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2014年3月16日 (日)

『それでも夜は明ける』

今日は、今年のアカデミー賞で作品賞、助演女優賞、脚色賞を受賞した作品を、ご紹介♪

前評判通りに見事に作品賞を受賞したこの作品を作ったのは、アフリカ系イギリス人の監督さんなんよね。これが長編3作目で、前作のマイケル・ファスベンダー主演の『SHAME -シェイム-』も含め、これまでの2作とも各方面で評価されてたとはいえ、すごい勢いで登りつめたなって印象やね。

そんな作品で主役を務めたキウェテル・イジョフォーくんは、イギリス人の俳優さんなんやけど、オドレイ・トトゥと共演した『堕天使のパスポート』って作品で知って、その後も『ラブ・アクチュアリー』でも印象に残る演技をしてたし、『キンキーブーツ』では女装してインパクトのある役を演じてたりして、ずっと注目してたんよなぁ。

というわけで、個人的には今年は納得(?)のアカデミー(助演女優賞は、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のジューン・スキッブおばちゃんでも良かった気はするんやけど.....)ってことで、作品賞の感想は.............?!

それでも夜は明ける / 12 Years A Slave   ★★★☆☆   (2013年)

監督:スティーヴ・マックィーン

出演:キウェテル・イジョフォー、ルピタ・ニョンゴ、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、サラ・ポールソン、ポール・ジアマッティ、ブラッド・ピット、アルフレ・ウッダード、ドワイト・ヘンリー、アシュリー・ダイク、ケルシー・スコット

自由黒人として北部の町で生きてきたバイオリニストの男は、ある日、何者かに拉致され、そのまま南部の奴隷市場に連れて行かれ、それから12年間の黒人奴隷としての生活を強いられることに.............ってな、実話を基にしたドラマ?!

突然、自由を奪われ、愛する妻や子供たちとも離れ離れになり、横暴な白人に虐げられるなんて、なんとも辛い現実やよなぁ。

この作品、最初から最後まで、いかに奴隷制度が非人道的でヒドイものやったかを淡々と描写してるんよ。こんなことが当たり前のように行われてたってのを目の前で突きつけられると、なんとも悲しい気分になってまうやんか。

主演のキウェテルくんは、そんな不遇な時間をグッと耐えながら、歯をくいしばって生きる主人公ってのを、感情を抑えた演技で演じてたね。各賞レースでキウェテルくんと並んで評価の高かったファスベンダーくんの狂気を孕んだ悪人ぶりも、確かに見事やった。

奴隷制度がアメリカの負の歴史であり、それを正面から取り組んで描いた作品という意味では、きっとアカデミー賞の作品賞を獲ることに意義があったんやろうと思うんやけど、映画の作品としては、かなりヘビーな内容になってるし、気軽に“感動”を期待して観ると、少し違和感を感じるんと違うかなぁ?!

少し評価が難しい作品なのかもね..........。

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