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2014年1月 5日 (日)

『君のためなら千回でも』

今日は、ちょっと感動のお話をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、アフガニスタン出身の作家さんが書いたベストセラー小説が基になってるんよね。映画の方も、特に音楽の評価が高く、アカデミー賞やらゴールデン・グローブ賞でノミネートされてたっけ。

監督は、ブラッド・ピット主演でヒットした『ワールド・ウォー Z』や、ジョニー・デップ主演の『ネバーランド』を撮ったマーク・フォスターくんなんよね。ドイツ出身の監督さんなんやけど、丁寧なドラマの作り方は、ヨーロッパ系の演出の良さが出てるってことなのかも。

というわけで、少しズシリとくるドラマの感想は............................?!

君のためなら千回でも / The Kite Runner   ★★★★☆   (2007年)

監督:マーク・フォスター

出演:ハリド・アブダビ、ホマユーン・エルシャディ、ショーン・トーブ、ゼキリア・エブラヒミ、アフマド・ハーン・マフムードザダ、アトッサ・レオーニ、アリ・ダネシュ・バクティアリ

苦労した末に念願の作家となった男には、幼い頃に故郷であるアフガニスタンから逃げだし、アメリカにやって来たという過去があった。ある日、パキスタンにいる恩師に呼ばれ、久しぶりに故郷を訪れることになったのだが............ってな、人間ドラマ?!

裕福な家庭に育った彼には、使用人の子供として一緒に育った親友がいたが、ある事件をキッカケに、そんな大切な友を裏切ることになり、そのことがずっと胸に引っかかっていたのだが.........ってなことで、歴史の荒波のなかで翻弄されるそれぞれの人生を描いた、かなりヘビーな話やったね。

前半は少々ダレ気味な気もするんやけど、徐々に盛り上がる後半の展開は、胸にググッとくるものがあったかな。

知らされなった真実、そして友への償い、中東の独特の文化や社会のなかで、宗教や人種差別といった“色”をつけながら描かれる話は、思わず圧倒されるくらいの迫力があったね。

ちょっと残念なのは、作品としては素晴らしい内容でありながら、この邦題のあまりにもイケてない感じなんよ。確かにキーとなるセリフには違いないんやけど、友情を象徴する“凧”をあえて無視することで、どうにも安っぽさがプンプンしてもうて、原題のもつメッセージとは少しズレてもうたような気がするんよなぁ.............(苦笑)

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