2005年)

監督:小泉堯史

出演:寺尾 聰、深津絵里、齋藤隆成、浅丘ルリ子、吉岡秀隆

記憶が80分しか続かない数学博士のもとに家政婦としてやってきた女とその息子が、博士と過ごした心温まる日々の様子を綴った人間ドラマ?!

数字の神秘に魅せられ、心から数学を愛する博士に出会い、シングルマザーの母親とその息子は、彼を通して人生について多くを学び取るんやねぇ。

“素数”や“虚数”なんて言葉は、はるか昔に学校の授業で耳にしたような記憶はあるんやけど、あらためてその意味を知って、なんや観てる方も思わず数学の魅力に引き込まれてまいそうやったよ。

もし若い頃に、こんな風に周りの世界と数学を絡めて教わってたら..........自分も今頃は数学者になってたりして.........う~ん、そりゃちょっとムリか?!(苦笑)

この作品、ポイントとなるのは主演のふたりのキャスティングやろね。博士役の寺尾くんの素朴な演技の安定感は抜群で、それにプラスして深津ちゃんのエプロン姿に、とっても和んでもうたなぁ..........(笑)

ドラマとしては、数や数式を追求しながらも、目に見えない心の大切さを説くあたりが、なんや清々しく心にしみるよね。

ただ.........残念なことに、浅丘ルリ子の演技は頂けんかった。登場シーンを全部削ったほうが、よっぽど感動するんと違うか、って思ってもうたよ。

そんなわけで、ほどよく感情的に盛り上がる場面もあるんやけど、細かい部分の“無駄”が気になってもうて、もうひと踏ん張りってとこやったかな?!

2014年1月 9日 (木)

『10人の泥棒たち』

今日は、韓国映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、なんや知らんけど“韓国映画史上動員記録第1位”なんやって。どういうわけか、韓国映画って、必ず何百万人が泣いたとか、動員したとか、仰々しいキャッチが付くやんね。でもって、いざ観てみたら「...........」なんてことになったりして(笑)

まぁ、盛り上がってるらしい日本映画にしても、大ヒットなんていっても、実はどこかでタダ券をばら撒いてたり、内容そっちのけで出演者にキャァーキャァーいってるだけってのもあるから、どこの映画でもこの手の宣伝は真に受けたらアカンってことなんやろうけどね。

そんなわけで、パッケージに踊る文字が気になりつつも、ずっとスルーしてきたんやけど、なんとなく気になってもうたんで、とりあえず冷やかしで、なんて思いつつ鑑賞した作品の感想は............................?!

10人の泥棒たち / The Thieves   ★★★☆☆   (2012年)

監督:チェ・ドンフン

出演:キム・ユンソク、キム・ヘス、チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、サイモン・ヤム、アンジェリカ・リー、キム・スヒョン、デレク・ツァン、キム・ヘスク

抜群のチームワークで狙った獲物を盗み出す、凄腕の韓国の窃盗団のリーダーは、仲たがいをしたかつてのパートナーの誘いに応じ、香港の窃盗団とタッグを組み、マカオで宝石を盗むことに..........ってな犯罪ドラマ?!

厳重な警備が敷かれているなか、完璧なプランでお宝を頂戴するはずが、それぞれの思惑や過去の因縁が絡み合い、事態は思わぬ方向に.........ってな感じで、二転三転する展開のなかでスリリングな攻防がってことなんやろね。

正直なところ、出だしから中盤までのキレのなさに、ドナイなんやろなぁって思ってたんやけど、後半にかけてのアクション押しで、ちょっと盛り上がってもうたよ(笑)

話としては、少しベタすぎな気もするんやけど、薄っぺらいドタバタの犯罪コメディにすることなく、人間関係を重視してドラマを組み立ててるところが良かったのかもね。

まぁ、絶賛するほどのものではない気もするんやけど、エンタメとしては適度なクォリティやったんと違うかな?!

2014年1月 8日 (水)

『インシディアス』

まだ正月気分も抜けきらん寒い冬に、わざわざホラーで寒くならんでもって思いつつ、今日は怖いめのやつをひとつ、ご紹介♪(笑)

この作品、『ソウ』 meets 『パラノーマル・アクティビティ』ってことらしく、前者を作ったジェームズ・ワン&リー・ワネルの監督・脚本家コンビに、後者の監督・脚本のオーレン・ぺりが製作に加わった話題作なんやって。

これ、約1億5千万ほどの比較的低予算で作られたらしいんやけど、それがアメリカだけで約50億の興収を上げたんやって。当然気をよくした関係者は続編を製作し、昨年末に公開されたアメリカでは、これまた80億円の興収になったみたいで、その作品が間もなく日本で公開されるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...............................?!

インシディアス / Insidious   ★★★★   (2010年)

監督:ジェームズ・ワン

出演:パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプキンス、バーバラ・ハーシー、リン・シェイ、アンドリュー・アスター、リー・ワネル、アンガス・サンプソン

3人の子どもを育てる若い夫婦は、大きな家に引っ越してきたのだが、おかしな物音や声を聞くようになる。やがて長男が原因不明のまま意識不明となり、家に問題があると思った夫婦は別の場所に移る決心をするのだが..........ってなホラー?!

前半は実にオーソドックスな“家系”ホラーで、小道具を駆使しながら恐怖を煽ってくれるんよ。なんせ、もともとホラーは得意やないもんやから、イチイチ反応してもうて.......(笑)

そこから後半にかけて路線変更してファンタジー調になったときには、思わずオイオイってツッコミを入れてもうたんやけど、最後の最後までキッチリと攻めの姿勢を崩さないあたりは、さすがジェームズ・ワンやなぁって感心してもうた!?

ホラー・マニアの評価がどんなもんかは分からんけど、この手のものをそれほど見慣れてない者からしたら、後を引く怖さで、張り詰めたテンションは見事やったと思うんやけどね。

というわけで、傑作とまでは言わないまでも、ホラー作品としては十分おススメできるかな?!

2014年1月 7日 (火)

『「わたし」の人生 我が命のタンゴ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品を監督してる和田くんといえば、精神科医で受験アドバイザーという肩書を持つひとで、以前に紹介した『受験のシンデレラ』って作品を監督したひとでもあるんよね。この作品は、それ以来の監督第2作ってことらしい。

ちなみに、この作品は“タンゴセラピー”なるタンゴを使った治療を紹介したものなんやけど、スペイン語で“8”を“オチョ”って言って、映画のなかで何回か耳にするんよ。で、先日、昼の関西の情報番組かなんかをたまたま見てたら、“オチョ・ダイエット”っていうのをやってて、強烈なインパクトで“オチョ~♪”って叫びながらダイエット・プログラムをやってた役者さんのことを思い出してもうた(笑)

なんて、まったく作品とは関係のない話なんかをしながら、その感想を書かせてもらうと............?!

「わたし」の人生 我が命のタンゴ   ★★★☆☆   (2012年)

監督:和田秀樹

出演:橋爪 功、秋吉久美子、冴木杏奈、木下あゆ美、小倉久寛、松原智恵子、斉木しげる、辻本祐樹

母が他界してから、いろいろと問題行動を起こすようになった父の世話をする娘。病院で検査をしたところ、認知症と診断をされるのだが.........ってな、病気と向き合う家族のドラマ?!

大学の名誉教授の父親が、暴力や痴漢、万引きで警察に捕まり、どうしていいのか途方に暮れる娘は、妹や家族と一緒に奮闘する........ってなことで、老いと介護の問題をテーマにした話なんよ。

病人に振り回され、疲れ果てる家族の苦労、それを支える社会の仕組みなんかを描きつつ、現代社会が抱える問題について考えるってね。

ドラマとしては、橋爪おじさんの演技に文句はないんやけど、どうしても秋吉くんのオーバーなアクションが気になってもうて........それを許す監督さんの演出力にも、ちょっと疑問かも(苦笑)

難しいテーマではあるんやけど、“家族”であるがゆえに、簡単には割り切れずに、どうしたらいいかっていうのはあるよなぁって思う。そんな問題を提起する映画としては悪くないのかも?!

2014年1月 6日 (月)

『愛の回帰線 コジモとニコル』

今年最初の劇場未公開の作品として、今日はイタリア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、地元イタリアでは、ローマ映画祭で賞を受賞したりして、それなりに話題になったものらしいんよね。主演のリッカルドくんは、ウディ・アレンの作品なんかにも出演したことがあったりで、イタリアでは注目の若手ってことなんかな。

その相手役を務めるクララくんは、ちょっと前に紹介した『プレイヤー』に出てたりして、個人的に好みの顔なんで、今後に期待してみたいなぁってね。まぁ、イタリア人の女優さんって、モニカ・ベルッチ以降、世界的に認められたってひとは、あまりいないだけに、難しいかもしれんけど......。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

愛の回帰線 コジモとニコル / Cosimo E Nicole   ★★★☆☆   (2012年)

監督:フランチェスコ・アマート

出演:リッカルド・スカマルチョ、クララ・ポンソ、スレイマン・ソウ、パオロ・サッサネッリ、アンドレア・ブルスキ、ジョルジャ・サラーリ

デモの最中にケガをした彼女を助けたことで恋に落ちたイタリア人のコジモとフランス人のニコル。デモの際に彼らを助けた男を頼って、ジェノアで暮らし始めるふたりだったが、ある事件をキッカケに、お互いの気持ちに変化が..........ってな恋愛ドラマ?!

音楽イベントの会場設営と運営を手伝うふたりは、ある日、日雇いの作業員をしていたアフリカからの不法入国者の男が高所から転落したことで、人生の選択を迫られるのだが.......ってなことで、愛し合い、求め合っていたふたりの気持ちが、少しずつすれ違い、歯車がくるっていく様子を描いてるんよね。

まぁ、男目線でいえば、主演のクララ嬢が魅力的やなぁってことで終わってまうような、ちょっと盛り上がりに欠ける、地味な話ではあるんやけど、それなりにお互いの“心の揺れ”を描いてて、悪い作品ではなかったかな。

それにしても...........“愛の回帰線”って分かったような、分からんような邦題、何が言いたいのやら...................??(苦笑)

2014年1月 5日 (日)

『君のためなら千回でも』

今日は、ちょっと感動のお話をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、アフガニスタン出身の作家さんが書いたベストセラー小説が基になってるんよね。映画の方も、特に音楽の評価が高く、アカデミー賞やらゴールデン・グローブ賞でノミネートされてたっけ。

監督は、ブラッド・ピット主演でヒットした『ワールド・ウォー Z』や、ジョニー・デップ主演の『ネバーランド』を撮ったマーク・フォスターくんなんよね。ドイツ出身の監督さんなんやけど、丁寧なドラマの作り方は、ヨーロッパ系の演出の良さが出てるってことなのかも。

というわけで、少しズシリとくるドラマの感想は............................?!

君のためなら千回でも / The Kite Runner   ★★★★☆   (2007年)

監督:マーク・フォスター

出演:ハリド・アブダビ、ホマユーン・エルシャディ、ショーン・トーブ、ゼキリア・エブラヒミ、アフマド・ハーン・マフムードザダ、アトッサ・レオーニ、アリ・ダネシュ・バクティアリ

苦労した末に念願の作家となった男には、幼い頃に故郷であるアフガニスタンから逃げだし、アメリカにやって来たという過去があった。ある日、パキスタンにいる恩師に呼ばれ、久しぶりに故郷を訪れることになったのだが............ってな、人間ドラマ?!

裕福な家庭に育った彼には、使用人の子供として一緒に育った親友がいたが、ある事件をキッカケに、そんな大切な友を裏切ることになり、そのことがずっと胸に引っかかっていたのだが.........ってなことで、歴史の荒波のなかで翻弄されるそれぞれの人生を描いた、かなりヘビーな話やったね。

前半は少々ダレ気味な気もするんやけど、徐々に盛り上がる後半の展開は、胸にググッとくるものがあったかな。

知らされなった真実、そして友への償い、中東の独特の文化や社会のなかで、宗教や人種差別といった“色”をつけながら描かれる話は、思わず圧倒されるくらいの迫力があったね。

ちょっと残念なのは、作品としては素晴らしい内容でありながら、この邦題のあまりにもイケてない感じなんよ。確かにキーとなるセリフには違いないんやけど、友情を象徴する“凧”をあえて無視することで、どうにも安っぽさがプンプンしてもうて、原題のもつメッセージとは少しズレてもうたような気がするんよなぁ.............(苦笑)

2014年1月 4日 (土)

『団塊ボーイズ』

今日は、元気なオヤジが暴れまわる(?)、そんなロード・ムービーをひとつ、ご紹介♪

この作品、かなりオヤジ臭い面々が出てるんやけど、これでも一応ディズニー製作らしいんよ.....まぁ、まったくファンタジーとは無縁なんやけど(笑)

この手のバイク映画は、バイクに乗らないひとたちにはウケないかなぁ、なんて思いつつ、あの『イージー・ライダー』のピーター・フォンダまで出てくるんやからって、ちょっと鼻息荒く、意気込んでみたりもして..........。

というわけで、そんな“バイク乗りのハゲオヤジ”ご推奨の作品の感想は...........................?!

団塊ボーイズ / Wild Hogs   ★★★★   (2007年)

監督:ウォルト・ベッカー

出演:ジョン・トラボルタ、マーティン・リーレンス、ティム・アレン、ウィリアム・H・メイシー、レイ・リオッタ、メリッサ・トウメイ、ピーター・フォンダ、ケヴィン・デュランド、スティーヴン・トボロウスキー

離婚や仕事での失敗、そして家族に見捨てられ、恋愛もうまくいかない..........それぞれに人生に行き詰った4人のオヤジ仲間が、行き当たりばったりのアメリカ横断バイク旅行に出ることに..........ってな、人生立て直しロード・ムービー!?

いやぁ、このベタな邦題に、いかにもコテコテなコメディ臭のする危険な気配やったんやけど、これ、想像以上におもろいんよ?!

なんと言っても、登場人物それぞれのキャラが立ちまくりで、そこに不気味な悪役と、脇になぜかホモ警官、そして胸キュン(?)なマドンナが登場して、かなりの“B級なノリ”ながら、意外と贅沢に役者を使ってるのもあって、楽しめるんよね。

特にメイシーくんのぶっ飛んだキャラクター設定は、あまりの情けなさに、もう笑うしかないやろってツッコミつつ、そこまでやるかぁって感動に似たものを感じたりして!?(苦笑)

思わず自分の若い頃を思い出したりして、バイクにまたがり旅に出る、そんな主人公たちの行動も、なんやよく分かるんよなぁ。広大なアメリカの自然のなかを、風に乗りながら疾走する.........きっと最高に気持ちエエんやろね。

あぁ、なんかちょっとバイクで旅がしたくなってきた.........まぁ、こんな真冬の寒さでは無理やろうけど.........(笑)

それにしても、エンド・ロールまでこだわった、この徹底した必死の笑いの取り方、侮れんですよぉ!?

2014年1月 3日 (金)

『遠くでずっとそばにいる』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、監督の長澤くんは、以前に紹介した『天国はまだ遠く』ってのを作ったひとで、そのときに主役を務めてたチュートリアルの徳井くんも、役者としてチョイ役で出演してるんよ。

でもって、これ、音楽を作ってるのが岩井俊二で、自分の監督する作品以外で音楽を作ったのは、これが初めてってことらしく、そんなところにも注目が集まってたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

遠くでずっとそばにいる   ★★★☆☆   (2013年)

監督:長澤雅彦

出演:倉科カナ、中野裕太、伽奈、清水くるみ、岡田奈々、六角精児、徳井義実、朝倉えりか、大間ジロー、藤澤恵麻

交通事故の後遺症で17歳からの10年間の記憶がそっくり消えてしまった女の子は、ちょっぴり戸惑いながらも、高校生の頃に戻った気分で毎日を楽しんでいた。そんな彼女は、彼氏や高校時代からの親友の手を借りて、失った10年の記憶を取り戻そうとするのだが.......ってなお話?!

過去をなくしたことで手にする自由と、失った時間のなかに隠された忘れてはいけない大切な想い、そんなものを描きながら、ちょっと切ない恋の話が展開するんよ。

この作品、前半のコミカルな感じから、後半のセンチメンタルな流れへ、上手くリズムを変えてくるあたりがエエんよね!?

そんな作品で主演を務める倉科くんは、無邪気な明るさと悲しみに暮れた切ない女心を使い分け、なかなか絶妙に役にハマってたんと違うかな。

音楽を担当した岩井俊二のさりげない“音の演出”もあったりして、小粒なデキではあるものの、そっと心に響くラブ・ストーリーに仕上がってたと思うんよ。どことなく謎かけのようなタイトルも、観終わってみると妙に納得できるしね。

しかし、忘れたい過去と忘れられない想い............ちょっと考えてもうたなぁ................?!(笑)

2014年1月 2日 (木)

『夢の向こう側~ROAD LESS TRAVELED』

今日は、台湾の映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、脇役でサモ・ハン(サモ・ハン・キンポー)おじさんが出演してるんよね。自分なんかの世代で言うと、“燃えよデブゴン”のシリーズのひとって印象で、太ってるのにカンフーの達人で、おどけながら敵をぶっ倒す姿がカッコよかったんよなぁ。

で、今や香港映画界の重鎮となってるそんな彼が、何で台湾映画に脇役で出てるんやろうって不思議に思ってたら、なんと出演してるジミー・ハンってのが彼の実の息子なんやって。体型がまったく違うのもあって、ちょっとビックリしてもうたよ(笑)

そんなこんなで、ハン親子共演となった作品の感想は......................?!

夢の向こう側~ROAD LESS TRAVELED / 樂之路   ★★★☆☆   (2011年)

監督:セヴン・リー

出演:ヴァネス・ウー、ジミー・ハン、ディーン・フジオカ、クリス・ルン、エリック・トゥー、シェンズ、サモ・ハン

音楽プロデューサーを紹介すると言われ、単身ギターを抱えてアメリカから台湾にやって来た青年は、ふとしたキッカケでギタリストを探していた4人組のバンドと出会い、メンバーになることに。すぐにメジャー・デビューが決まり、プロの道が開けたのだが...........ってな、音楽で夢を追いかける若者たちの姿を描いたドラマ?!

まったく売れない状態から、徐々に人気が出てファンも増えるが、いろいろ問題が出て........ってことで、成功と挫折の物語ってね。

なんとな~く“軽い”ドラマやなぁって思いながら観てたんやけど、上手くまとまってるんよ。特にラストに向けての盛り上げ方がよくて、清々しい気分で終わるところが良かったなぁ!?

音楽ものっていうと、どうしても実際に使われる音楽の質ってのが作品の良し悪しを左右するわけやけど、バンド活動をしてるキャストを使ってることもあってか、そいういう意味でも良くデキてたかな。

偶然に出会い、同じように成功を夢見て突き進む、そんな“仲間”たちのドラマは、少しビターで、それでいて確かに輝いていて、なかなかステキやったね♪

2014年1月 1日 (水)

『天使の分け前』

2014年の一発目は、敬愛するイギリスの巨匠、ケン・ローチ監督の新作を、ご紹介♪

ケン・ローチ監督と言えば、初期の作品から一貫して社会のなかの弱者を描いてきたひとで、どちらかと言うとシリアスな社会派監督として知られてるやんね。

そんな監督さんが、大好きなフットボール(サッカー)をネタに、『エリックを探して』って作品でコメディセンスを炸裂させたときには、新鮮な驚きを覚えたんやけど、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したこの作品でも、そんな監督さんのユーモアがチラホラと見れるんよ。

今年で78歳になるんやけど、この作品のDVDのなかのインタビューで「ウディ・アレンより先に引退したくない」って冗談めかして言ってたくらい、創作意欲は衰えてないようで、すでに本国イギリスで今年公開される予定の作品の編集に入ってるらしい。

ちなみに、この作品のタイトルになってる“Angels' Share”ってのは、ウィスキーが樽のなかで熟成する過程で蒸発する2%分のことを言うんやって。なんかロマンチックな表現やよなぁ♪

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

天使の分け前 / The Angels' Share   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ケン・ローチ

出演:ポール・ブラニガン、ジョン・ヘンショー、ウィリアム・リガン、ガリー・メイトランド、ジャスミン・リギンズ、シヴォーン・ライリー

暴力沙汰を繰り返し、裁判所で300時間の社会奉仕活動を言い渡された男は、愛する恋人と生まれてくる赤ん坊のために、何とか人生を立て直そうとするのだが..........ってなドラマ?!

社会奉仕活動の指導員との出会いからウィスキーに興味を持ち、同じく社会からはみ出した仲間と一緒に、人生逆転の賭けに出るってね♪

社会の底辺でもがき苦しみながらも、なんとか抜け出そうと必死になる男の姿を、ケン・ローチらしい確かな人物描写と抑えたユーモアを使って、少しワクワクするドラマに仕上げてあるんよ。

主役のポールくんは、実生活でも服役した経験があったり、若者たちが道をはずれないように経験を語ったりしてるらしく、見事なまでに役にフィットしてたみたいやね!?(笑)

とびっきり感動するとか、腹を抱えてまうくらい笑えるとか、そういった派手な作品ではないんやけど、なんとなく終わってみると楽しい気分になるような、そんなドラマかもね.........いやぁ、別にウィスキー飲んでホロ酔いになってるってことやなくて...........?!(笑)

2014年 新年のご挨拶♪

明けましておめでとうございま~す♪

まぁ、個人的には腹回りに脂肪がノリ、頭頂部の風の通りが更にパワーアップし、ひとつ年齢を重ねて、またまた寂しい1年が始まるのかと思うと、なんや自分で言っときながら“おめでとう”の言葉が無駄に胸に突き刺さったりもするんやけどね?!(苦笑)

そんなネガティブな私生活の展望は置いといて、映画ライフだけは今年も充実させたいってことで、今年前半に公開予定の期待の作品をチェ~ック!

まず注目は、作家になる宣言をして芸能界を引退したハズが、なぜか世間で“ゴリ押し”と批判を受けてる“女優っぽいことをしてるひと”と共演して復帰するっていうアノひとの新作が..........なんて作品を押すわけもなくって、前フリ長すぎやね(笑)

冗談は置いといて、まず注目は、ちょっとマニアックな選択ではあるんやけどオーストラリア、ドイツ、イギリスの合作『さよなら、アドルフ』。世界各地の映画祭で高評価を受けてるらしく、第二次大戦直後のドイツを舞台にした作品ってことで、なかなかの感動ものに仕上がってるらしい。ちなみに監督さんは『15歳のダイアリー』のケイト・ショートランドなんよ。

お次は昨年のベルリン国際映画祭で審査員特別賞と男優賞を受賞した『鉄くず拾いの物語』。ダニス・タノヴィッチ監督の母国ボスニア・ヘルツェゴビナで暮らす、あるロマ族の一家に起こった真実の話を、当人たちを主演にして描いた作品なんやって。

ちょっとメジャーなところでは、リチャード・リンクレイター監督がイーサン・ホークとジュリー・デルピー主演で贈るラブ・ストーリーで、『恋人までの距離(ディスタンス)』『ビフォア・サンセット』に続く3作目『ビフォア・ミッドナイト』はどうやろね。すでにゴールデン・グローブ賞で女優賞にノミネートされてたりして、アメリカでの評判はすこぶるエエらしい。おそらく次は“ビフォア・丑三つ時”にでもして、時間を刻んでホラー調に........なんて余計なことを考えてみるのもオツかも(笑)

コメディ作品では、久々にジェニファー・アニストンの出演作がアメリカでヒットしたらしく、それが『なんちゃって家族』っていう、なんか調子の狂う邦題の作品なんよ。興収100億突破ってことで、「思わず頑張れジェニファー♪」ってね?!

個人的に気になってるのが、『ドライブ』のコンビ、ニコラス・ウィンディング・レフン監督&ライアン・ゴズリング主演の『オンリー・ゴッド』って作品。内容はタイを舞台にした、ゴリゴリの犯罪ドラマらしいんよ。

あと、エレン・ペイジが出演してる『ザ・イースト』っていうサスペンスものも、アメリカでの評判が良かったみたいで、ちょっと注目かな。

話題作といえば、マーティン・スコセッシ監督&レオナルド・デカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』やろね。今度こそプリオくんがアカデミー賞を獲るか、なんて騒がれてるけど、かなり絶賛されてるっていう前評判も、過去の経験から、個人的にはこの組み合わせは懐疑的なんやけどなぁ......?!

その後に続くのが、デヴィッド・O・ラッセルが監督で、クリスチャン・ベイル、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス、ジェレミー・レナーにロバート・デ・ニーロまで共演してまうっていうサスペンスもの『アメリカン・ハッスル』やね。ゴールデン・グローブ賞で主要7部門でノミネートされてて、かなり期待できそう。

2月の注目は、韓国のポン・ジュノ監督とハリウッドのコラボ『スノーピアサー』ってのが評判がエエらしい。エド・ハリスやティルダ・スウィントンも出演するらしく、SFってところが不安ではあるんやけど、少し気になる感じやね。

フォレスト・ウィティカーにジョン・キューザック、テレンス・ハワードやヴァネッサ・レッドグレーヴ、そしてロビン・ウィリアムスやアラン・リックマンも共演してる『大統領の執事の涙』は、どっかのどす黒い執事よりは期待がもてそうかな(笑)

大作系では、やっぱりピーター・ジャクソン監督の『ホビット 竜に奪われた王国』やよなぁ。『ホビット 思いがけない冒険』の続編ってことで、ワクワクなんやけど、今回は私生活は離婚が話題になってたけど、あのオーランド・ブルームが満を持して登場ってところが注目なんやろね!?

ゴールデン・グローブ賞の作品賞にノミネートされた作品のひとつ、『ラッシュ/プライドと友情』も楽しみな作品やね。F1のライバル関係を描いてるんやけど、すでに流れてる予告では、期待できそうな雰囲気が漂ってるんよなぁ.........。

個人的に待ち遠しいのが、『キック・アス』の続編、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』やね。クロエ・グレース・モレッツ扮するヒット・ガールがスクリーンに帰ってくるってだけで、思わず小躍りしてまいそうで...........まぁ、アメリカでコケたって言われても、「そんなのカンケイねぇ~♪」(笑)

3月の注目は、まずジュディ・デンチ主演の実話を基にした感動のドラマ『あなたを抱きしめる日まで』かな。こちらもゴールデン・グローブ賞でノミネートされてるんやって。

戦争もので、マーク・ウォルバーグ主演の『ローン・サバイバー』ってのも、まずまずの評判みたいやね。『プライド 栄光への絆』『キングダム/見えざる敵』『バトルシップ』のピーター・バーグ監督の作品ってことで、どないやろね?!

今とっても旬な俳優、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが監督業に挑戦した作品『ドン・ジョン』は、自ら主演し、共演にスカーレット・ヨハンソンを指名したんよ。でもって、そんなふたりに『キャリー』で母親役を怪演したジュリアン・ムーアが絡むってことで、背筋を寒いものが.........あっ、これラブ・コメかぁ(笑)

今年で78歳になる御大ロバート・レッドフォードを、なぜか大海原で遭難させて、サバイバルさせてもうたっていう、なんともご無体な作品が『オール・イズ・ロスト~最後の手紙』って作品なんよ。こちらもゴールデン・グローブ賞をはじめ、賞レースを賑わせてるらしい。

あと、リメイク作品ではあるんやけど、ベン・スティラーが監督&主演を務める『LIFE!』は、かなり前評判が高いね。ゴールデン・グローブには掛からなかったみたいやけど、アカデミー賞で食い込めるかどうかってとこなんかな?!

あと、あまり注目されてないとは思うんやけど、一応ダニー・トレホ主演のB級映画『マチェーテ』の続編、『マチェーテ・キルズ』が公開される予定らしい。レディ・ガガやメル・ギブソンも出演してるみたいで、ロバート・ロドリゲス監督の弾けっぷりに期待したいね。

話題作としては、トム・ハンクスとエマ・トンプソンの共演で描く『メリー・ポピンズ』の誕生秘話、『ウォルト・ディズニーの約束』があるんやけど、この作品でのエマ・トンプソンの演技がかなり評判になってるらしい。

4月の注目は..........サイモン・ペッグとニック・フロストのコンビに、エドガー・ライトが監督を務めるっていう『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』かな。タイトルだけ見ても、B級なコメディ臭がプンプンと漂ってくるんやけど、なんと今回はSF的な話になってるらしい。きっと酔っぱらいが宇宙人を倒すっていう、西洋版“酔拳”みたいなもんやろか?!(笑)

ちょっと真面目そうなところでは、ケイト・ウィンスレット主演で『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督の『とらわれて夏』が注目かな。こちらもケイトくんがゴールデン・グローブ賞の女優賞にノミネートされてるんやって。

5月の連休の頃に公開になるのが、タレ目じゃない“ヒュー様”ことヒュー・ジャックマン主演の『プリズナーズ』。行方不明になった娘を探す父親役を演じてるらしく、かなりの高評価を得てるみたいで、ジェイク・ギレンホールやテレンス・ハワード、マリア・ベロにヴィオラ・デイヴィスといった共演陣の顔ぶれも楽しみやんね!?

邦画の方はというと、今年も某事務所の魔の手が日本映画界をダメにしそうな雰囲気で、そこに映画監督気取りの芸人やら、女優っぽいひと、男優っぽいひとが“頑張ってる”みたいで.........長くなったんで、割愛してっと!?(笑)

ひとつだけ挙げるとすると.........“日本のB級映画の巨匠”、井口 昇監督の新作『ヌイグルマーZ』かな。大槻ケンジ原作で主演が中川翔子、共演に猫ひろしって...........う~ん、苦しいけど頑張れっ!

というわけで、今年も頑張って行こうかぁ♪♪

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