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2014年10月12日 (日)

『舞妓はレディ』

今日は、劇場で公開してる作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

周防監督といえば、ここ最近は『それでもボクはやってない』『終の信託』といった作品で、どちらかというと社会派路線で勝負してるイメージやったやんね。

そんな監督がコテコテのコメディをっていうと少し意外な感じもするんやけど、そもそも『ファンシィダンス』『シコふんじゃった。』で注目を浴びて、『Shall We ダンス?』で人気になった監督さんだけに、エンタメ系の作品を作るのは、きっと嫌いやないんやろうって思うんよ。

というわけで、前評判も抜群にいい作品の感想は..........................?!

舞妓はレディ   ★★★★   (2014年)

監督:周防正行

出演:上白石萌音、長谷川博己、富司純子、岸部一徳、草刈民代、田畑智子、渡辺えり、竹中直人、濱田 岳、高嶋政宏、草村礼子、中村久美、小日向文世、高橋長英

京都の花街のひとつ、下八軒にある老舗の茶屋を、田舎から上京してきた女の子が舞妓になりたいと言って訪れる。鹿児島弁と津軽弁の混ざった言葉をしゃべる女の子を見て、女将は追い返そうとするが、たまたまその場にいた言語学者が、彼女に京言葉マスターさせると約束し、見習いとして受け入れることになるのだが.........ってなミュージカル仕立てのコメディ・ドラマ?!

言葉のハンディに厳しい芸の稽古、失敗と挫折を繰り返しながら、ひとりの女の子が成長していく様を、歌と踊りを交えてオモシロおかしくってとこなんかな。

なんかね、気がついたらノメリ込んでて、楽しんでる自分がいるっていう、不思議な感じやった。

歌や踊りをっていうと、例えば宮藤官九郎の脚本みたいに少しガチャガチャしたノリで、ドタバタぎみの大騒ぎっていう感じもするんやけど、同じようにドタバタしても、決してチープにならないところが周防くんのスゴイところで、しっかりと“大人のエンターテイメント”に仕上がってるんよ。

実生活の奥さんである草刈くんをはじめ、富司おばちゃんや岸部くん、田畑くんと、若い新人ヒロインの脇で、しっかりと中堅&ベテランが要所を押えてるんよなぁ。でもってヒロインの上白石くんも、少し野暮ったい感じと素直さが前面に出てて、ナイスなキャスティングやった。

京都の伝統芸能の裏側を垣間見ながら、ひとりの少女の成長とそれを見守る人たちの人情を上手く表現した作品は、なかなかの味わいやったね!?

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