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2014年2月 1日 (土)

『ビフォア・ミッドナイト』

今日は、劇場で公開中の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、そもそもの始まりは1995年に作られた『恋人までの距離(ディスタンス)/(原題)Before Sunrise』っていう、偶然知り合った男女が朝まで一緒に過ごす様子を描いたドラマなんよ。

ベルリン国際映画祭で監督賞に輝いた作品は、その個性的な作り方で話題になって、でもって、その9年後に『ビフォア・サンセット/(原題)Before Sunset』で再会した男女の数時間の出会いを描いてアカデミー賞の脚色賞にノミネートされたんよね。

9年周期で男と女のドラマを描いてきたシリーズは、今回もアカデミー賞の脚色賞にノミネートされてて、すでに全米批評家協会賞では脚本賞を受賞してたりする、そんな注目の作品なんよ。

というわけで、更なる9年後が気になりつつ、まずは今回の作品の感想を............?!

ビフォア・ミッドナイト / Before Midnight   ★★★☆☆   (2013年)

監督:リチャード・リンクレイター

出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、ジェニファー・プライア―、シャーロット・プライア―、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック、パノス・コロニス、ウォルター・ラサリー、ゼニア・カロゲロプールー、アリアーヌ・ラベド

前作のパリでの再会から9年、最初の出会いから18年経った今、偶然の出会いから始まった男と女は、双子の娘たちと一緒にパリで暮らしていて、夏の間、ギリシャの友人宅を訪問し、バカンスを楽しんでいた。友人たちの厚意で、子育てを忘れ、恋人同士のように、ふたりだけの時間を過ごすことになったのだが...............ってな恋愛ドラマ?!

前妻との間の子どものこと、仕事のこと、相手への気持ちなど、互いに年齢を重ねて立場も変わり、日々を一緒に過ごすなかで、普段はなかなか言えないことを、ありのまま語り合う、そんなカップルの様子を描いてるんよ。

監督と主演のふたりで作り上げた脚本は、機知に富み、なかなかの味わいやった。でもって、その会話を、まるで実際のカップルのように、絶妙な掛け合いでしゃべり倒すふたりの“演技に見えない演技”ってのがスゴイんよね?!

少ないカットのなかで長セリフをテンポよく繰り出すってのは、主演ふたりのこれまでの関係がなせるワザなんやろなぁって思う。まぁ、この独特の雰囲気ってのは、多少、好き嫌いが分かれるんやろうけど。

男の言い分と女の主張、ぶつかり合いながらも互いを理解しようとし、気持ちを伝えようと必死になる........夫婦にしろ単なるカップルにしろ、会話をすることが大切ってことなんかもね......ひとり暮らしやと、そんな相手もおらんのやけど........?!(苦笑)

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