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2014年7月 9日 (水)

『迷子の警察音楽隊』

今日は、ちょっとホノボノ系のイスラエル映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国イスラエルのアカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞に主演女優賞等、主要部門を独占し、カンヌ国際映画祭でもいくつか賞を受賞し、その他世界各地の映画祭で絶賛されたんよね。

この作品で注目を浴びた監督さんは、その後、もう1本監督をして、その作品もイスラエルのアカデミー賞の主要部門でノミネートされ、ヴェネチア国際映画祭でも金獅子賞にノミネートされたらしいんやけど、残念ながら日本には入ってきてないんかな。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

迷子の警察音楽隊 / Bikur Hatizmoret   ★★★☆☆   (2007年)

監督:エラン・コリリン

出演:サッソン・ガーベイ、ロニ・エルカベッツ、サーレフ・バクリ、カリファ・ナトゥール

イスラエルにやって来たエジプトの警察音楽隊は、目的地を間違えて別の町にたどり着いてしまうが、そこで出会った人たちとふれあい..................ってな様子を描いた、ちょっと爽やかドラマ?!

言葉も違えば宗教も違う、戸惑いながらも、どうしていいか分からず、地元の人の好意で家に泊めてもらうのだが.........ってなことで、田舎町のレストランの女主人とその店の常連たちや、堅物の隊長に控え目なクラリネット奏者と色男のバイオリニストといった魅力的な登場人物をうまく活かし、時にコミカルやったり、ちょっとハートウォーミングやったり、切ない恋の話があったりと、いろいろ詰まったドラマになってるんよ。

なかでも、妻に先立たれた不器用な中年男の気持ちが、なんやもどかしくもあり、それでいて微笑ましかったりもして、何とも言えない味わいがあったかな。

特に“感動”といったものはないんやけど、国同士はいがみ合ってみても、人と人は心が通い、分かり合えるんやって、そんなメッセージが込められてるせいか、清々しい気分になるんよね。

イスラエル映画だけに、ちょっと全体的に地味な印象は拭えないんやけど、人情味あふれるドラマには、なんとも言えない“癒し”があったかなぁ..........................!?

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