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2014年4月10日 (木)

『潜水服は蝶の夢を見る』

今日はフランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国フランスでは主演のマチュー・アマルリックがセザール賞の主演男優賞を受賞し、カンヌ映画祭では監督賞を受賞、アカデミー賞でも監督賞や脚色賞にノミネートされたっていう話題作やったんよ。

監督のジュリアン・シュナーベルは実はアメリカ出身で、ハビエル・バルデムが世界的に注目されるようになった『夜になるまえに』って作品がヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリ賞を受賞したりして、メジャーになったんよなぁ。

というわけで、実話を基にした作品の感想は.........................?!

潜水服は蝶の夢を見る / Le Scaphandre Et Le Papillon   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ジュリアン・シュナーベル

出演:マチュー・アマルリック、エマニュエル・セニエ、アンヌ・コンシニ、マリ=ジョゼ・クローズ、ジャン=ピエール・カッセル、マックス・フォン・シドー、パトリック・シェネ、オラツ・ロペス・ヘルメンディア、ニエル・アレストリュプ

雑誌『ELLE』の編集長だった男は、ある日脳卒中を患い、左目以外の肉体的自由を奪われてしまう。絶望に打ちひしがれながら、彼は“まばたき”により、一冊の本を書き上げるのだが.........ってな、実話を描いた作品?!

華やかな生活から、一転して全ての自由を失う絶望的な闘病生活へ、そんな悲しみに挫けそうになりながら、耐える主人公の姿には、やっぱり驚きを感じてまうんよなぁ。

彼の心のなかの声や、生み出された“言葉”を見ながら、苦しみの中から生まれるユーモアや考えってのがヒシヒシと伝わってくるんよ。

家族への想い、父親へのいたわり、人生の悔い、ちょっと寂しげなカレー近郊の景色と印象的な音楽で、淡々としたなかにも、考えさせられるものがあったね。

少し演出が控え目のような気がするものの、逆に感動の押し売りになってないところが、彼の生き様を表現する上では、よかったんかもなぁ。

ちょっと邦題が日本語的に“?”ながら、作品としては、なかなかの味わいやったね?!

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