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2014年3月10日 (月)

『ある殺人に関するテーゼ』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、アルゼンチンの映画をひとつ、ご紹介♪

未公開作品といっても、どうやらWOWWOWでは放送されてたらしいんよ。まぁ、そんな“ブルジョワ”なものには加入してない身としては、知る由もないんやけど(笑)

でもって、この作品、本国アルゼンチンでは、アルゼンチンのアカデミー賞で作品賞や主演男優賞、脚本賞や編集賞にノミネートされたらしく、それなりに評価されてるんやって。

そんな作品で主役を務めるリカルド・ダリンって俳優さんは、以前に紹介した傑作『瞳の奥の秘密』『ハゲ鷹と女医』に出演してたひとで、アルゼンチンではアカデミー賞の主演男優賞を2度受賞してるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ある殺人に関するテーゼ / Tesis Sobre Un Homicidio   ★★★☆☆   (2013年)

監督:エルナン・ゴルドフリード

出演:リカルド・ダリン、アルベルト・アンマン、カル・リベロ、アルトゥーロ・プイグ、ファビアン・アレニラス、アントニオ・ウーゴ

大学で司法について講義をしている元弁護士の男は、授業の最中に大学の構内で発見された女性の惨殺死体について調べるうちに、自分のクラスで学ぶ親友の息子を犯人と疑うのだが.........ってなサスペンスもの?!

現場に残された痕跡を頼りに、真相を究明しようとする男と、過去の因縁から、そんな彼に不敵に挑む青年、抑えたトーンでありながら、なかなかスリリングにドラマが流れていくんよ。

それほど派手さはないんやけど、巧みに構築されたストーリーで描かれる“静かな攻防”に、観てて思わずグイグイと引きこまれてまうんよね!?

なんといっても主役のリカルドおじさんの存在感なわけで、その渋くて、それでいて繊細な演技が、いい具合に重厚感を演出してるんかな。

少し突き放した終わり方なのがチョッと落ち着かない感じがしてもうて、個人的には残念な気がするんやけど、ただサスペンス作品としては、なかなかの逸品やったね!?

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