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2014年3月 8日 (土)

『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、今年のアカデミー賞の候補になった作品をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるアレクサンダー・ペインといえば、ジャック・ニコルソンが主演の『アバウト・シュミット』や、ワインをネタにした『サイドウェイ』といった、人生模様を描いたロード・ムービーを得意とする監督さんやんね。

ジョージ・クルーニーが主演の前作『ファミリー・ツリー』は、人生ドラマではあったんやけどロード・ムービーではなかっただけに、今回は久々に原点に帰ったってことなんかもなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 / Nebraska   ★★★★   (2013年)

監督:アレクサンダー・ペイン

出演:ブルース・ダーン、ウィル・フォーテ、ジューン・スキッブ、ボブ・オデンカーク、ステイシー・キーチ、ランス・ハワード、メアリー・ルイーズ・ウィルソン、アンジェラ・マキューアン、ティム・ドリスコル

雑誌社のツリ広告で100万ドルが当たったと信じ込み、賞金を受け取りに行くといってきかない年老いた父親と、そんな父を放っておくことができず、車で送っていくことになった息子の旅を描いたロード・ムービー?!

大酒飲みで、昔からあまり子どもに関心を示すことなかった父親、そんな父親の勝手気ままな行動に呆れながらも、どうしても無視できない息子、久しぶりに二人で過ごす旅の時間でホンネが.......ってことで、親子や夫婦の絆を感じさせながら、珍道中をホノボノと描いてるんよね。

父親の育った場所を訪ねたりしながら、自分の知らなかった若い頃の父を知ったり、気づかなかった父の気持ちを知ったり、どこかオフビートな雰囲気のなかで、しっかりと家族の物語が語られるあたりが秀逸やった。

特に母親役のジューンおばちゃんの強烈なキャラがすごかったね。ダンナのことを散々けなしながら、それでいて実は深く愛してる、そんなことをさり気ない演技のなかで表現できるのは、ベテラン女優のなせるワザってやつやよなぁ。

全編、白黒の映像を使い、どこかセンチメンタルでノスタルジックな味わい出しつつも、さいりげない演出のなかで“家族愛”を存分に描いて見せた作品は、派手さはないものの、なかなかの味わいやったね!?

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