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2014年8月22日 (金)

『あかぼし』

今日は、ちょっとマイナーな邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、東京国際映画祭に出品されたものらしいんやけど、監督さんは、これが長編デビューとのことで、もともとは映画学校で照明を学びながら映画作りをしてたみたいなんやけど、今はラジオ番組を作ったり、ディレクターをしたりと、なかなかマルチな活躍をしてるんやって。

でもって、母親役で出演してる朴さんは、どうやら知る人ぞ知る有名人らしく、声優の世界では数々の作品で主役をこなす実力派なんやって。実写映画で演技をするのは、これが初めてってことらしいんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

あかぼし   ★★★☆☆   (2012年)

監督:吉野竜平

出演:朴 路美、亜蓮、ブラダ、鯨井和幸、藤井かほり、千葉美紅、大林佳奈子、四條久美子

父親が突然に蒸発し、塞ぎこんでしまった母親は、宗教に救いを求め、のめり込んでいく。そんな母親の姿に戸惑いながらも、言われるままに“伝導”活動に付き合う小学生の男の子だったが..............ってな家族ドラマ?!

突然、壊れてしまった家族、そして“救い”によって生まれたつかの間の平和、しかし、それは長くは続かなかった........ってなことで、親の事情に巻き込まれる子供の苦悩、そして成長を描いてるんかな。

とってもイビツな環境のなかで問われる母子の絆ってのを、子供の目線で追いかけるあたりは、難しいテーマながら、なかなか繊細で丁寧に作られた感じがしたね。

ただ、淡々とした流れのなか、比較的静かな雰囲気で狂気を描くことで、尺の長さもあってか、どうしても少し間延びした感がしてもうたかも。

ほとんど無名の役者を使った低予算映画ながら、スターダストのイチオシ(?)子役の亜蓮くんと、その相手を務めたブラダくんの頑張りは、評価できるんと違うかな。

とっても地味な作品ではあるんやけど、人間の弱さと、それでも“生きる”ってことの意味を考えさせられる、そんな作品やったかもね?!

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