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2014年4月30日 (水)

『アウトロー』

今日は、アイスランド発の犯罪ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、本国アイスランドでは爆発的なヒットやったらしく、国民の4人に1人が観たって勘定なんやって。といっても総人口は30万人ちょっとやから、数字にすると7万5千人強ってとこなんやけどね(笑)

それでも、アイスランドのアカデミー賞にあたるEDDA賞では助演男優賞と助演女優賞、それに脚本賞を受賞し、作品賞を含むその他主要部門でノミネートされたってシロモノらしい。

邦題が、昨年公開されてたトムくんの作品『アウトロー』と“マルかぶり”なところが、“そういう売り方するかぁ??”って思ってもうたよ。まぁ、そもそものところで、どちらの作品も原題は“アウトロー”やないし、いずれも“アウトロー”って言われてピンとくるような内容やないってのが、“オイオイ”ってツッコミを入れたくなるところやんね(苦笑)

というわけで、そんな配給会社のセンスのなさを嘆きつつ、作品の感想は...................?!

アウトロー / Svartur A Leik   ★★★☆☆   (2013年)

監督:オスカル・ソール・アクセルソン

出演:ソルヴァルドゥル・ダーヴィッド・クリスチャンソン、デイモン・ヤンガー、ヨハンネス・ハウクル・ヨハネッソン、マリア・ビルタ・ビャルナドッティル、ヴィクニル・ラフン・ヴァルソルソン

酔っぱらって傷害事件を起こし拘留されたことで、警察署の前で幼なじみと再会した男は、その友人の“仕事”を手伝うこととなり、そのままある麻薬組織の一員となるのだが..............ってな犯罪ドラマ?!

刑務所送りにならないように、腕利きの弁護士を紹介してもらうために始めた組織の仕事だったが、次第に抜け出せないくらいにドップリと悪の道にはまり.......ってなことで、スリリングな話が展開するんよ。

これ、何がエエかって、小気味いい流れのなかで組織の人間関係が描かれてて、シリアスすぎず、軽すぎずの絶妙なバランスでドラマが繰り広げられるんよね。

クスリでトリップした感の表現なんかも上手く出てるし、不気味な恐怖感や人間臭さもあったりで、この手の作品では、かなり良くできてるんと違うかな。

ハリウッドのような派手さはないんやけど、ヨーロッパ系の硬派なフレンチな犯罪ドラマにあるような、洗練された感じがあって、なかなかの味わいやったね!?

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