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2014年7月19日 (土)

『敬愛なるベートーヴェン』

今日は音楽をネタにした、ちょっとおススメな作品をひとつ、ご紹介♪

最近、なんとなくエド・ハリスが出てる作品をよく観てるような気がして、それなら彼の作品でお気に入りのやつを紹介してやろうってことで、こいつを取り上げてみたってわけ。

正直、エド・ハリスって昔はあまり好きやなかったんよね。70年代からスクリーンに登場してるエドくんなわけやけど、おそらく『アポロ13』での演技が世間で注目されたときなんやと思う。ただ、個人的には、それほどのインパクトは感じなかったんよなぁ。

それからしばらくして、自ら監督と主演を務めた伝記映画『ポロック ふたりだけのアトリエ』の演技がすごかった。本人も思い入れのある役やったからなのか、その熱演ぶりに、エエ役者やなぁって思い知らされたんよ。

というわけで、そんなエドおじさんが髪フサフサで演じた作品の感想は................?!

敬愛なるベートーヴェン / Copying Beethoven   ★★★★   (2006年)

監督:アニエスカ・ホランド

出演:エド・ハリス、ダイアン・クルーガー、ジョー・アンダーソン、マシュー・グード、ビル・スチュワート、ニコラス・ジョーンズ

交響曲『第九』の初演を前にした作曲家ベートーヴェンと、そんな彼の写譜師として働く若き音大生との関係を描いた人間ドラマ?!

気難しくて粗野、傲慢で繊細な天才、そんな彼に戸惑いながらも、次第にその魅力の虜となり、慕う女性、そんな二人の関係が綴られてるんやけど、これ、なんといってもエド・ハリスの存在感がスゴイんよ。でもって、その脇で素朴な美しさを放つダイアン嬢もエエんよね。

音楽と真摯に向き合い、そこに神を見出した男の、脆くて力強い、そんなアンバランスな役どころを見事に演じきったエドおじさんの見事な演技と、第九の印象的な旋律の生み出す迫力が、少し涙腺を熱くするんやなぁ........(笑)

確かに、全員が英語をしゃべるとか、難聴のはずが、普通に会話が成立するといった、リアリティの欠如はあるんやけど、それ以上に音楽という世界の中で、まったく違う次元にいた天才の姿が、鮮烈に描かれてるところが、お見事やったね!?

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