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2014年4月24日 (木)

『告発のとき』

今日は、ちょっとシリアスなドラマをひとつ、ご紹介♪

主演を務めてるトミー・リー・ジョーンズは、この作品でアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされてるんよ。結果的にダニエル・デイ=ルイスに負けてもうたんやけど、当時、かなり評価されてたのを覚えてる。

監督のポール・ハギスといえば、『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本で人気になり、その直後の初監督作『クラッシュ』で脚本賞を受賞したひとやんね。6月にリーアム・ニーソン&ミラ・クニス主演の『サード・パーソン』って新作が日本でも公開されるらしいんやけど、こちらの本国での評判もなかなからしい。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

告発のとき / In The Valley Of Elah   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ポール・ハギス

出演:トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジェームズ・フランコ、ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・パトリック、ジョナサン・タッカー、フランシス・フィッシャー

イラクから無事に帰還しながら、突然、無断で部隊を離れて行方知れずとなった息子。やがて死体となって発見された彼に何があったのか、その真相を追求しようとする父親の姿を描いたサスペンス・ドラマ?!

無残な姿で殺された息子の死の原因を突き止めようとする元軍人の父親、最愛の息子はなぜ殺されたのか、誰にやられたのか、手掛かりの携帯で録画した映像、そして息子の戦友たちとの会話をたよりに、必死に謎を追いかけるんよ。

最近はすっかりコーヒーのCMでコミカルな姿がイメージになりつつあるジョーンズおじさんなわけやけど、この作品では抑えた演技ながら、子を失う親の気持ちってのを表現してて、その悲しみが胸にグッとくるんよ。

この作品のいいところは、単なる犯人探しのストーリーにするんやなくて、イラクで悲惨な経験をして戻ってきた兵士たちの苦悩や、父親と息子の関係、そんでもってイラク戦争の意味を問うってところが、全体としての作品の質を高めてるんよね。

まぁ、話としてはあまり救いがないだけに、重いよなぁって思ってまうんやけど、繊細な心理描写で丁寧に作られたいい作品やった。

ただ...................この当たり障りのない適当な邦題は、かなり頂けんよなぁ?!(苦笑)

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