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2014年5月 5日 (月)

『わたしはロランス』

今日は、フランス語圏のカナダ映画をひとつ、ご紹介♪

監督のグザヴィエくんは、この作品が長編3作目なんやけど、監督・製作・脚本・主演を務めた1作目が作られたのは19歳のときで、しかも、過去3作はいずれもセザール賞の外国映画賞にノミネートされてるってくらい、注目されてるんやって。

そんな作品で主役を務めるメルヴィルくんといえば、フランソワ・オゾン監督の『ぼくを葬る』ってので主役を演じ、同じくオゾン作品の『ムースの隠遁』なんかにも出演してたんよ。

というわけで、カナダのアカデミー賞であるジニー賞では衣装やメイクで受賞し、主要部門のほとんどでノミネートを受けた作品の感想は.....................?!

わたしはロランス / Laurence Anyways   ★★★☆☆   (2012年)

監督:グザヴィエ・ドラン

出演:メルヴィル・プポー、スザンヌ・クレマン、ナタリー・バイ、ソフィー・フォシェ、モニア・ショクリ、スージー・アームグレン、イヴ・ジャック、カトリーヌ・べジャン

心は女なのに体は男、そんな悩みをずっと抱えながら生きてきた男は、自分を偽ることに耐えられなくなり、その事実を恋人に告げる。突然の告白に最初は戸惑う彼女も、そんな彼を支える決心をするのだが...........ってな、性同一性障害をテーマにした恋愛ドラマ?!

本当の自分を晒して生きることを選ぶ“彼”の決断、そしてそれにより影響を受ける彼女の苦悩、難しいテーマながら、主人公たちのリアルな感情が伝わってくるあたり、なかなか味わいのあるドラマに仕上がってたね。

ときおり印象的なシーンを織り交ぜたりしつつ、世間の好奇な視線、社会からの拒絶に苦しみながら、自分らしく生きることに困難がつきまとう、そんなふたりの愛の軌跡を描いてるんよ。

男とか女とか、そんな画一的な価値観ではなく、ひとりの人間として、互いに相手を求め、慈しむも、現実は思い描いたようにはいかない、そんなちょっとビターな恋愛模様が、なんや妙に心に残るんよなぁ?!

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