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2014年10月 5日 (日)

『蜩ノ記』

今日は、劇場で公開が始まったばかりの邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は直木賞を受賞した時代小説なんやってね。作者の葉室さんは、時代物を中心に書かれてるみたいで、50歳から執筆活動を本格的に始めたらしい。

そんな小説を映画にした監督の小泉くんといえば、寺尾 聰が主演した『雨あがる』で監督デビューし、注目を浴びたひとで、同じく寺尾くんが主演の『阿弥陀堂だより』『博士の愛した数式』、そして藤田まことが主演の『明日への遺言』を監督したひとでもあるんよね。

脇役のうち約1名に不安を感じながらも、そんな監督さんが役所くんとタッグを組んだと聞けば、これはひょっとして......って気分も高ぶるし、期待せんわけにはいかんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

蜩ノ記   ★★★☆☆   (2013年)

監督:小泉堯史

出演:役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子、寺島しのぶ、青木崇高、井川比佐志、小市慢太郎、石丸謙二郎、矢島健一、渡辺 哲

城内で騒ぎを起こし、切腹は免れたものの、代わりにひとりの男の監視役を命じられた若侍。監視することになった男は7年前に側室と不義密通した罪で幽閉され、3年後までに藩の歴史を編纂し、切腹することになっていたのだが................ってな時代もの?!

生きる期限を定められ、死を待ちながら残された時間を家族とともに精一杯生きる男のそばで、監視するはずの男の心境に変化が.........ってなことで、感動のドラマが...............と言いたいところなんやけど、う~ん、どうなんやろ(苦笑)

役所くんの演技は、“さすが”と唸らせるものがあって、その存在感から細かい感情の出し方といい、見事やったんやけど、それについてこれる役者が周りにいないってのが痛かったね。

大河の主役を務めて時代劇に慣れてる(ハズ)ってことでキャスティングされたであろう“俳優っぽいことをしてるひと”は、相変わらずの薄っぺらさで、アクションを嬉々として演じてるあたり、ある意味、いつもと変わらんなぁって感心してもうた(笑)

基本的に演出が上手くなく、例えば子役のお粗末な演技や、役所くんのキャラ以外でまともに人物が出てる者がいないとか、全体として何とも深みがないドラマに仕上がってもうてるんよ。

役所くんと時代劇ってことで、かなり期待してたんやけど、ちょっと残念やったね?!

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