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2014年6月15日 (日)

『私の男』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作が直木賞を受賞したベストセラーなんやってね。でもって、そんな原作を映画化した監督さんが、よく“鬼才”なんて冠をつけて表現される熊切くんなんよ。

熊切くんといえば、前作の『夏の終り』では満島ひかりを主演に迎え、ちょっとアンニュイなドラマを作ってたひとで、最近はどうもこの手のメロドラマ系にハマってる(?)らしい。

というわけで、そんな作品の感想は.................?!

私の男   ★★★☆☆   (2013年)

監督:熊切和嘉

出演:浅野忠信、二階堂ふみ、藤 竜也、モロ師岡、河井青葉、山田望叶、高良健吾、三浦誠己、安藤玉恵、三浦貴大

北海道を襲った地震による津波で、家族を失い孤児となった女の子は、避難所で遠縁の男と出会い、彼の養子となる。親子でありながら親密すぎる関係となったふたりの人生は、ある事件をきっかけに転がり始める...........ってなドロドロ系のドラマ?!

“家族”が欲しかった男と、拠りどころが必要やった女の子、孤独な男女が互いを求め合い、父と娘という関係を越えた親密すぎる存在となり.........ってなことで、禁断の愛を描くってことらしい(笑)

主演の二階堂くんは、一見、地味な普通の女子高生のように見えて、その内側に強烈な“メス”の部分を秘めた演技ってのが、なかなかのスゴミやった。

その相手役を務める浅野くんは..............こういう絞った登場人物に焦点を当てて、その人物をじっくりと追い回す場合やと、さすがにこの一本調子な演技を延々と見せられると辛くなってまうよなぁ..............(苦笑)

作品としては、熊切くんらしい、エゲつない毒を時折吐きながら、接写を多くして、繊細な心の揺れを描こうっていうのは分かるんやけど、唐突なイメージシーンや出だしの間延びした感じで、話に入っていきにくかったりで、ちょっとしんどかったね。

まぁ、いずれにしても、テーマもテーマやし、かなり好みの分かれる作品ってのは、間違いないんと違うかな?!

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