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2014年11月16日 (日)

『天才スピヴェット』

今日は、劇場で公開中の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

この作品、監督をしてるのが『アメリ』『ロング・エンゲージメント』、ちょっと前の作品では『ミックマック』なんかを撮ったフランス人のジャン=ピエール・ジュネなんよ。

本国フランスでの評価も良かったみたいで、セザール賞では撮影で賞を受賞し、コスチュームなんかでもノミネートされてたらしいんよね。この監督さん、写真で見ると“いかつい”顔をしてるんやけど、その作り出す映像は繊細で、個性的なところが不思議なんよ...........って、別に顔は関係ないか...............(笑)

というわけで、そんな監督さんの新作の感想は...............................?!

天才スピヴェット / The Young And Prodigious T.S. Spivet   ★★★★   (2013年)

監督:ジャン=ピエール・ジュネ

出演:カイル・キャトレット、ヘレナ・ボナム=カーター、カラム・キース・レニー、ニーアム・ウィルソン、ジュディ・デイヴィス、ドミニク・ピノン、ジェイコブ・デイヴィーズ

アメリカ北西部のモンタナにある牧場で家族と暮らす10歳の少年は、その発明が認められてスミソニアン博物館から賞を授与され、授賞式に招待されることに。行くかどうか迷った彼は、両親に内緒でひとりワシントンDCを目指して旅に出るのだが.............ってなお話?!

カウボーイになりきって牧場を営む父に、昆虫の研究に夢中な学者の母、ミスコンを目指すミーハーな姉と、一見幸せそうな家族だったが、事故で双子の弟を亡くして以来、少年は家族のなかで居場所を見つけられず..........ってなことで、心に傷を負った少年が家出することで、見失った家族の絆を取り戻すってなとこなんかな。

まず、独特の映像センスが随所に見られるところが特徴的で、いかにもジュネ監督らしい色使いや描写が散りばめられてて、視覚的に楽しませてくれるんよ。

物語としては、まだ幼いながらも、天才科学者である少年のマセた部分と子どもらしい部分が共存してる様が軽妙に語られてて、そこにアドベンチャー要素や人との出会いを絡めながら、テンポよく展開してるんよなぁ。

子どもが主人公ってことで、ある程度ファミリー層をターゲットにしてる風でもあり、その点、少し安易な“軽さ”や盛り上げきれないところもあるんやけど、ただ、そんなコテコテしない“サラリ”とした流れも監督さんの持ち味かなって思うんやけどね?!

観る人によって多少の好き嫌いはでそうな作品ではあるんやけど、ジュネ作品が好きなものからすると、“らしさ”があって、十分にアリやったかな!

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