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2014年6月10日 (火)

『GHOST OF YESTERDAY』

今日は邦画をとつ、ご紹介♪

この作品、ぴあフィルムアワードで審査員特別賞と企画賞を受賞したんやって。これが初作品となった松野監督は、大阪芸術大学の卒業生らしく、“関西ゼロ年代監督”って言われてるらしい。

大阪芸大で言うと、ちょっと前に紹介した『-×-(マイナス・カケル・マイナス)』の伊月 肇監督は大学の1年先輩らしく、その作品では共同脚本をしてたみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

GHOST OF YESTERDAY   ★★★☆☆   (2006年)

監督:松野 泉

出演:西村仁志、寿 美菜子、原 尚子、玉置 稔、松尾みね、藤野ひかり、林 利隆、井内菜摘、岩田浩一

父親の死を受け入れられず、心を病んでしまった母親のために、兄のバイト先のリサイクル・ショップの店長に父になりきって欲しいと頼む高校生の妹と、そんな“家族ごっこ”を素直に受け入れられない兄、そして妹の計画に協力するオヤジ、ちょっと変わった“家族”の物語ってとこかな?!

母親に元気になって欲しいと願い、そのためなら手段を選ばない妹と、そんな作られた“家族”への違和感に苦しむ兄、どこか噛みあわない兄妹の関係を軸にしながら、家族のあり方を問うってところなんかな。

なんの迷いもなく突き進む妹と、戸惑いを素直に言葉にできない兄、ひとつ屋根の下で暮らすひとたちのなかの“違和感”ってのが映し出されてるのかもね。

2時間を超える尺を使い、少ない予算のなかで、丁寧に人間ドラマを描きたいって意欲は伝わってくるんやけど、役者の演技といい、演出といい、あまり感情がストレートに伝わってくることがなく、淡々とした雰囲気になってるだけに、ちょっと物足りなさがあったかなぁ?!

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