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2014年1月10日 (金)

『博士の愛した数式』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

「本屋大賞」っていうと、書店員が選ぶおススメ小説ってことで、昨年がちょうど10回目やったらしく、他の文学賞とならんで、すっかりメジャーになったやんね。でもって、そんな賞の栄えある第1回の受賞作品が、小川洋子さんが書いた、この作品の原作の小説なんよ。

この本屋大賞、過去の受賞作を見てみると、後に映画化されることが多くて、第2回の『夜のピクニック』、第5回の『ゴールデンスランバー』、第6回の『告白』、第7回の『天地明察』、第9回の『舟を編む』など、ほとんどが映画になってるんよなぁ。

そんなこんなで、作品の感想は.............................?!

博士の愛した数式   ★★★☆☆   (2005年)

監督:小泉堯史

出演:寺尾 聰、深津絵里、齋藤隆成、浅丘ルリ子、吉岡秀隆

記憶が80分しか続かない数学博士のもとに家政婦としてやってきた女とその息子が、博士と過ごした心温まる日々の様子を綴った人間ドラマ?!

数字の神秘に魅せられ、心から数学を愛する博士に出会い、シングルマザーの母親とその息子は、彼を通して人生について多くを学び取るんやねぇ。

“素数”や“虚数”なんて言葉は、はるか昔に学校の授業で耳にしたような記憶はあるんやけど、あらためてその意味を知って、なんや観てる方も思わず数学の魅力に引き込まれてまいそうやったよ。

もし若い頃に、こんな風に周りの世界と数学を絡めて教わってたら..........自分も今頃は数学者になってたりして.........う~ん、そりゃちょっとムリか?!(苦笑)

この作品、ポイントとなるのは主演のふたりのキャスティングやろね。博士役の寺尾くんの素朴な演技の安定感は抜群で、それにプラスして深津ちゃんのエプロン姿に、とっても和んでもうたなぁ..........(笑)

ドラマとしては、数や数式を追求しながらも、目に見えない心の大切さを説くあたりが、なんや清々しく心にしみるよね。

ただ.........残念なことに、浅丘ルリ子の演技は頂けんかった。登場シーンを全部削ったほうが、よっぽど感動するんと違うか、って思ってもうたよ。

そんなわけで、ほどよく感情的に盛り上がる場面もあるんやけど、細かい部分の“無駄”が気になってもうて、もうひと踏ん張りってとこやったかな?!

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