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2014年11月 1日 (土)

『あなたを抱きしめる日まで』

今日は、なかなか味のあるイギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、去年のアカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされてたらしく、ゴールデン・グローブ賞でも受賞はならなかったんやけど同じようにノミネートされてて、ヴェネチア国際映画祭では見事に脚本賞を受賞したんやって。

監督さんはイギリス人で、ちょっと前にヘレン・ミレンがエリザベス女王を演じて話題になった『クィーン』のひとで、彼の作品では、個人的にはこの作品と同じジュディ・デンチが主演した『ヘンダーソン夫人の贈り物』あたりがお気に入りかな。

ちなみに、出演者として名を連ねてるスティーヴ・クーガンは、製作だけやなくて脚本も担当してて、マルチな才能を発揮してるんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

あなたを抱きしめる日まで / Philomena   ★★★☆☆   (2013年)

監督:スティーヴン・フリアーズ

出演:ジュディ・デンチ、ステイ―ヴ・クーガン、バーバラ・ジェフォード、アンナ・マックスウェル・マーティン、ミシェル・フェアリー、ソフィ・ケネディ・クラーク、ルース・マッケイブ、メア・ウィニンガム、ピーター・ハーマン、ショーン・マーホン

未婚の母となったことで、家族と離れて修道院に入れられ、苦労して産んだ最愛の息子は3歳で勝手に養子に出された、そんな過去を持つ女性が、息子の50歳の誕生日を迎えた日に、その過去を娘に語り、ひとりのジャーナリストに息子探しを手伝ってくれるよう頼むのだが.................ってな、実話を基にした話?!

敬虔なカソリックであったがゆえの理不尽な過去を、ひとり胸に秘めて生きてきた女性が、息子に会いたい一心で旅にでる。そんな彼女を取材対象として、真実を求めて同行するジャーナリスト。いやぁ、この作品、実話が元ネタってことでの話の説得力もさることながら、主演の二人の演技が見事やった。

ちょっとズレた感じのおばちゃん役のジュディくんと、皮肉屋のジャーナリストのクーガンくん、さりげなくも抜群のコンビネーションで演じ切ったふたりの演技は、十分に鑑賞する価値があるんと違うかな。

なんとも“やるせない”話ではあるんやけど、母と子の絆をじっくりと描いたドラマは、柔軟使い分けた役者の存在感で、なかなかのデキ映えに仕上がってたね!?

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