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2014年5月18日 (日)

『ブルージャスミン』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、ウディ・アレンの最新作を、ご紹介♪

前評判がいいからなのか、たまたまシネコンのサービスデーやったからなのか、先週土曜の公開初日はサクサクとチケットが売れて、満員の大盛況やったね。

注目は、今年のアカデミー賞で主演のケイト・ブランシェットが主演女優賞を受賞したってことで、アカデミー賞以外でも全米批評家協会賞やゴールデン・グローブで彼女の演技が評価されただけに、これは観とかんとアカンよなぁってことで、かなり期待してたんよ。

ここ最近、ヨーロッパを転々としてた偏屈なアレンくんも、久々にアメリカに帰って映画を製作ってのも話題やったんかな。まぁ、大のお気に入りのニューヨークがメインではなく、西海岸が舞台ってのはあるんやけど。

ということで、そんな作品の感想は.......................?!

ブルージャスミン / Blue Jasmine   ★★★☆☆   (2013年)

監督:ウディ・アレン

出演:ケイト・ブランシェット、アレック・ボールドウィン、サリー・ホーキンス、アンドリュー・ダイス・クレイ、ピーター・サースガード、ボビー・カナヴェイル、ルイス・C・K、マイケル・スタールバーグ

金持ちと結婚し、セレブな日々を送っていたが、そんな夫が犯罪者となり、自分も一文無しとなってしまい、仕方なくニューヨークからサンフランシスコに住む妹の家にやって来た女は、どん底から這い上がろうともがくのだが.........ってな、アレン流のシニカルな人生ドラマ?!

完全に心のバランスを崩し、周囲に迷惑をかけながらも、失ったものを取り戻そうと必死になってる女の哀れな姿を描くってとこなんかな。

この作品でアカデミー賞を受賞した主演のケイトくんの演技は、なるほど確かに熱演やったね。虚空を見つめながら眉間にシワを作り、独り言をつぶやく姿の様になること!(笑)

正気と狂気のはざまで、なんとか心の安定を作り出そうと苦しむ主人公のアンバランスな精神状態を見事に体現してたかな。

そんな彼女の頑張りはあるものの、作品としては良くも悪くも“ウディ・アレン印”ってとこやったね(苦笑)

いつも感じることなんやけど、彼の作り出す会話ってのは、どうもリアリティがないんよ。でもって、別の役者がセリフを言ってても、その後ろにアレンくんが得意になってしゃべってる姿ってのがダブってもうて........結局のところ、“その人物のセリフ”やなくて、“アレンかく語りき”ってことになってもうて、観てて会話が白々しく響いてくるんよなぁ。

アカデミー賞をはじめ、この作品で評価されたのが作品そのものやなくて“主演女優賞”やったことからも分かるように、作品としては、まさに“ウディ・アレン作品”であり、彼の作風をどれだけ好きでいられるかどうかってことで、評価が分かれるんやと思うんよね?!

個人的には..................ボチボチかなぁ(苦笑)

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