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2014年6月14日 (土)

『ミルコのひかり』

今日は、イタリアの感動の実話を基にした作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、イタリアの映画界で活躍する実在のサウンドデザイナーさんの実話を基にしてるらしく、この作品で監督したボルトーネくんは、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で受賞したり、いろんな国のマイナーな映画祭なんかで賞を獲ったりして、それなりに評価されたんよね。

当然のことながら、モデルとなってるミルコさんは、この作品でも音響を手掛けてるらしい。他にも、メジャーなイタリア映画で仕事してたりしてるみたいで、イタリアの映画界では知られた存在なんかな。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ミルコのひかり / Rosso Come Il Cielo   ★★★★   (2005年)

監督:クリスティアーノ・ボルトーネ

出演:ルカ・カプリオッティ、シモーネ・グッリー、アンドレア・グッソーニ、ミケーレ・イオリオ、アレサンドロ・フィオーリ、パオロ・サッサネッリ、マルコ・コッチ、シモーネ・コロンバリ、フランチェスコ・カンポバッソ、ロッサーナ・ジェンティーリ

自宅にあった銃が暴発し、視力を失ってしまった少年は、盲学校に入学することになるが、なかなか学校に馴染めずにいた。塞ぎがちだった彼は、ある日テープレコーダーを使って“音”を表現することを覚え、次第にのめり込んでいく.........ってな、事実をもとにした物語?!

規律で生徒たちを型にはめ込もうとする学校と、子供らしさを失わず、大人たちに抵抗する子供たち、そんな様子を時にユーモラスなエピソードを挟みながら描いた、なかなかの良作なんよ。

なにがすばらしいかって、出演してる子供たちが、“らしく”伸び伸びと演技しているのがエエんよね。そんでもって、そんな子供の可能性に気づき、見守ろうとする教師の存在ってのが、なんや心にグッとくるんよなぁ!?

作品のテーマとしては、結局は大人の価値観を押付けることで、子供の才能や個性が失われてるってことなんやろって思うんよ。それはきっと目が見えるとか、見えないってことに関係なく、教育に横たわる根本的な問題なんと違うかな。

ハンディ・キャップを描きながらも、ジメジメしたドラマにならず、イタリア映画らしく、どこか爽やかな春風が吹き込むような、そんな清々しい気分にさせてくれる作品は、なかなかの味わいやったね!

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