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2014年7月26日 (土)

『her/世界でひとつの彼女』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、ちょっと変わった恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、実はアカデミー賞で脚本賞を受賞したんよね。作品賞にもノミネートされてたし、ゴールデングローブ賞でも脚本で賞を受賞してるんよ。

声で出演してるスカーレット・ヨハンソンは、ローマ映画祭で声だけで主演女優賞を受賞したんやけど、そもそも彼女が演じた“サマンサ”って役はサマンサ・モートンがキャスティングされてたらしいんやけど、出来上がったものに監督さんが納得いかず、スカーレットくんに役が回ってきて、すべて音声を取り直したんやって。

というわけで、スパイク・ジョーンズ監督の久しぶりの作品の感想は..................?!

her/世界でひとつの彼女 / Her   ★★★★☆   (2013年)

監督:スパイク・ジョーンズ

出演:ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリヴィア・ワイルド、マット・レッシャー、クリス・プラット、(声の出演)スカーレット・ヨハンソン

手紙の代筆をする会社で働く男は、別居中の妻から離婚を迫られ、精神的に辛い日々を送っていた。そんなある日、人工知能を持ったOSの宣伝を目にし、自分のパソコンにインストールし、“彼女”と時間を過ごすうちに、次第に惹かれていき................ってな、ちょっと異色の恋愛ドラマ?!

結婚生活は破綻し、他の女性とデートしてもうまく行かない、そんな彼を優しく慰め、気の利いた会話で楽しませてくれるPCの中の彼女、惹かれあう“ふたり”は互いに相手を恋人と認識し、デートをするのだが.........ってなことで、近未来の世界を舞台に、肉体を持たない相手とのバーチャルな恋愛模様が描かれてるんよ。

あまりにも独特な世界観と内容で、誰もが共感できるといったものではないんやろうけど、それでもちょっとスィートでビターな愛のドラマは、グッと胸にくるものがあると思うんよね。

恐らくまともな人たちから見ると、この主人公は“イタすぎる”のかもしれんけど、過去を引きずり、妄想のなかで生きる彼の弱さってのは、同じようにひとりで悶々と日々を過ごす者からすると、気持ちがよう分かるんよね。

これが本当の愛なのか、それとも単なる現実逃避なのか、そんな議論のなかにも、“愛”の本質が見え隠れしてるのかもなぁ..........なんて?!

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