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2014年12月14日 (日)

『ボビー』

今日は衆議院選挙ってことで、おそらく開票が始まった途端に与党圧勝のニュースが躍るんやろうと思う。原発再稼働の問題や憲法改正、沖縄の基地問題、そして経済政策、あらゆる点でアンチ自民な者からしたら、これほど虚しい夜はないかもなぁ.............なんて日本の政治にグチをこぼしてみたりして(苦笑)

まぁ、ここはそんな個人の政治的信条を語る場ではないんで、ちょこっと選挙にあやかった作品を紹介ということで、お気に入りのヤツをひとつ、ご紹介♪

監督のエミリオ・エステヴェスと言えば、マーティン・シーンの息子で、ちょっぴり童顔な顔立ちから、“永遠のティーンエイジャー”的なイメージで、それが災いしたのか、役者としては歳を重ねてからはイマイチ(?)やったんやけど、この作品やその後の『星の旅人たち』なんかで、監督として非凡な才能を発揮してるんよ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

ボビー / Bobby   ★★★★   (2006年)

監督:エミリオ・エステヴェス

出演:アンソニー・ホプキンス、イライジャ・ウッド、リンジー・ローハン、デミー・ムーア、シャロン・ストーン、ウィリアム・H・メイシー、クリスチャン・スレイター、ローレンス・フィッシュバーン

1968年6月5日、アンバサダー・ホテルで起こった大統領選の候補者ロバート・F・ケネディの暗殺事件、その日その場所に居合わせた人々の、それぞれのドラマを綴った群像劇?!

ホテルの従業員やケネディ陣営の支援者、ワケあってその日に結婚式を挙げることになった若いカップル...........様々な人々の、それぞれの人生のなかの一瞬をつなぎながら、“その時”がやって来る様子を描いてるんよね。

いやぁ、実に作り方がうまいんよ。2大政党制のアメリカでは、きっとこの作品は民主党びいきの政治的プロパガンダと捉えられるのかもしれんけど、政治抜きに純粋に映画として観ると、丁寧にドラマが語られてて、素晴らしいデキやと思う。

ひとつの歴史的な事件を軸にして、登場人物それぞれが抱える夫婦や老いの問題、人種差別や不倫など、様々なエピソードが上手く絡み合っていくんやね。

もちろん、メッセージとして、ベトナムとイラクを重ね、ケネディと当時の大統領だったブッシュを比べ、国のありかたを問うてるワケなんやけどね。

“この作品に出会えてよかった”、そう思える映画ってこれだけ数を観てても、そうはないんやけど、これはまさに、自分にとってはそんな1本やった!?

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