« 『紙の月』 | トップページ | 『マダム・イン・ニューヨーク』 »

2014年11月22日 (土)

『ショート・ターム』

今日は、劇場で公開中の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

この作品、インディーズ系の作品ながら、インディペンデント・スピリット賞での編集賞の受賞や、ロカルノ映画祭での主演女優賞の受賞をはじめ、世界各地の映画祭で30以上の賞を受賞し、50以上のノミネーションを受けたらしいんよ。

監督さんは、これが長編2作目みたいで、出てる役者もそれほど名前が知られていない若手が中心で、インディーズものらしい、フレッシュな感じなんよね。

というわけで、小粒ながら話題の作品の感想は.........................?!

ショート・ターム / Short Term 12   ★★★★   (2013年)

監督:デスティン・ダニエル・クレットン

出演:ブリー・ラーソン、ジョン・ギャラガー・Jr、ラミ・マレック、キース・スタンフィールド、ケイトリン・デヴァー、ケヴィン・ヘルナンデス、アレックス・キャロウェイ、ステファニー・ベアトリス、ダイアナ・マリア・リーヴァ

恵まれない家庭環境のせいで苦しむ子供たちを一時的に預かって共同生活をする保護施設を舞台に、そこで暮らす子供たちと、彼らを見守る職員の日常を描いたドラマ?!

育児拒否や虐待などにより、親と暮らすことができない子供たちは、それぞれに心に深い傷を抱えて生きている。そんな彼らが普通に生活できるように、彼らの問題と一緒に取り組みながら世話をする職員たちもまた、それぞれに過去を背負っていて、そんな彼らの暮らしを追いかけながら、悲しみや苦しみを描くんよ。

家族の温もりを知らず、愛された記憶もない、そんな彼らには、どこか幸せになることを諦めてるところがあって、その心の闇を見つめながら、愛情の大切さってのを痛感してもうたよ。

思いどおりにいかない人生に絶望し、悩みながらも、過去を振り切って前に踏み出す、そんな彼らの奮闘に、かすかな希望を感じさせられるところに、このドラマの救いがあるんよなぁ。

少し重めのテーマで、傷ついた人たちを描いてるだけに辛い部分もあるんやけど、過度な演出をせずにリアルに心情を映しだしてるところは、なかなか見事やったね!?

« 『紙の月』 | トップページ | 『マダム・イン・ニューヨーク』 »

お・ス・ス・メ!」カテゴリの記事