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2014年5月

2014年5月31日 (土)

『マンデラ 自由への長い道』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、自伝ものをひとつ、ご紹介♪

この作品を監督してるジャスティン・チャドウィックってひとは、イギリスの監督さんで、ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンが共演した『ブーリン家の姉妹』や、『おじいさんと草原の小学校』って作品で知られてるんよ。

主役のマンデラを演じるイドリス・エルバは、イギリスの俳優さんで、ちょくちょく大作の脇役で顔を出すひとで、イギリス系の黒人キャラでは重宝されてるかな。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

マンデラ 自由への長い道 / Mandela: Long Walk To Freedom   ★★★☆☆   (2013年)

監督:ジャスティン・チャドウィック

出演:イドリス・エルバ、ナオミ・ハリス、リアード・ムーサ、トニー・キゴロギ、ジス・ドゥ・ヴィリエ、リンディウェ・マチキザ、ファナ・モコエナ、ジェイミー・バートレット

人種隔離政策“アパルトヘイト”で苦しむ祖国を白人から解放するため、必死に戦い抜いたネルソン・マンデラの自伝を映画化した作品?!

弁護士をしていた男は、知人白人の警官に殴り殺されたのをキッカケに、自由で平等な社会を目指し、ANC(アフリカ民族会議)の一員として政治活動に没頭し、武装闘争でテロ行為を繰り返して、逮捕され終身刑を言い渡されるのだが........ってなことで、マンデラの長く苦しい戦いの様子を描いてるんよね。

長い間、刑務所に入れられ、家族とも会えない辛い日々を過ごしながらも、国のため、民衆のために希望を捨てずに静かに戦う様ってのは、ホンマに頭が上がらんよなぁ。

そんな誰もが知ってる英雄を描くとなると、観る側はやっぱり相当な“感動”を期待してまうわけやけど、この作品、残念ながらそこまでの盛り上がりはなったかように個人的には思うんよ。

もっとマンデラ氏の人となりを深く掘り下げて、彼の熱い言葉を聞けることを想像してたんやけど、全体的な印象としては淡白な感じなのが残念やったかな。

ちょっと期待しすぎたのかもしれんなぁ.............(苦笑)

2014年5月30日 (金)

『受難』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

これ、姫野カオルコって作家さんの小説が元ネタなんやってね。この小説も含めて何度か直木賞の候補になって、今年の1月についに受賞したらしい。

そんな小説を映画化した吉田監督ってのは、過去の作品は観たことがないんやけど、どちらかというとエロ系のドラマを作る女性監督ってとこなんかな。

この作品、劇場での公開当時は、大胆な設定の役柄を、グラビア出身の女優さんが体を張って演じるってのが、随分と話題になってたっけ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

受難   ★★★☆☆   (2013年)

監督:吉田良子

出演:岩佐真悠子、古館寛治、淵上泰史、伊藤久美子、奥浜レイラ、青柳文子、内田亜希子

修道院で育った敬虔なクリスチャンの女の子は、自分の誕生日に、好きなひとに抱いて欲しいと告白するも、その日から股の間に人面瘡が現れ、おかしな共同生活が始まることに...........ってな、エロなコメディ?!

恋に恋しながらも、超ネガティブな女の子と、そんな彼女の股間からダメ出しをする人面瘡の“古賀さん”という妙なコンビを使い、なんともユル~いドラマが展開するんよ。

そもそものところで、しゃべる人面瘡を素直に受け入れてしまう主人公のキャラってのがユルさ満点なわけやけど、設定が設定だけに、全体的に何とも言えない不思議なテイストのコメディに仕上がってたかな。

これ、主人公を演じる岩佐くんの体当たりの演技ってのが話題になってたんやけど、個人的には人面瘡を演じる古館くんの頑張りを評価してあげたいなぁって思う?!(笑)

奇抜さとエロが売りの作品ではあるんやけど、それほど卑猥というわけでもなく、特にどうしたってのはないんやけど、思ったほど悪くなかったかもなぁ....................?!

2014年5月29日 (木)

『ザ・ドア 交差する世界』

今日は、ドイツ映画をひとつ、ご紹介♪

ドイツ映画といいつつ、主演はデンマークの名優マッツ・ミケルセンなんよ。最近は、すっかり役者としての貫録もついて、北欧にとどまらず、世界的に名前が知られてきた感じやね。

そんな彼が頑張ってる(?)作品は、本国ドイツの批評家協会賞ってので音楽部門で賞を獲ったらしいんよ。ドイツのアカデミー賞では、編集賞や音響賞にノミネートされたってことで、内容というよりは、音楽や技術系で評価された作品ってことなのかもなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ザ・ドア 交差する世界 / Die Tur   ★★★☆☆   (2009年)

監督:アノ・サオル

出演:マッツ・ミケルセン、ジェシカ・シュヴァルツ、トマス・ティーマ、ヴァレリア・アイゼンバルト、ステファン・ゲベルホフ

自分が近所の愛人宅で浮気をしているときに、最愛の娘が誤って自宅のプールに転落し、死んでしまったことで、妻に見捨てられた男は、5年間、苦しみ抜き、自殺を試みるも失敗してしまう。そんな彼は、かつて住んでいた家のそばの茂みの中に、小さなトンネルを見つけ、その先にあるドアが、不思議なことに娘が亡くなったあの日につながっていた..........ってなタイムスリップ系サスペンス?!

悔やんでも悔やみきれない“あの日”に戻り、娘の命を救うものの、もうひとりの自分が現れ、事態は思わぬ方向にってな感じで、人生をやり直すはずが、元通りにはいかない、そんな状況に陥る男の様子を描いてるんよね。

主役の父親を演じるミケルセンくんは、無表情なようでいて、さりげなく男の苦悩を漂わせるあたり、相変わらず上手いなぁって思ったよ。ただ、逆にそれ以外に印象に残るものがないもんやから、少し平凡な感じがしてもうたかな。

悪くはないんやけど、期待してたほどではなかったかなぁ。もう少しエモーショナルな家族ドラマになるのかと思いきや、ひたすらサスペンス調なところが、ちょっと一本調子すぎるのかもね?!

2014年5月28日 (水)

『母なる復讐』

今日は、監督の実録犯罪ドラマ(?)をひとつ、ご紹介♪

この作品、未成年者による性犯罪がテーマになってるんやけど、実際にあった事件がネタになってるってこともあってか、本国では大ヒットになったんやって。

例によってパッケージには“韓国NO.1ヒット”ってのがデカデカと書かれてあるんやけど、最近、どうも韓国映画のこの手の売り文句を素直に信じられない自分がおったりして..........(笑)

そんな作品で主役の熱い母親を演じてる女優さんは、以前におススメした『黒く濁る村』ってサスペンスものにも出演してたひとで、娘役のほうも『サニー 永遠の仲間たち』ってのに出てた子なんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

母なる復讐 / Don't Cry, Mommy   ★★★☆☆   (2012年)

監督:キム・ヨンハン

出演:ユソン、ナム・ボラ、ユ・オソン、ドンホ

夫との離婚が成立し、新しい場所で娘と二人、再出発をすることに。カフェのオープンも控え、順調に思えた新生活だったが、娘が同級生の男子生徒とその不良仲間に強姦されてしまい、心に深い傷を負うことに........ってな、実際の事件をモチーフにした復讐ドラマ?!

素直で明るかった娘が、傷つき、塞ぎこんでしまう。そんな姿を見つめながら、戸惑う母親の苦悩、そんでもって、少年法によって守られ、罪を問われない加害者へのハゲしい怒りから、抑え切れない感情が爆発するんよね。

あまりにも理不尽な事件に、観てて辛い気分になるし、大切な娘を失った母親の気持ちには共感できるんよ。でもって、そんな母を演じる女優さんの感情をむき出しにした演技も迫力があってエエんやけど、ちょっと“ヤリすぎ感”ってのがあるんよなぁ(苦笑)

実際の事件の“結末”がどないやったのかが分からんから、ひょっとするとこの通りなのかもしれんけど、映画として見ると、必死に盛り上げるために、敢えてセンセーショナル(?)なラストを用意したっていう空気が流れてもうてるところで、ちょっとドン引きしてもうた?!

2014年5月27日 (火)

『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

監督の古厩くんといえば、前作の『武士道シックスティーン』では成海璃子を主演にして、なかなかの青春映画を作ってたひとやんね。それ以外では、『ホームレスが中学生』に負けてもうた『ホームレス中学生』(個人的評価に基づく)とか、上野樹里の中途半端(?)な演技が観れる『奈緒子』とか、結構、ビミョーな作品を世に出してるひとって印象かな。

ちなみに、この作品で主役を演じてる佐野くんは、今、流行のライダーもの出身(仮面ライダー鎧武)ってことらしく、今後、ブレイクするかも??(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

「また、必ず会おう」と誰もが言った。   ★★★☆☆   (2013年)

監督:古厩智之

出演:佐野 岳、杉田かおる、塚本晋也、徳井 優、イッセー尾形、古村比呂、国広富之、嶋田久作、角替和枝、戸田昌宏、瀧澤 翼

友だちに「東京に行ったことがある」とウソをついたことをキッカケに、ウソをホントにするために親に内緒で東京にやって来た高校生は、財布を盗まれた挙句、帰りの飛行機にも乗り遅れ途方に暮れるのだが...........ってなドラマ?!

空港の売店の店員に一晩泊めてもらったことから始まる人の輪、旅をしながら様々な出会いを経験し成長する高校生の姿を描いてるんよね。

あまり期待せずに観てたんやけど、これ、渋いキャスティングが見事に効いてて、なかなか悪くないドラマやった。

特にトラック運転手を演じるイッセー尾形の演技は、やっぱり見事やったなぁ。完全になりきったキャラから繰り出されるセリフのひとつひとつが、悲哀を帯びつつも、優しさがあって、ぐっと胸に響くんよ。

まぁ、ベロベロに酔っぱらってジュディ・オングを熱唱する杉田かおるってのも、役にハマりすぎて、貴重なのかもしれんけど...............(笑)

なんとなく高校生活を過ごしてる青年が、素敵な出会いをし、いろいろと経験をしながら人生を学び、人として成長する、そんな様子を上手く切り取った作品は、なかなかのデキやったね!?

2014年5月26日 (月)

『バレット・オブ・ラブ』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、ルーマニアのブカレストを舞台にしたドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品をレンタルした理由は、最近すっかりハマりぎみのデンマークの俳優マッツ・ミケルセンが出演してるからやったんよ。シリアスなドラマからアクションものの悪役まで、幅広い演技で存在感を発揮する役者さんで、脇にいても気になるんよね。

そんなマッツおじさん以外にも、ハリー・ポッターの親友のロンことルパート・グリントなんかも出てたりして、ルーアリアとアメリカの合作らしいんやけど、なかなかキャスティングが渋い(?)かったりして(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

バレット・オブ・ラブ / The Necessary Death Of Charlie Countryman   ★★★☆☆   (2013年)

監督:フレデリック・ボンド

出演:シャイア・ラブーフ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マッツ・ミケルセン、ルパート・グリント、オーブリー・プラザ、ティル・シュヴァイガー、ジェームズ・バックリー、ヴィンセント・ドノフリオ、メリッサ・レオ

最愛の母が息を引き取るとき、病院で目の前に現れた母の幻に“ブカレストに行きなさい”と言われ、飛び乗ったルーマニア行きの飛行機の機内で隣席の男と知り合いになる。今度は到着する前に死んだ彼の幻に、娘に伝えて欲しいと伝言を頼まれ、空港で父を待つ彼女と出会い、恋に落ちるのだが.........ってな、恋愛、バイオレンス&アクションもの?!

誰も知り合いのいない異国の地で、何かに引き寄せられるように巡りあった相手に惹かれるも、彼女には複雑な人間関係があり........ってなことで、なかなか小気味いいドラマが展開するんよね。

冷静に考えるとちょっと強引さが気になってまうんやけど、それでも中盤から終盤にかけての怒涛の勢いは、映像センスも含めて、かなりツボやったよ?!

ヒロインのレイチェルくんが思った以上にケバかったのが残念やったんやけど、これまで余り個人的には評価してなかったシャイアくんの頑張りと、なんといっても“危険な男”を演じるマッツおじさんのキレキレな演技がたまらんのですよ(笑)

監督さんも、これが長編初作品で、“プチ”豪華な出演陣ながら小粒な作品ではあるんやけど、ちょっと次が気になるって思わせるだけのキラリと光るものはあったかな!?

2014年5月25日 (日)

『ぼくたちの家族』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、始まったばかりの邦画をひとつ、ご紹介♪

石井裕也監督といえば、奥さんになった満島ひかり主演の『川の底からこんにちは』での木村水産の社歌でKOされて以来、その才能にベタ惚れしてもうたんよなぁ(笑)

『舟を編む』ですっかりメジャー監督になってもうた感はあるんやけど、その独特の感性と、それを表現する手腕ってのは、他にはない個性やと思うんよ。

今回主演した妻夫木くんとは、12月に公開が予定されてる監督さんの新作『バンクーバーの朝日』ってので再びタッグを組むらしく、その他のキャスティングで少し気になるのがいるものの、今からちょっと期待かな。

というわけで、作品の感想は.............................?!

ぼくたちの家族   ★★★★☆   (2013年)

監督:石井裕也

出演:妻夫木 聡、長塚京三、原田美枝子、池松壮亮、黒川芽以、鶴見辰吾、ユースケ・サンタマリア、板谷由夏、市川実日子

郊外のベッドタウンにある一軒家で暮らす夫婦には、2人の息子がいるが、長男は結婚して別に所帯を持ち、次男は東京で大学生をしていた。ある日、母親に脳腫瘍が見つかり、余命1週間と宣告され、久々に集まった家族は動揺してどうしたらいいのか途方に暮れるのだが..........ってな家族ドラマ?!

いやぁ~、正直、途中まではグタグタ気味でハズしてもうたかなぁって思ったんやけど、終盤にかけての流れが見事で、最後はキッチリと泣かされてもうたよ(笑)

話としては、母親の病気をきっかけに、バラバラの家族がまとまるってことなんやけど、この“家族”ってのが絶妙なキャラ設定なんよ。

ちょっぴり強面ながら、まったく頼りにならない父親に、元引きこもりの長男、そんな家族を冷静に見つめながら、少し距離を置いて気ままに生きる次男、それぞれのキャスティングがエエ具合にはまってた。

どうしようもなく不格好なダメ家族でも、やっぱり“家族”なわけで、そこには強い絆と信頼があるんやってのを見せられて、観終わって温かな気分にさせられたよ。

なんか、ひとりで暮らしてないで、自分の家族を作りたいなぁって思ってもうた..........?!(笑)

2014年5月24日 (土)

『最高の人生の見つけ方』

今日は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが初共演したことで話題になった作品を、ご紹介♪

60年代から頑張ってるジャックおじさんと、80年代からメジャーなキャリアが始まったモーガンおじさんとは、実は同い年なんやってね。最近でも大作映画で重要な役を演じてるモーガンくんに比べ、すっかり姿を見かけなくなったジャックおじさん、寂しいよなぁ。

去年あたりに、記憶障害が原因でジャックおじさんが引退ってニュースが流れたんやけど、とりあえずその記事事態は本人に近い筋から否定のコメントが出たものの、2010年の『幸せの始まりは』以降、出演作がないところを見ると、なにかしら事情があるんかも。

シリアスなジャックおじさんも素敵なんやけど、また、あのちょっと“はにかんだ”、オチャメなコメディ演技をスクリーンで観たいなぁって思うんよね。

ちなみに、この作品の監督さんは、名作『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』のロブ・ライナーで、この作品の後に作られた『最高の人生のはじめ方』っていう、ハート・ウォーミングでナイスな作品と併せて、“最高の人生”シリーズ的な売られ方してるんやけど、当然のことながら、原題はどちらもまったく邦題とは違うんやけど...........(笑)

というわけで、作品の感想は...........................?!

最高の人生の見つけ方 / The Bucket List   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ロブ・ライナー

出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ、ロブ・モロー、ビヴァリー・トッド、アルフォンソ・フリーマン

同じ病室に入院し、同じく余命宣告されたふたりの老人たちは、人生の残された時間をいかに過ごすかを考え、これまでの人生でやらずにいた様々な事に挑戦することを決意するが...........ってな、コメディ・タッチの友情ドラマ?!

病院のオーナーで金持ちの傲慢男と、家族を養うため、まじめに修理工として生きてきた男、正反対なふたりの間に芽生えた友情、そして彼らが見つけた生きることの意義とは.........ってなことで、軽妙なテイストのドラマが展開するんよ。

これが初共演のふたりは、さすがにベテランだけあって、安心できる演技を見せてたね。ジャックおじさんは、顔の演技で“やんちゃ”ぶりを表現してみせるあたり、なかなか味わい深かったね。

まぁ、金持ちの道楽的なところもあって、内容的には少し中だるみ感があるんやけど、さすがこの手のドラマを得意とする監督さんだけあって、最後は上手くまとまってたかな。

人生をやり遂げるということ、悔いなく生きるということの重みってのが、なんとなく伝わってくるんやね。しかし、自分なら.........どないするかなぁ..........なんてことを少し真剣に考えてまう、そんな年齢になってきたんやねぇ..............?!(笑)

2014年5月23日 (金)

『ジンクス!!!』

今日は、邦画の恋愛ものをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる熊澤くんといえば、蒼井 優が主演してた『ニライカナイからの手紙』や林 遣都や池松壮亮が出てた『ダイブ!!』、某事務所の岡田くんと麻生くん共演の『おと・な・り』を撮ったひとなんよね。

多部ちゃんと三浦春馬くんを主人公にした前作の『君に届け』が、なかなかツボにはまる作品やっただけに、その流れで多少の期待はあったりしたんやけど。

ちなみに、主演の女優さんは、K-POPの女性グループのメンバーさんらしいんよね。まぁ、そちら方面はまったく興味ないんで、よう知らんのやけど(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ジンクス!!!   ★★★☆☆   (2013年)

監督:熊澤尚人

出演:ヒョミン、清水くるみ、山崎賢人、落合モトキ、松山愛里、宮田早苗、高橋和也、チョン・スギョン

大切な恋人を交通事故で亡くし、そんな彼のことを忘れるために日本に短期留学してきた韓国の女の子は、大学の寮でひとりの日本人の学生と友だちに。好きなひとに気持ちを伝えられない彼女のために、あれこれと恋愛のジンクスをレクチャーするのだが.........ってな恋愛ドラマ?!

不器用で一向に前に進まない日本人の大学生の恋愛に、韓国人の女の子があれこれと世話をやく、そんな様子をコミカルにってことで、日本の恋愛ドラマに韓国のメロドラマを混ぜ合わせた“ハイブリッド恋愛ドラマ”ってとこなんかもね(笑)

ただ、主役のヒョミンくんのキャラがかなり強烈で、きっとキュートで少し悲しみを背負い込んだ留学生って設定なんやと思うんやけど、途中から単なるお節介なおばちゃんキャラにしか見えなくて..........(苦笑)

恋愛映画の告白シーンをネタにしたりして、ちょこっとオツな雰囲気もあるんやけど、全体としてはボチボチやったかな。

ドラマのなかの恋愛指南を習得して、自分も頑張って相手探しでもするかなぁ.........って年でもないかぁ............恋愛って難しいもんやねぇ............(苦笑)

2014年5月22日 (木)

『父の秘密』

今日は、メキシコ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カンヌ国際映画祭で“ある視点”部門でグランプリを受賞したことで、注目されたらしいんよ。カンヌ以外でもサン・セバスチャン国際映画祭で監督さんが賞を獲ったり、監督さんと主演のふたりの演技は、いろんなところで評価されてたみたいやね。

娘役のテッサ・イアっていう若いメキシコの女優さんは、シャーリーズ・セロン、キム・ベイジンガーとジェニファー・ローレンスが出てた『あの日、欲望の大地で』って作品にも出演してたらしく、今後はメキシコだけやなくて、いろいろと顔を見かけるころになるかもなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

父の秘密 / Despues De Lucia   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ミシェル・フランコ

出演:エルナン・メンドーサ、テッサ・イア、ゴンザロ・ヴェガJr.、タマラ・ヤズベク、フランシスコ・ルエダ、ディエゴ・カナレス

母親を事故で亡くし、再出発のために新しい街に越してきた父と娘。料理人の父は、妻を失ったことから立ち直れずにいたが、娘は新しい学校で友達を作り、順調に新生活に適応したと思ったのだが.........ってな、ある父娘の葛藤を描いたドラマ?!

仲のいい親子の間にある微妙な距離感、ある事件がキッカケとなり、歯車が狂いだし、その溝によそれぞれが傷つき、苦しむ様が映し出されてるんよ。

説明を省いた出だしは、よく状況が掴めずに戸惑ってもうて、少し話に入りにくいかと思いつつも、そういったムダを省いた演出ってのがリアルな感じを出してるのかも。

このドラマ、学校でのイジメがテーマになってるわけやけど、あまりにも執拗で陰湿なイジメの描写に、観てるのも辛くなってもうて、ちょっと重たい気分になってもうたなぁ.........。

ラストが少し唐突で、観客を突き離すような印象はあるものの、その行動のなかにある複雑な“感情”ってのを考えると、なんや“ズシリ”とくるものがあるかもね。

どうしてもラテンのメキシコ映画っていうと陽気なハッピーエンドをイメージしてまうんやけど、その真逆を行くシリアスなドラマは、後からジンワリと味が出る、そんな作品なのかも?!

2014年5月21日 (水)

『THE ICEMAN 氷の処刑人』

今日は、犯罪ドラマをひとつ、ご紹介♪

いやぁ、正直ね、主演がマイケル・シャノンってのを見て、ちょっと冴えない感じやなぁって思ったんよ。彼って、ずっと脇役できてて、それもどちらかと言うと、どうもパッとしない男の役や悪人の役が多くて、そんなメインでどうのって感じやない印象やったんよなぁ。

それが、前に紹介した『テイク・シェルター』あたりから、なかなか味のある演技をしてるのに気付いて、ちょっと個人的に評価が変わって、それ以降、見直し機運が高まってたってわけ。

まぁ、それでも共演がウィノナ・ライダーって時点で、私生活でスリをして捕まって開き直って以来、かつてファンやったことを頭の中から消し去ろうとしてることもあり、「それ、B級やろ!」ってツッコミだけは、事前に忘れずに入れといたんやけどね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

THE ICEMAN 氷の処刑人 / The Iceman   ★★★★   (2012年)

監督:アリエル・ヴロメン

出演:マイケル・シャノン、ウィノナ・ライダー、レイ・リオッタ、クリス・エヴァンス、スティーヴン・ドーフ、デヴィッド・シュワイマー、ジェームズ・フランコ、ロバート・ダヴィ、マッケイリー・ミラー

マフィアのサイドビジネスであるポルノ映画の複製の仕事をしていた男は、ボスに見初められて殺し屋に。家では良き夫、良き父を演じながら、20年間で100人以上の殺しに関わったと言われる実在の男を描いた犯罪ドラマ?!

この作品、なにがスゴイって、主演のマイケル・シャノンの演技が見事なんよ。もともと悪人顔ではあるんやけど、鋭い眼光に、大柄な体格を存分に活かした抜群の存在感、冷酷無比な殺し屋を見事なまでに体現してるんよね!?

そこにレイおじさんが、いつものようにクセのある演技でニラミを利かせて、いい感じで“重し”になってた。まぁ、ちょい役で出演のジェームズ・フランコの扱いが、ちょっとあんまりな気はするんやけどね(笑)

心配してたウィノナくんも、なんか落ち着いた感じで、どことなくかつての可憐な面影を漂わせつつ、悪人の妻役ながら、いい女を演じてたかな。

実在の犯罪者を描いたドラマってことで、話としてはどうなんやろうってのはあるとは思うんやけど、ただ、殺し屋の自分と、夫であり父である自分という二つの顔を演じながら苦悩する男を表現してみせたマイケルくんの演技は、ちょっと一見の価値アリやと思うんやけどね。

それにしても、こんな男が実在したっていうんやから、スゴイよなぁ.................?!

2014年5月20日 (火)

『blue bird』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、どうやら大阪芸大の出身らしく、これまでは短編映画を主に作って、積極的に海外に出品したりしつつ、頑張ってるらしい。

主演の女優さんは、今はどうやら声優として人気が出つつあるらしく、作品のなかでピアノを弾いて歌ってるもうひとりの方は、プロのミュージシャンとして、アルバムを発売したりしてるんやって。

というわけで、ほぼ無名(?)または“知る人ぞ知る”面々で作られた作品の感想は..............?!

blue bird   ★★★☆☆   (2008年)

監督:浅川 周

出演:寿 美菜子、末田光里、二階堂和美、細江祐子、板倉善之、河合良平

謎のウィルスが蔓延し、感染したひとたちが次々と死んでいくなか、感染者を治療する診療所を営む父親を手伝っている女の子は、診察を受ける同世代の女の子のことが気になっていたのだが..................ってな、10代の女の子淡い感情を、ちょっと特異なシチュエーションで描いたドラマ?!

“死”を感じて孤独に生きる少女と、そんな彼女に惹かれる少女、出会ったふたりが心を通わせる様を叙情的に表現しってなとこなんかな。

映像の切り取り方なんかは、なかなか印象的な感じで悪くはないんやけど、時折出てくる、チープなホラー調の演出がちょっと頂けなかったね(苦笑)

まぁ、低予算で作られてるんやろうから、細かいところをツッコんでもしょうがないんやろうけど、いろいろと演出で気になる箇所もあったりで、正直、もうひと踏ん張りって感じかなぁ?!

それでも、独自の世界観のなかで、若い役者を使って、静けさの中の少し熱い感情を表現しようっていう意気込みは伝わってきて、その点は悪くなかったと思うんよ。

もう少しメリハリがあったりすると、間延びしなくてエエかなぁ......なんて思いつつ、作り手も若いんで、これからということで、期待も込めて、少し甘めに3っ.........ってね!?

2014年5月19日 (月)

『コン・ティキ』

今日は、ノルウェーの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、実際に行われた航海を基に作られたドラマで、原作の航海記はベストセラーになり、撮りためた記録映像はドキュメンタリーとしてアカデミー賞を受賞したんやって。

今回の作品もアカデミー賞の外国語賞のノミネート作品に選ばれてて、本国ノルウェーのアカデミー賞にあたるアマンダ賞では、主演男優賞を受賞し、作品賞や監督賞といった主要部門でもノミネートされてたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.................?!

コン・ティキ / Kon-Tiki   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ

出演:ポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン、ヤーコブ・オフテブロ、アグネス・キッテルセン、アンドレス・バースモ・クリスティアンセン、トビアス・ザンテルマン、グスタフ・スカルスガルド、オッド=マグヌス・ウィリアムソン

それまでポリネシア人の祖先はアジアから来たという通説が信じられていたが、長年の研究から、彼らが南米から渡って来たのだと確信した男は、そのことを実証するため、ペルーからポリネシアへの船の旅に出ることに.........ってな実話を基にした海洋アドベンチャーもの?!

1500年前と同じ、木材を縄で縛って作った大きな筏で大海原に出た男たちだったが、次々と彼らを困難が襲い、次第に士気も落ちていくが.........ってなことで、己の信念だけを頼りに、無謀とも思える旅に出る男たちの様子を描いてるんよね。

いやぁ、何の確証もないなかで、危険な旅に挑むその勇気ってのは、スゴイよなぁって思う。これが実話やっていうんやから、驚きやよね。

でも、こういった強い信念が歴史のなかの真実をひも解くキッカケになったわけで、その功績ってのは計り知れないものがあるよなぁ。

どんな困難にも負けない強い気持ち、そして苦しい時に支え合う仲間、その旅の先には、歴史が刻まれるってね?!

なかなかのドラマやった。

2014年5月18日 (日)

『ブルージャスミン』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、ウディ・アレンの最新作を、ご紹介♪

前評判がいいからなのか、たまたまシネコンのサービスデーやったからなのか、先週土曜の公開初日はサクサクとチケットが売れて、満員の大盛況やったね。

注目は、今年のアカデミー賞で主演のケイト・ブランシェットが主演女優賞を受賞したってことで、アカデミー賞以外でも全米批評家協会賞やゴールデン・グローブで彼女の演技が評価されただけに、これは観とかんとアカンよなぁってことで、かなり期待してたんよ。

ここ最近、ヨーロッパを転々としてた偏屈なアレンくんも、久々にアメリカに帰って映画を製作ってのも話題やったんかな。まぁ、大のお気に入りのニューヨークがメインではなく、西海岸が舞台ってのはあるんやけど。

ということで、そんな作品の感想は.......................?!

ブルージャスミン / Blue Jasmine   ★★★☆☆   (2013年)

監督:ウディ・アレン

出演:ケイト・ブランシェット、アレック・ボールドウィン、サリー・ホーキンス、アンドリュー・ダイス・クレイ、ピーター・サースガード、ボビー・カナヴェイル、ルイス・C・K、マイケル・スタールバーグ

金持ちと結婚し、セレブな日々を送っていたが、そんな夫が犯罪者となり、自分も一文無しとなってしまい、仕方なくニューヨークからサンフランシスコに住む妹の家にやって来た女は、どん底から這い上がろうともがくのだが.........ってな、アレン流のシニカルな人生ドラマ?!

完全に心のバランスを崩し、周囲に迷惑をかけながらも、失ったものを取り戻そうと必死になってる女の哀れな姿を描くってとこなんかな。

この作品でアカデミー賞を受賞した主演のケイトくんの演技は、なるほど確かに熱演やったね。虚空を見つめながら眉間にシワを作り、独り言をつぶやく姿の様になること!(笑)

正気と狂気のはざまで、なんとか心の安定を作り出そうと苦しむ主人公のアンバランスな精神状態を見事に体現してたかな。

そんな彼女の頑張りはあるものの、作品としては良くも悪くも“ウディ・アレン印”ってとこやったね(苦笑)

いつも感じることなんやけど、彼の作り出す会話ってのは、どうもリアリティがないんよ。でもって、別の役者がセリフを言ってても、その後ろにアレンくんが得意になってしゃべってる姿ってのがダブってもうて........結局のところ、“その人物のセリフ”やなくて、“アレンかく語りき”ってことになってもうて、観てて会話が白々しく響いてくるんよなぁ。

アカデミー賞をはじめ、この作品で評価されたのが作品そのものやなくて“主演女優賞”やったことからも分かるように、作品としては、まさに“ウディ・アレン作品”であり、彼の作風をどれだけ好きでいられるかどうかってことで、評価が分かれるんやと思うんよね?!

個人的には..................ボチボチかなぁ(苦笑)

2014年5月17日 (土)

『ハンガー・ゲーム2』

今日は、意外とヒットした1作目の続きを描いたシリーズもの第2弾を、ご紹介♪

1作目の『ハンガー・ゲーム』は、アメリカでの前評判を奏功したのか、日本でもそれなりにヒットしたらしい。まぁ、邦画でも同じようなテイストの作品があることもあって、興味を引いたのかもね。

気になって原作本から入った者としては、映画については、やっぱり尺の問題もあって、内容が薄いのが気にはなってて、結局、この第2作目は劇場で公開してるときは、そこまで必死に足を運ぶ気にならず、今回、レンタル開始を待って鑑賞することになったってわけ。

まぁ、主演のジェニファー・ローレンスは、最近すっかり若手の演技派女優ってことになってるみたいやから、そういう意味でも作品としては最初から“負けのない勝負”なのかもなぁ(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ハンガー・ゲーム2 / The Hunger Games: Catching Fire   ★★★☆☆   (2013年)

監督:フランシス・ローレンス

出演:ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、ウディ・ハレルソン、リアム・ヘムズワース、ドナルド・サザーランド、エリザベス・バンクス、レニー・クラヴィッツ、フィリップ・シーモア・ホフマン、スタンリー・トゥッチ、ジェナ・マローン、サム・クラフリン、ジェフリー・ライト

前作で理不尽な“殺人ゲーム”のプレイヤーとして戦いを強いられ、困難を乗り越えて同じ地区の青年と共に生き延びた女は、政府の指示で彼と一緒に凱旋ツアーをすることに。そんな彼らを迎える各地区の民衆のなかに、ふたりを希望の象徴として反乱の心が芽生え始め、危険を感じた政府は、彼らを再び戦いの場に連れ戻すのだが.......ってな、シリーズ第2弾?!

生き延びるために“恋人”を演じたふたりの微妙な関係、彼らを利用し、潰そうとする政府の陰謀、そして新たな戦い、若いふたりには余りにも過酷すぎる運命が.........ってなことで、メロドラマ&サバイバル・アクションにホロ酔いのウディおじさんが長髪で大活躍ってね??(笑)

3部作の真ん中ってことで、とかく中途半端になりがちなところを、上手くコンパクトに話をまとめ、盛り上げてたかな。とはいえ、やっぱり原作を読んでまうと、テンポが良すぎて、物足りなさは出てくるんやけどなぁ.........。

主役のジェニファーくんは、その見るからに鼻っ柱の強そうなところが、見事にキャラにハマってて、彼女の演技力については、個人的に未だに“?”マークなんやけど、この役に関しては、上手くイメージを作ってる感じやね。

まぁ、すべては最終章に向けてってことにはなるんやけど、原作を知らないひとが観て、どこまで伝わってるかは多少疑問ではあるものの、それでも娯楽作としては、とりあえず及第点をあげられる程度のデキなんと違うかな?!

2014年5月16日 (金)

『JUDGE/ジャッジ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、以前に紹介した片岡愛之助が主演したユニークな作品、『築城せよ!』ってのを作ったひとらしいんよ。その後も数本、監督してたらしいんやけど、全然ノーマークで、これが久々のメジャー作品(?)ってことなんかな。

そんな作品に出演するのは、NHKの朝ドラですっかり人気になり、CMに出まくってる有村くんと、最近の流行である“ライダーもの”出身の若手イケメン俳優(?)の瀬戸くんってことで、まぁ、狙いは分からんでもないんやけどね(笑)

ということで、そんな作品の感想は.............................?!

JUDGE/ジャッジ   ★★★☆☆   (2013年)

監督:古波津 陽

出演:瀬戸康史、有村架純、佐藤二朗、田中壮太郎、平良和義、西丸優子、川手ふきの

何者かに誘拐され、目が覚めると部屋の中で鎖につながれ、頭には動物の被り物。集められた7人の“罪人”は、時間内に最も罪深い人間を多数決で選べとの指令を受けるのだが..............ってな、日本版のソリッド・シチュエーション・ホラーってな感じの作品?!

選ばれた人物は、毒物が注入され、その場で処刑される、そんな理不尽な状況のなかで、それぞれが自分に投票し、同数にして生き延びようと提案するが、いろんな思惑が働き..............ってことで、内容としては想定内でドラマが進行し、特に目新しさはなかったかな。

そういう意味では、“ありがち”な展開で、これをわざわざ映画にする必要があるんやろかっていう気分にちょっとなってもうたね(苦笑)

まぁ、要するに、瀬戸くんと有村くんんという、若手の注目株を前面に出してアピールし、そこに毎度の佐藤くんのクセありまくりの演技で味付けをするってことなんやろなぁ。

人間のズルさや女のしたたかさみたいなものが描かれてて、人間の本性を暴くってことがテーマなんやろうけど、作品のデキとしては、ボチボチってとこやったなぁ..............?!

2014年5月15日 (木)

『スプリング・ブレイカーズ』

今日は、ハリウッド発の青春&バイオレンスもの(?)をひとつ、ご紹介♪

ハーモニー・コリンってひとは、ラリー・クラークの初監督作品『KIDS/キッズ』での脚本で一躍脚光を浴びて、その後発表した自らの監督作品での独特の世界観から、若くして才能を認められたクリエーターってことになってるんよ。

まぁ、作品の評価ってのは、人それぞれやとは思うんやけど、個人的には前作の『ミスター・ロンリー』なんかは、シュールな作風が見事にマッチしてて、良かったと思うんやけどね。

そんな彼の作品に出演したジェームズ・フランコくんは、その演技が評価され、全米批評家協会賞とLA批評家協会賞で助演男優賞を受賞したんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................................?!

スプリング・ブレイカーズ / Spring Breakers   ★★★☆☆   (2012年)

監督:ハーモニー・コリン

出演:セレーナ・ゴメス、ヴァネッサ・ハジェンス、アシュレイ・ベンソン、レイチェル・コリン、ジェームズ・ブランコ、グッチ・メイン、ヘザー・モリス

春休みを満喫したくてしょうがない女子大生4人組は、ダイナーを襲撃して強盗で金を作り、そのままフロリダに乗り込むのだが...........ってなクライム・アクション?!

パーティー三昧でアルコールとドラッグで弾けまくる、そんな夢のような時間を過ごす4人だったが、そこから事態は思わぬ方向に..........ってことで、前半のバカ騒ぎから後半のバイオレンスへっていう流れは、なるほどコリンくんの本領発揮ってとこやったね。

そんなドラマを作ったのは、ジェームズ・フランコの“汚れ具合”なわけで、コーン・ヘアーで金歯を光らせて銃を弄ぶ姿は、かなりのインパクトやった。

作品全体としては、バカ騒ぎから女の子たちが次第に暴走し、どこかシュールなギャングものテイストで締めるってことで、それなりに勢いはあるんやけど、観終わった印象としては“ボチボチ”ってとこやったかなぁ?!

それにしても、アメリカの大学生ってのは、ホンマにあんなアホみたいに騒いでるんやろか..........ちょっと羨ましい??(笑)

2014年5月14日 (水)

『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』

今日は、ちょこっとホラー調のサスペンスものをひとつ、ご紹介♪

作品を監督したスティーヴン・ソマーズと言えば、“ハムナ・プトラ”のシリーズを監督したことで有名なのかな。あとは『G.I.ジョー』の監督も彼やったね。まぁ、そちらの方は、ラジー賞にノミネートされてたくらいやから、きっと本人は触れて欲しくないのかも(笑)

そんな作品で主役を演じるイェルチンくんと言えば、子役出身で、そこから『スター・トレック』『ターミネーター4』といったメジャー作品に顔を出しつつ、『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』『今日、キミに会えたら』といったマイナー系の作品にも出てたりして、目立った代表作ってのはないものの、いい具合にキャリアを重ねてる感じかな。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 / Odd Thomas   ★★★☆☆   (2013年)

監督:スティーヴン・ソマーズ

出演:アントン・イェルチン、アディソン・ティムリン、ウィレム・デフォー、パットン・オズワルド、ニコ・トルトレッラ、ググ・ンバータ=ロー、アシュリー・ソマーズ

田舎町のダイナーでパンケーキを焼いてる青年には、死者や悪霊を見るという特殊な能力があった。ある日、店にやって来たひとりの男に無数の悪霊が群がるのを見て、町で不吉なことが起こると察知した彼は、それを食い止めようと独自に捜査を開始するのだが..................ってなアクションもの?!

パッと見はごく普通の気のいい兄ちゃんが、授かった“能力”を駆使して必死になって町を救う、そんな様を軽快なテンポで描いてるんよね。

主演のイェルチンくんには、等身大の“ヒーロー”を演じる素朴さがあって、原作は知らんだけによう分からんけど、なんとなく話のなかのイメージには合ってる気はするかな。でもって、主人公の彼女役を演じてるアディソン・ティムリンくんもキュートやったし(笑)

何か特別にスゴイっていう作品ではないし、どちらかと言うと“映画”というよりは、TVドラマの延長のようなノリで、よくある感じの話ではあるんやけど、小気味いい作りは、なかなか悪くなかったと思うんやけどね?!

2014年5月13日 (火)

『夏休みの地図』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、広島を舞台にしたご当地映画なんよね。もともとは脚本を書く人が広島の出身で、地元愛から企画が始まり、出演者も広島のひとを選び、スタッフも地元、宣伝で使うポスターの印刷なんかも広島でってくらい、こだわりで作られてるらしい。

特典映像でのメーキングを見ると、ワークショップを重ね、地元密着で作られた様子が映されてて、福島の原発事故があっての、あえて広島からのメッセージって思いもあるらしく、なるほどなぁって感心してもうたよ。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

夏休みの地図   ★★★☆☆   (2013年)

監督:深作健太

出演:本屋敷健太、井上 逍、松尾 潤、八塚穂乃花、嶋野ゆりか、山本太郎、奥菜 恵、有本唯良、村川絵梨、宮地大介

広島市内の小学校に通う5年生の少年は、5年生の夏休みの宿題として恒例となっている“自分だけの“街の地図作り”に頭を悩ませながらも、親友や密かに想いを寄せる東京からの転校生たちと一緒に、楽しい夏休みを過ごすのだが.........ってなドラマ?!

夏休みに起こる“事件”を通して、少し成長する様子を子どもの視点から描きつつ、広島の過去と現在、そして未来をってことなんやろね。

なんかね、子供たちがイキイキしてて、爽やかなところがエエんよ。でもって、原爆を経験したおばあちゃんの話があったり、地元のオジサンたちが不器用な口調で少年に街を語るのを見てると、なんや微笑ましかったりしてね。

悲惨な過去から復興し、新たな成長を遂げようとする街のなかで、世代を引き継いでひとも成長する、そんな様子がシンプルに描かれたドラマは、なかなかの味わいやったかな.........担任役の村川くんもキュートやったし...............なんて?!(笑)

2014年5月12日 (月)

『APP:アプリ』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、オランダ映画をひとつ、ご紹介♪

監督のボビー・ベイカーくんは、もともと短編映画で注目されてたみたいで、小さい映画祭で賞を受賞したことがあるらしい。長編映画は、これが2作目のようで、直後にフェイエノールトのフーリガンの男を描いた作品を3作目で撮ったみたいやね。

主演のハンナ・フークストラって女優さんは、以前に紹介した『アブノーマル』っていう作品でも主役を演じてたひとで、地元オランダでは、どうやらTVに映画に大活躍してるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

APP:アプリ / APP   ★★★☆☆   (2013年)

監督:ボビー・ベイカー

出演:ハンナ・フークストラ、ロバート・ダニエル、アレックス・ヘンドリックス、アイシス・カボレ、パトリック・マルテンス

心理学を学ぶ女子大生は、ある日、自分の携帯に覚えのないアプリのダウンロードメッセージが出て、思わず実行してしまう。一度インストールすると削除できないアプリの暴走により、彼女の周りで様々な事件が起こり........ってな、携帯をネタにした“今どき”サスペンス?!

勝手に撮影した動画をばら撒き、知らない間に増殖していくアプリ、電子機器を自在に操り、それによって次々と事件が起こる..........ってなことで、何者かによって仕組まれた罠で追いつめられる主人公の奮闘を描いてるんよね。

今や生活の一部になりつつあるスマートフォンをネタに話を組み立てるってところは、なかなかのアイデアやなぁって思う。ただ、ちょっと“ヤリすぎ”感がありすぎて、どう考えてもムリやろうってツッコミを入れたくなってもうて、その結果、なんや話がシックリとこんのですよ(苦笑)

主人公がキュートで、それなりにツカミとしては悪くないだけに、安易にインパクトで勝負するんやなくて、サスペンスとしては、もう少し深みとヒネリが欲しかったかも?!

2014年5月11日 (日)

『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

矢口監督といえば、妻夫木くん主演の『ウォーターボーイズ』や上野樹里が主演した『スウィングガールズ』(個人的には本仮屋ユイカ出演の....なんやけど......)、綾瀬はるか主演の『ハッピーフライト』や最近ではミッキー・カーチスこと五十嵐信次郎が主演の『ロボジー』なんかのコメディでよく知られてるやんね。

今回の作品は、シネコンの予告前の監督さんコメントでも、かなり気合いが入ってる感じやったんで、染谷くん主演ってのと併せて、少し期待してたんよ。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~   ★★★☆☆   (2014年)

監督:矢口史靖

出演:染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明、光石 研、優香、西田尚美、マキタスポーツ、近藤芳正、柄本 明

大学受験に失敗し、彼女にもフラれどん底の青年は、たまたま目にしたパンフレットの表紙の美女に惹かれ、ヨコシマな動機で1年間の林業研修プログラムに参加することに...........ってなコメディ?!

軽い気持ちで向かった研修先では、過酷な労働と先輩のシゴキが待ち構えていて、携帯の電波も入らない片田舎の山村での生活に苦労しながら、都会っ子が成長する様をコミカルに描くってとこかな。

なるほど矢口監督らしい“軽いタッチ”のコメディに仕上がってたね。ここぞとばかりに笑いを拾いに行きながらも、林業を魅力的に紹介するあたり、なかなか上手かった。

この作品を嫌味ない雰囲気にしてるのは、やっぱり主演の染谷くんの存在やろね。ちょっとチャラ系の都会っ子を飄々と演じながら、その表情豊かなリアクションで楽しませてくれるんよ。

それに加えて、先輩役の伊藤くんのマッチョな感じが、かなりハマりキャラになってたかな。その脇を光石おじさんがサポートしてるってのも効いてたし。

独特の“軽さ”ってのが矢口作品の特徴なわけで、そこが良さであり、マイナスでもあるんやけど、結果的に絶賛するような作品にはならないものの、心地よく楽しませてくれる、良質のコメディ・ドラマにはなってたんと違うかな!?

2014年5月10日 (土)

『プリズナーズ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞では撮影賞にノミネートされただけやったんやけど、それでも前評判がなかなか高くて、ちょっと気になってたんよね。

まぁ、気になった理由ってのは、カナダ出身の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴにあって、以前におススメとして取り上げた、監督さんの前作『灼熱の魂』ってのが、かなり衝撃的でインパクトのある作品やったんで、期待も込めて、注目してたってわけ。

ちなみに、そんな監督さんは、すでに次作が夏に公開予定で、ちょっと興ざめ気味な邦題なんやけど『複製された男(原題:Enemy)』ってのが、今回も出演してるジェイク・ギレンホール主演で待機中ってことらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

プリズナーズ / Prisoners   ★★★★   (2013年)

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

出演:ヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール、テレンス・ハワード、マリア・ベロ、ヴィオラ・デイヴィス、ポール・ダノ、メリッサ・レオ、ディラン・ミネット、ゾーイ・ソウル、ウェイン・デュヴァル

友人宅でパーティーをしているときに、幼い娘2人が姿を消してしまう。警察が拘束した容疑者は、10歳児程度の知能しかなく、犯行の確証を得られないまま釈放されることになり、納得できない娘の父親は、男を誘拐し、娘の居所を聞き出そうとするのだが.............ってなサスペンス?!

娘の無事を祈り、探し出すために暴走する父親、そんな彼の行動に戸惑う、同じく自分の娘の身を案じる友人、犯人探しに奔走する刑事、そして謎の男..........いやぁ、それほどキレのある流れではないんやけど、タイミングよく二転三転する展開は、緊迫感があってスリリングやった。

途中の描写が結構グロくて、ちょっとヘビーではあるんやけど、このヒネリの効いたドラマは、サスペンスとしては、かなり上質やね!?

単なる犯人探しで終わることなく、ふたりの父親をさりげなく対比させながら、倫理観を問うあたりも、話に深みを与えてるんやろうと思う。

作品全体のトーンが抑えめになってて、かなり重たい感じなんで、ちょっと万人受けはせんとは思うんやけど、そんな重厚感があるからこそ、良質なサスペンスに仕上がってるんと違うかな?!

2014年5月 9日 (金)

『謝罪の王様』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

監督の水田くんと脚本の宮藤官九郎、そして主演の阿部サダヲの組み合わせといえば、『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』と同じということで、世間的には話題やったらしい。

個人的には、過去のそれぞれの作品の感想のとおり、公開当時もまったく食指が動かず、なんの後悔もなくスルーさせてもらったんやけど、とりあえずDVDレンタルの料金ぐらいでなら、ってことで手にしたってわけ。

こういうことを言うとアレコレ言われそうやけど、個人的に宮藤くんの映画脚本で笑えたことはないし、阿部くんのオーバーリアクションすぎる笑いの演技で笑ったことがなく、このコンビには全く期待するものはないんよね。

そんな、観る前からマイナス100点ぐらいの気分で鑑賞した作品の感想は................?!(苦笑)

謝罪の王様   ☆☆☆☆   (2013年)

監督:水田伸生

出演:阿部サダヲ、井上真央、岡田将生、竹野内 豊、尾野真千子、高橋克実、松雪泰子、荒川良々、濱田 岳、岩松 了、中野英雄、濱田マリ、嶋田久作、川口春奈、松本利夫、六角精児

謝罪のプロ“東京謝罪センター”では、訪れる人たちの依頼を受け、それぞれの問題を謝罪のテクニックを使って解決するのだが...........ってな、コメディ作品???

ヤクザ相手の交通事故、仕事でのセクハラ、父娘関係に芸能人の不祥事、はたまた国家レベルまで...........コミカルにスパッと解決............ってことなんやろうけど...........なんやろねぇ(苦笑)

間違いなくジャンルでいうと“コメディ”なんやろうけど、これ、一体どこで笑うんやろ??

あまりにも下らない内容に、オモロないオチ、適当すぎる演出に、ただガチャガチャと騒いでるだけのお芝居、ホンマに途中であまりの苦痛に耐えられず、観るのをやめてまおうかって、久しぶりに思ったね(苦笑)

ひどい“空回り”ぶりに、まったく笑いのセンスが理解できずに終わってまう、まさにハリウッドの“爆笑”コメディを観てるのと同じような感覚に陥ってもうたよ。

しかし、これで正規の料金を支払って鑑賞した人たちってのは、よっぽど寛大な心の持ち主なんやろなぁ。レンタルの安い料金でも、思わずブチ切れてもうたよ?!(笑)

2014年5月 8日 (木)

『危険なプロット』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品は、フランス映画というカテゴリーのなかでは、すっかり有名になったフランソワ・オゾンが監督してるんよね。最近は、日本でも“オゾン作品”っていうブランドがあるかのように扱われてて、その一方で直近ではコメディや恋愛ドラマが多かったなかで、個人的にはあまり初期の“オゾン色”を感じられずに違和感があったりしてね。

そんな、ちょっと“名前先行”の感があったんやけど、この作品はフランスのアカデミー賞であるセザール賞で、受賞はせんかったものの、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞の主要部門でノミネートを受けたってことで、少し期待してたんよ。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

危険なプロット / Dans La Maison   ★★★★   (2012年)

監督:フランソワ・オゾン

出演:ファブリス・ルキーニ、エルンスト・ウンハウアー、クリスティン・スコット・トーマス、エマニュエル・セニエ、ドゥニ・メノーシュ、ヨランド・モロー、バスティアン・ウゲット、ジャン=フランソワ・バルメ

高校で国語を教える男は、生徒たちの文章力のなさを嘆いていたが、そんな中で、あるひとりの生徒が書いた作文が目に留まる。表現力豊かな文章が気になり、その生徒の才能をのばすべく、特別に個人授業をすることに........ってな、オゾン流のシュールなサスペンス・ドラマ?!

クラスメートに近づき、その家での出来事を綴った作文、男はそれを基に生徒を指導しながら、他人の家のなかを覗くようなその内容が徐々に気になり........ってことで、ちょっと淫靡で怪しげで、それでいてスリリングなドラマが展開するんよ。

現実と虚構の曖昧な間に、溢れんばかりの若い欲望が暴走し、禁断の世界が広がる、そんな物語の主人公として登場する若いエルンストくんの演技が絶妙やった。

かつてリュディヴィーヌ・サニエを見出したオゾン監督が、新たに探し出した原石ってことで、ちょっと彼の今後には注目してみたいね。

クセがありすぎて、万人受けはせんのかもしれんけど、この作品全体に漂う独特の緊迫感と普通やないヒネクレ具合、久々にオゾン監督らしい見事な語りっぷりやった!?

2014年5月 7日 (水)

『ビューティフル・クリーチャーズ 光と闇に選ばれし者』

今日は、ファンタジーものをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるラグラヴェネーズくんは、もともと脚本で名前が売れてるひとで、最初にロビン・ウィリアムズ主演の『フィッシャー・キング』で注目されたんよね。その後、クリント・イーストウッド&メリル・ストリープ主演で“不倫ブーム”を巻き起こした(?)『マディソン郡の橋』の脚本も書いてたりして。

監督作では、ヒラリー・スワンクが荒廃した公立高校の女教師を演じてた『フリーダム・ライターズ』は、なかなか熱い教育ドラマやったっけ?!

そんな監督さんの新作で主役を演じてるアリス・イングラートは、ちょっと前に紹介した『ジンジャーの朝 ~さよなら、わたしが愛した世界』でも書いたとおり、お母さんがあのジェーン・カンピオン監督っていう、サラブレットなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

ビューティフル・クリーチャーズ 光と闇に選ばれし者 / Beautiful Creatures   ★★★☆☆   (2013年)

監督:リチャード・ラグラヴェネーズ

出演:アリス・イングラート、オールデン・エアエンライク、ジェレミー・アイアンズ、エマ・トンプソン、ヴァイオラ・デイヴィス、エミー・ロッサム、トーマス・マン、マーゴ・マーティンデイル、アイリーン・アトキンス

田舎町の高校に、ひとりの転校生がやって来た。不思議な魅力をもつ彼女に惹かれる男子高校生だったが、彼女にはひとには言えない“秘密の力”が.........ってな、ファンタジー&ラブ・ストーリーもの?!

夢のなかで出会った彼女が、突然、目の前に現れ、惹かれていくも、魔力を持つ家に生まれた彼女には、運命のときが迫っていた..........ってな感じで、若い男女の恋愛に、ちょっぴりダークなファンタジー要素をブレンドしたってところなんかな。

こう書くと、最近流行りの“白塗りの吸血鬼と毛深い狼男との間で揺れる乙女心”を描いたあの作品と同系統の、ちょっとチャラ系のティーン映画のようなんやけど、これ、意外と楽しめたね?!

ジェレミーおじさんや、エマおばさん、デイヴィスおばさんといった、少し渋目のベテランが出てるってのもあるんやけど、それに加えてヒロイン役のアリスくんの存在感もなかなかなんよ。

好きやのに想いを伝えられない、そんな“歯がゆい”恋愛要素もあったりして、この手の作品としては、なかなか悪くないデキやったかな?!

2014年5月 6日 (火)

『相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、人気TVシリーズの劇場版第3弾をご紹介♪

前作『相棒 -劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜』から3年ほど経ち、“相棒”も3代目になって最初の劇場版ってことで、映画館には若者からお年寄りまで、親子連れなんかもいて、このシリーズの人気の高さってのが、よう分かるよね。

最初の頃のドラマを見てたときは、正直、ここまでのモンスター番組になるとは思わんかったんやけど、常に視聴率が20%前後あるってことで、ホンマにすごいもんやよなぁ。

というわけで、そんな最新作の感想は...................?!

相棒 -劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ   ★★★☆☆   (2014年)

監督:和泉聖治

出演:水谷 豊、成宮寛貴、伊原剛志、宅間 伸、石坂浩二、及川光博、釈 由美子、六平直政、風間トオル、渡辺 大、河原和久、大谷亮介、山中崇史、山西 惇、六角精児、神保悟志、鈴木杏樹

八丈島から更に少し行ったところにある私有地の孤島で、その島で暮らす民兵組織の一人が馬に蹴られて事故死したとの知らせがあった。その組織の素性を探りたい警視庁は、特命係を半ば強制的に島へ送り込むのだが..........ってな劇場版第3弾?!

ついでのハズの事故の実況見分から、事件の臭いを嗅ぎ分け、真相を探る相棒コンビだったが..............ってな感じで、お決まりの名推理が炸裂するってね(笑)

正直、相棒シリーズにアクションやらアドベンチャーはいらんやろうって思いながら観てたんやけど、終ってみたら、なんか今回もうまく話をまとめてあるなぁって感心してもうたよ。

警視庁と防衛庁の腹黒いガチンコバトルを組み込んだりしながら、すっかりキャラ立ちしてるいつもの面々を使って、うまく話にアクセントを付けつつ、大きなテーマを掲げるあたり、なかなか見事な構成やった。

こういう話やったら、是非、安倍ちゃんや石破くんにも鑑賞して欲しいもんやよね(笑)

あまりTVドラマの方は見てないんで、それほど事情に詳しくはないんやけど、神戸くん(及川くん)が出てくるんやったら、どこかで亀山くん(寺脇くん)も出してくれると、かなりスペシャルな感じで盛り上がると思うんやけどなぁ...................?!(笑)

2014年5月 5日 (月)

『わたしはロランス』

今日は、フランス語圏のカナダ映画をひとつ、ご紹介♪

監督のグザヴィエくんは、この作品が長編3作目なんやけど、監督・製作・脚本・主演を務めた1作目が作られたのは19歳のときで、しかも、過去3作はいずれもセザール賞の外国映画賞にノミネートされてるってくらい、注目されてるんやって。

そんな作品で主役を務めるメルヴィルくんといえば、フランソワ・オゾン監督の『ぼくを葬る』ってので主役を演じ、同じくオゾン作品の『ムースの隠遁』なんかにも出演してたんよ。

というわけで、カナダのアカデミー賞であるジニー賞では衣装やメイクで受賞し、主要部門のほとんどでノミネートを受けた作品の感想は.....................?!

わたしはロランス / Laurence Anyways   ★★★☆☆   (2012年)

監督:グザヴィエ・ドラン

出演:メルヴィル・プポー、スザンヌ・クレマン、ナタリー・バイ、ソフィー・フォシェ、モニア・ショクリ、スージー・アームグレン、イヴ・ジャック、カトリーヌ・べジャン

心は女なのに体は男、そんな悩みをずっと抱えながら生きてきた男は、自分を偽ることに耐えられなくなり、その事実を恋人に告げる。突然の告白に最初は戸惑う彼女も、そんな彼を支える決心をするのだが...........ってな、性同一性障害をテーマにした恋愛ドラマ?!

本当の自分を晒して生きることを選ぶ“彼”の決断、そしてそれにより影響を受ける彼女の苦悩、難しいテーマながら、主人公たちのリアルな感情が伝わってくるあたり、なかなか味わいのあるドラマに仕上がってたね。

ときおり印象的なシーンを織り交ぜたりしつつ、世間の好奇な視線、社会からの拒絶に苦しみながら、自分らしく生きることに困難がつきまとう、そんなふたりの愛の軌跡を描いてるんよ。

男とか女とか、そんな画一的な価値観ではなく、ひとりの人間として、互いに相手を求め、慈しむも、現実は思い描いたようにはいかない、そんなちょっとビターな恋愛模様が、なんや妙に心に残るんよなぁ?!

2014年5月 4日 (日)

『アメイジング・スパイダーマン2』

今日は、昨日に引き続きマーベル・コミックのヒーローものをひとつ、ご紹介♪

サム・ライミ監督が製作サイドと揉めた(?)ことで、すごろくで“スタートに戻る”ってなったかのごとく、まさかのリブート版として公開された前作『アメイジング・スパイダーマン』がヒットして、大手を振って続編の製作となったわけやけど、なんか個人的にはビミョーな気分なんよ。

どうせ一から話を作り直すんやったら、せめてヒロインをもっと魅力的な女優さんにすればよかったのに、って思ったのがまず言いたいことなんやけど、それ以外にも、いろいろと気になってもうて..................。

今回の作品のセリフで、やたらと“amazing”を繰り返して強調して、まるで前シリーズとの違いを宣言してるっぽい感じなんやけど、それほど“amazing感”ってのが伝わってこないところもね(苦笑)

てなことで、そんな最新作の感想は............................?!

アメイジング・スパイダーマン2 / The Amazing Spider-Man 2   ★★★☆☆   (2014年)

監督:マーク・ウェブ

出演:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、サリー・フィールド、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、キャンベル・スコット、エンベス・デイヴィッツ、コルム・フィオール、ポール・ジアマッティ

スパイダーマンとして街の平和を守る青年は、愛するひとに危険が及ぶことを恐れ、別れることを決意する。そんなとき、父が勤めていた会社の跡取りとして、幼なじみの親友がニューヨークに戻ってくるのだが..................ってなシリーズ第2弾?!

親に捨てられたという思いに悩み、ヒーローであるがゆえの苦悩もあり、それでも人々を助けるために悪に立ち向かう、そんなジレンマを描いて.................ってハズなんやけど............どうもシックリとこんのですよ(苦笑)

前作でもちょっと気になってたんやけど、サム・ライミ&トビー・マグワイア版と比べると、この主人公の“葛藤”って部分のドラマが薄いんよなぁ。

ヒロインにまったく魅力がないってのは前シリーズと同じなんやけど、致命的なのは、主役のアンドリューくんがどうにも“チャラ”くて、軽すぎるんよ。恋人との関係にしろ、あまりにもガキすぎて、まったくキャラに共感できないんよね(苦笑)

それに、ちょっとネタばれなコメントになってまうんやけど、マスクを被ってスパイダーマンになってるときと普段とで声がまったく同じなわけで、そこんとこ話にムリあるんと違うのって、ツッコミを入れずにはおれんくらい、演出も粗すぎて...............。

まぁ、アクションものとしてはボチボチなんやろうけど、ちょっとこのマーク・ウェブ&アンドリュー・ガーフィールド版は、個人的にはそろそろ限界かも.................?!

2014年5月 3日 (土)

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、マーベル・コミックのリーダー(?)の新作をひとつ、ご紹介♪

『アベンジャーズ』で禁断のヒーロー寄せ集め作品を作って、興収的には予想以上のヒットで続編の計画を進めつつ、その間、単体ものでコツコツと稼ぎまっせってのが、どうやらマーベル陣営の思惑らしい(笑)

本国アメリカではヒットしたようで、アメコミのコアなファンに熱狂的に受け入れられてるってことなんかな。個人的には、そこまでのものなんかなぁっていう、ある種の違和感を覚えなくもないんやけどね。

というわけで、そんなヒーローものの作品の感想は..................................?!

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー / Captain America: The Winter Soldier   ★★★☆☆   (2014年)

監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ

出演:クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソン、トビー・ジョーンズ、ロバート・レッドフォード、アンソニー・マッキー、コビー・スマルダーズ、フランク・グリロ、ヘイリー・アトウェル、エミリー・ヴァンキャンプ

特殊部隊の一員としてテロと戦う“キャプテン・アメリカ”だったが、上司であるニック・フューリーが何者かに襲撃され、自分も仲間から命を狙われることに.................ってなマーベル・コミックのヒーローものの続編?!

味方にも裏切られ、窮地に陥るヒーローが、人類を救うべく、強大な敵に戦いを挑むってなことで、それなりに楽しめるデキにはなってたかな。

今回の趣向としては、御大ロバート・レッドフォードが出演するってことで、不思議なことに、チープなアクションものもその存在感で多少なりとも重厚感が出てくるんよね(笑)

いろいろと因縁を作ってみたりして、話のドラマ性を上げようという工夫は見られ、取り立ててスゴイっていうアクションがあるわけでもないし、感動的なドラマがあるわけでもないんやけど、それなりに退屈せずに楽しませるものはあったかな。

“華やか担当”(?)のヨハンソンくんも小悪魔的な魅力を振りまいて頑張ってるし、まぁ、これはこれでボチボチとね?!(笑)

2014年5月 2日 (金)

『100回泣くこと』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

よせばエエのにと自分でも思いつつ、他に目ぼしい邦画がなかったんで、とりあえずお試しで手にしてみたのがこの作品。まぁ、なんとなく“泣ける”映画を観たい気分やったってのもあるんやけどね。

そもそも監督が、あの『RIVER』の廣木くんって時点で、ダメダメな感じが漂ってるわけやけど、彼ってあのとっても“軽薄”な『軽蔑』って作品や、かなり物議を醸した『余命1ヶ月の花嫁』の監督さんでもあるんよ。正直、彼のこれまでのキャリア・ハイは、寺島しのぶと大森南朋主演の『ヴァイブレーター』かなぁ........って、もう10年以上前か........(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

100回泣くこと   ★★☆☆☆   (2013年)

監督:廣木隆一

出演:大倉忠義、桐谷美玲、ともさかりえ、宮崎美子、大杉 漣、忍成修吾、波留、村上 淳

友人の結婚式で4年ぶりに再会した元恋人同士のふたり。しかし、彼にはバイク事故の影響で彼女と付き合った頃の記憶がなく、彼女には大好きな彼との恋愛を素直に喜べない理由があり........ってな恋愛ドラマ?!

なんかなぁ............いろんな意味で“痛々しい”ドラマやったね(苦笑)

いろいろと恋の障壁を設けつつ、それでも好きにならずにはいられない男女っていうシチュエーションで盛り上げて、涙涙の純愛ストーリーを、って魂胆なんやろうけど、なんともチープでリアリティのない話やった。

しかも、主要キャストの演技力がなぁ................締まらんのですよ(苦笑)

主役の彼は、某事務所一の演技派なんて評価をどこぞの宣伝文句で目にしたんやけど、比べる対象のレベルが低すぎるようで、所詮は“ごっこ”のレベルやった。

100回泣くんやったら、そのうち1回くらいウルっとくる場面もあるかと思ったけど、その気配は皆無で、まぁある意味、あまりにもヒドイ作品すぎて、ちょっと悲しくなったんやけどね(苦笑)

結局のところ、例によって、某事務所のファンのための作品ってことなんやろなぁ...............?!

2014年5月 1日 (木)

『あの頃、君を追いかけた』

今日は、台湾の青春ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、本国台湾ではなかなかのヒットやったらしい。台湾でメジャーな映画の賞である金馬奨では、主役の彼が最優秀新人賞を受賞し、主演女優賞と新人監督賞にノミネートされたんやって。

ちょっと前に紹介した『台北の朝、僕は恋をする』って恋愛ドラマもそうなんやけど、中国映画でも香港映画でもない、どこかホノボノした、それでいて切なさがちょこっとあったりする台湾の恋愛ものって、なんか惹かれてまうんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

あの頃、君を追いかけた / 那些年, 我們一起追的女孩 (You Are The Apple Of My Eye)   ★★★☆☆   (2011年)

監督:ギデンズ・コー

出演:クー・チェンドン、ミシェル・チェン、イェン・シェンユー、スティーヴン・ハオ、チュアン・ハオチュアン、フー・チアウェイ、ツァイ・チャンチェン

いつも仲間と悪ふざけばかりしてる、お調子者の高校生は、先生の命令でクラスで人気の秀才の女の子に“監視”されることに。優等生と劣等生、最初はぶつかり合うふたりだったが、次第に互いを意識し..........ってな、青春ドラマ?!

なんかね、これでもかってくらい下ネタ連発の男子高校生ってのがどないなのって思いつつ観てたら、これ、そんなアホネタがありつつも、なかなかの爽やかさなんよ(笑)

“好き”という気持ちをストレートに伝えられずにいながらも、相手の気を惹こうと必死になったりして、なんや気持ちが分かるなぁって思ったりして.........まぁ、自分の場合、あそこまで露骨にエロではなかったけど?!

主役の彼もそこそこイケメンやし、なんと言ってもヒロインの女の子がちょっとツンデレな感じを漂わせつつ、不器用なキュートさがあって、そりゃ惚れるわって思ってもうたよ(笑)

どうせなら一気にハッピーエンドでって気もせんでもないけど、ちょっぴりビターで、とびっきりスイートな青春の思い出ってのが、清々しい気持ちにさせてくれるんかもしれんね!?

これはちょっとおススメしてもエエかもなぁ♪

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