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2014年10月27日 (月)

『ランナウェイ・ブルース』

今日は、ちょっとマイナー系の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役のひとりを務めてるエミール・ハーシュって役者さん、個人的にごっつい気になってるんよ。キャリアを見ると子役からスタートしてて、出たばかりの頃は、てっきりイケメンのアイドル俳優になるもんやとばっかり思ってた。

それが、ショーン・ペンが監督した『イントゥ・ザ・ワイルド』での演技を観て以来、その見方が変わったんよ。“さりげなさ”のなかに、いろんな表情を見せてくれて、圧倒的な演技力っていうのではないんやけど、確実に存在感を植え付ける、そんなところに役者としての才能を感じるんよ。

というわけで、そんな彼の良さが出てる作品の感想は.................?!

ランナウェイ・ブルース / The Motel Life   ★★★☆☆   (2012年)

監督:アラン・ポルスキー、ガブリエル・ポルスキー

出演:エミール・ハーシュ、スティーヴン・ドーフ、クリス・クリストファーソン、ダコタ・ファニング、ジョシュア・レナード、デイトン・キャリー、ノア・ハープスター

幼い頃に母親を病気で亡くしてからは、ずっと兄弟で一緒に生きてきた仲のいいふたり。ある日、兄が車で少年を轢き殺してしまい、次第にふたりは追いつめられるのだが.............ってな、兄弟の絆を描いたドラマ?!

弟は兄に空想の物語を語り、兄はその登場人物を絵に描く、どん底の生活のなかで、なんとか必死に生きているモーテル暮らしの兄弟の生き様は、ちょっと切ないものがあるんよなぁ。

全体的に暗めの話のなかで、空想部分にアニメーションを使うことで、いい具合に展開にメリハリが出て、なかなか良い演出やったね。その部分でテンポを変えることで、兄弟にとって非現実の世界が生きて行く上でいかに大切かってのが、伝わってくるように思うんよ。

主演のふたりも、地味なドラマのなかで、上手く抑えた演技をしてたし、過去と現在をさりげなく演じ分けてたエミールくんの演技は、玄人好みの味わいがあった。

低予算の地味な作品ではあるんやけど、細かい部分で丁寧に作り込まれてるところが、なかなか悪くなかったかな?!

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