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2014年11月10日 (月)

『HUNGER/ハンガー』

今日は、ちょっと重たい作品をひとつ、ご紹介♪(苦笑)

この作品、今年のアカデミー賞において『それでも夜は明ける』って作品で監督賞にノミネートされたスティーヴ・マックィーン監督の長編デビュー作なんやって。

カンヌ国際映画祭ではカメラ・ドールを受賞し、イギリス・アカデミー賞でも新人賞を受賞するなど、世界各地の映画祭で衝撃として受け止められ、評価されたらしい。

今や売れっ子のイケメン俳優となったマイケル・ファスベンダーが世界的に注目されたのも、この作品での演技がきっかけなんやって。

というわけで、アカデミー賞を賑わせたことをキッカケに劇場で公開されたらしい作品の感想は.................................?!

HUNGER/ハンガー / Hunger   ★★★☆☆   (2008年)

監督:スティーヴ・マックィーン

出演:マイケル・ファスベンダー、スチュアート・グレアム、リーアム・カニンガム、リーアム・マクマーン、ブライアン・ミリガン、カレン・ハッサン、ヘレン・マデン、ローリー・ミュレン

IRAの活動に手を焼くサッチャー政権は、刑務所に収容されている活動家の政治犯としての権利をすべて剥奪することに。これに反発する囚人たちは、必死の抵抗を試みるが状況は改善せず、ついにハンガー・ストライキをすることに...............ってな、実話を基にしたドラマ?!

不当な抑圧に抵抗するべく、必死に戦う男たち、権力に屈しない姿勢を示すため、最後の戦いを挑むってなことで、かなりインパクトのある作品やった。

無駄なセリフは排除し、ひたすらボコボコにされる囚人の様子を追いかけ、悲惨な状況を映しだした内容は、観ててかなり精神的にも辛いものがあって、重すぎるんよ。

作り方としては、終始暴力的な映像の連続のなかで、会話のシーンが限定的に存在することで、言葉からの感情ってのがより伝わってくるのかもしれんね。

ただ、痩せ衰えていくマイケルくんの病的な姿なんかもあって、インパクト勝負な感もあるような気がして、少なくとも他人に安易に進めるような作品ではないことは間違いないように思うんよ(苦笑)

これがマックィーン監督の原点であり、ここからその後の作品につながっていくってのは分かるんやけど、それなりの覚悟をしてから観ないと、かなり後味は悪くなるんと違うかな?!

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