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2014年7月 5日 (土)

『マイティ・ハート 愛と絆』

今週から公開のディズニー気合いの一品『マレフィセント』では製作総指揮と主演を務め、これまでの主演映画で最高のすべり出しになってるってことで話題の“アンジー”ことアンジェリーナ・ジョリーに、今日は遠慮なく乗っかれってことで、過去の作品をひとつ、ご紹介♪(笑)

この作品は、それまでアクションや軽めの娯楽作のイメージが強かったアンジーが、“女優”として評価されるようになったキッカケやったんかな。まぁ、もともと演技力は『17歳のカルテ』で主役のウィノナ・ライダーを完全に食ってもうた時に、アカデミー賞助演女優賞を受賞して、ある程度の注目はされてたんやけど。

社会派ドラマを得意とするマイケル・ウィンターボトム監督がアンジー主演で撮るってことに、公開当時はちょっと驚きがあったんやけど、今思うとまったく違和感がないってところが、その後の彼女の活躍に対する評価なんやろなぁ。

というわけで、“人気あやかり”のチョイス作品の感想は........................?!

マイティ・ハート 愛と絆 / A Mighty Heart   ★★★☆☆   (2007年)

監督:マイケル・ウィンターボトム

出演:アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン、イルファン・カーン、アーチー・パンジャビ、デニス・オヘア、ウィル・パットン、アドナン・シディキ、ゲイリー・ウィルメス

9.11事件後のパキスタン、帰国を目前に、最後のインタビューをするために相手と接触したジャーナリストが失踪する。彼の帰りを待つ、同じくジャーナリストの妻は、身重の体で、夫を救おうと奮闘するのだが........ってな、実際にあった事件に基づく物語?!

愛するものを突然に奪われた悲しみ、不安、すがる思い、ひとりの女性のなかの複雑な感情をじっくりと描いてるやね。

ウィンターボトム監督らしく、派手な演出を排除して、ドキュメンタリー調に事件を追うところが、なかなかの味わいなんやけど、逆に、感動を期待して観ると、泣き所の少ない作りになってて、拍子抜けしてまうかも。

それでも、最愛の夫を想う妻の苦悩を表現しようと、渾身の演技を見せるアンジーの姿は、結構なインパクトやった。やっぱり、彼女には闘う姿がよく似合うよなぁ..........!(笑)

しかし、複雑な政治的、宗教的思惑が重なるパキスタンという国の現状を背景に、憎しみの標的となる無実の人々のことを思うと、無力感と虚しさが広がってまうね。

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