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2014年10月23日 (木)

『レイルウェイ 運命の旅路』

今日は、真田広之も出演してる戦争ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品の基になってる話は、実際に第二次世界大戦で日本軍がタイとビルマ(ミャンマー)の間に建設しようとしていた鉄道にまつわるもので、シンガポールで日本軍に降伏したイギリス軍兵士が綴った本が原作になってるらしい。

監督はオーストラリアのひとで、作品はオーストラリアの批評家協会の賞を脚本で受賞してるみたいなんよ。サン・セバスチャン国際映画祭では、監督さん自身も賞をもらってるんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

レイルウェイ 運命の旅路 / The Railway Man   ★★★★   (2013年)

監督:ジョナサン・テプリツキー

出演:コリン・ファース、ニコール・キッドマン、ステラン・スカルスガルド、ジェレミー・アーヴィン、石田淡朗、真田広之、サム・リード、マイケル・マッケンジー

鉄道好きの退役軍人の男は、たまたま乗った電車で出会った女性に恋をし、ふたりは結婚することに。幸せな日々が始まるハズが、第二次世界大戦中に捕虜として日本軍から受けた仕打ちが、今もトラウマとなって彼を苦しめていた..............ってな、実話に基づいたドラマ?!

決して消し去ることのできない過去の傷、苦しみを抱えて生きる男の赦しの物語は、戦争中のこととはいえ、加害者である日本人としては、なかなか辛いドラマなんやけど、その結末はグッと胸にくるものがあった。

特に、ひとりで“過去”と対峙するコリンくんの演技は、静けさの中に張り詰めた緊張が、ある種の狂気となって全身から出てて、必死に過去を整理しようとするんやけど、気持ちのやり場に困る、そんな主人公の苦しみを見事に体現してるんよ。

戦争という、特殊な状況の中の出来事とはいえ、それはひとりの人間の人生にかかわるもので、戦争が終われば全て消え去るってものやなく、傷跡はいつまでも残るんよね。

争いのない世界、それが実現できればエエんやけどなぁ..............?!

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