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2014年2月13日 (木)

『ウィ・アンド・アイ』

今日は、低予算で描く、ちょっと変わった青春ドラマをひとつ、ご紹介♪

監督のミシェル・ゴンドリーといえば、猛烈に毛深い女をフィーチャーしたシュールなコメディ作品の『ヒューマンネイチャー』で注目され、ジム・キャリーとケイト・ウィンスレット主演の切ないラブ・ストーリー『エターナル・サンシャイン』でアカデミー賞の脚本賞を受賞して人気になったひとやんね。

もともとフランス出身でありながら、アメコミものの『グリーンホーネット』を監督して話題になったりもしたんやけど、個人的には、ゴンドリー作品のなかではジャック・ブラックが主演した『僕らのミライへ逆回転』ってのが、溢れんばかりの“映画愛”を感じられて、たまらなく好きなんよなぁ。

そんなわけで、そんな監督さんが3年の年月をかけて、高校生にインタビューしながら作り上げたドラマの感想は...........................?!

ウィ・アンド・アイ / The We And I   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ミシェル・ゴンドリー

出演:マイケル・ブロディ、テレサ・リン、アレックス・バリオス、レイモンド・デルガド、レイディーチェン・カラスコ、ジョナサン・オルティス、ジョナサン・ウォーレル

学期末の最終日の授業が終わり、下校のためにバスに乗り込んできた高校生たちの様子を、実際の高校生をキャスティングして描いた異色の青春ドラマ?!

最後尾に陣取るワル、そんな彼らにイジメられる気弱な生徒、音楽に夢中の男の子に、誕生日パーティーの準備で盛り上がる女の子たち、バスの中で繰り広げられる等身大の高校生の会話や行動を、リアルに描写していくってことなんやろね。

この作品のユニークなのは、仲間と一緒の“We”のなかの高校生と、ひとりのときの素の“I”ってのを、ブロンクスを走るバスのなかの時間を使って、丁寧に追いかけてるってところで、それが作品のタイトルになってるんよ。

最初は“クソがき”やなぁなんて思いながらも、徐々に、恋愛であったり友情であったり、彼らなりの人間関係や親との関係での悩みや不安が描かれてるところが、なかなかの味わいやった。

ちょっとクセがありすぎて、一般ウケするような作品ではないんやけど、シンプルな設定を使い、素人の役者を起用して映し出したドラマは、監督さんらしい一品に仕上がってたんと違うかな?!

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