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2014年11月 4日 (火)

『家路』

今日は、震災後の福島を舞台にした邦画をひとつ、ご紹介♪

先日、震災後初の福島県知事選挙があったんやけど、自民、公明、民主、社民等の主な政党が相乗りで支援した元副知事さんが当選したってニュースがあって、そのなかで、安倍ちゃんが、選挙で原発再稼働への批判がなかったんで、再稼働をどんどん進めていく模様って一文があって、なんとも“やるせない”気分になってもうたんよ。

まぁ、代替エネルギーを考えれば原発は必要やとか、日本の原発は世界一安全やとか、いろいろと言われてるわけやけど、唯一の被爆国が原子力をエネルギー政策の中心に据えてたっていう違和感や、根拠のない安全神話に疑問を持ち、震災前から原発に反対してた者からしたら、これだけの被害を受けても、まだ、再稼働なんて議論をしてることが悲しいんよね。

ここで政治を深く語るつもりはないんやけど、それでも、現在の政権のもと、この国が向かおうとしてる“未来”には、とっても疑問を感じてまうんよなぁ。

というわけで、ホドホドにして作品の感想を.......................って言いつつ、あまり作品について語ってないかもしれんけど.................?!(苦笑)

家路   ★★★☆☆   (2014年)

監督:久保田 直

出演:松山ケンイチ、田中裕子、内野聖陽、光石 研、安藤サクラ、田中要次、石橋蓮司、山中 崇

震災後の原発の事故によって、住む家も仕事も失った一家は、少しボケが進行してきた年老いた母親の面倒をみながら、仮設住宅でやるせない日々を送っていたが、行方不明だった次男が立ち入り禁止区域にある家に戻り、生活していると聞き............ってな、震災後の福島を、ある一家をとおして描いたドラマ?!

生きる気力をなくした一家の主と、生きるために水商売をする妻、そして、敢えて実家に戻り、農作業を始めた青年、原発事故によってすべてが変わってしまった人たちの苦悩をってとこなんかな。

これ、作品としてどうのって言うよりは、生活の基盤をすべて一瞬で失ってしまった福島の人たちの現実を改めて知らされるっていう意味で、いろいろと考えさせられてもうたよ。

未だに、いろんな理由をつけて原発再開を推し進める政治家さんたちが、どんな見返りを期待してるのかは知らんけど、こうして日常を奪われた人たちの苦しみを思ったら、何が必要で何が不要なのかってのは、自ずと分かるんと違うかなって、つくづく疑問がわいてくるやけどね...........。

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