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2014年9月20日 (土)

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

今日は、2007年のアカデミー賞で主演男優賞を受賞した作品を、ご紹介♪

主役のダニエル・デイ・ルイスは、2012年にも『リンカーン』でアカデミー賞の主演男優賞を受賞していて、まさに“演技派”の名を欲しいままにしてるってとこかな。

かつては『ラスト・オブ・モヒカン』で半分マッチョなアクション俳優のような立ち位置にいたこともあるんやけど、次はどんな演技を見せるか、その名前だけで観客に期待をもたせる、そんな役者になったよね。

というわけで、そんな彼の演技を堪能できる作品の感想は......................?!

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド / There Will Be Blood   ★★★☆☆   (2007年)

監督:ポール・トーマス・アンダーソン

出演:ダニエル・デイ・ルイス、ポール・ダノ、キアラン・ハインズ、ケヴィン・J・オコナー、コリーン・フォイ、ディロン・フレイジャー

20世紀初頭のアメリカで、一攫千金を夢見てもがく男が、石油を掘り当てて成り上がっってく、そんな彼の半生を描いた泥臭い人間ドラマ?!

ゼロからスタートし、石油を掘り当てて巨万の富を手に入れる男の、波乱に満ちた人生、それを演じたダニエルくんの演技は、確かにアカデミー賞を受賞するにふさわしい、どエラい迫力やったね。

他人を信じることができず、頑なに自我を頼りに生きてきた男、そんな哀しみを背負った雰囲気が、演技からビシバシと滲み出てるんよなぁ。

確かに全体的に暗い話だけに、前半は少々退屈気味で、気を許すとついつい記憶が彼方に飛んでってしまったりしそうなんやけど、途中からダニエルくんの演技にクギ付けになってもうて、時間を忘れるくらいやった。

父子の不器用な関係や、信念を曲げて執念で事業を進める姿ってのは、なんやとっても男臭くて、軟弱なオヤジには、たまらんかったねぇ(笑)

傷つき、心身ともにボロボロになり、酒に溺れながらも貫く復讐の凄みが、男のセリフと表情が見事に合わさり、最高潮に...........ちょっと地味ではあるんやけど、“奇才”とよく形容される監督さんの技が存分に発揮された作品やった。

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