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2014年4月 7日 (月)

『リトル・フィッシュ』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、オーストラリア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、オーストラリアン・フィルム・インスティチュートっていう賞で主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞なんかを受賞し、地元オーストラリアではその年の賞レースを賑わせた作品なんやって。

そんな作品で主役を張ってるケイト・ブランシェットといえば、今年のアカデミー賞の主演女優賞を受賞したひとで、以前に助演女優賞を獲ってるから、今回が2度目のオスカーやったんよなぁ。

個人的には、サム・ライミ監督の『ギフト』での演技で彼女の存在を知って、上手い役者やなぁって思ったのが最初で、セリフを言うときのアクセントのこだわりから、細かい演技の見せ方まで、その演技を見るたびに“プロの女優さん”やなぁって感心させられるんよね。

というわけで、今回のアカデミー賞の受賞作品であるウディ・アレンの新作は、まだ公開されてないみたいなんで、そちらを楽しみにしつつ、彼女が地元オーストラリアで撮影した作品をってことで、その感想は..................?!

リトル・フィッシュ / Little Fish   ★★★☆☆   (2005年)

監督:ローワン・ウッズ

出演:ケイト・ブランシェット、ヒューゴ・ウィーヴィング、サム・ニール、マーティン・ヘンダーソン、ノニ・ハズルハースト、ダスティン・ヌエン

レンタルビデオ店で店員をしている女性は、共同経営者となり、店舗スペースを拡大して新たなビジネスを展開するために、銀行に融資のお願いに行くが、何の資産もなく、カード詐欺などの過去もあって、ことごとく断られてしまう。どうしても金が必要な彼女は、弟と元カレの裏稼業の計画に加わることを決意するのだが..........ってなドラマ?!

クスリを断ち、真面目に生きていても、過去から逃れることはできず、かつて有名なサッカー選手だった麻薬中毒の継父の面倒を見ながら、なんとか現状から抜け出そうともがくが.........ってなことで、“しょっぱい”人生ドラマが展開するんよ。

ポイントは、すっかり前頭部が“ハゲしく”寂しくなったヒューゴおじさんの“ジャンキー”な演技で........なんて“ハゲ目線”で(?)鑑賞してたわけやけど、地味目なドラマのなかで、役者が抑えた演技を見せてくれてたのが印象的やったかな。

ケイトくんなんかは、際立ったシーンがあるというわけではないんやけど、過去をひきずり苦悩する、そんな主人公の苦しみってのを、さりげない仕草のなかで表現してくるあたり、さすがやなぁって思ってもうた。

取り立てて感動する話ってわけでもなく、ハッピーエンドの物語でもないんやけど、役者の演技を楽しむには、なかなかエエ作品かもね?!

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