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2014年12月28日 (日)

『6才のボクが、大人になるまで。』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、来年の賞レースに向けて大いに注目されてる作品をひとつ、ご紹介♪

これ、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞し、NYとLAの批評家協会賞では作品賞と監督賞を受賞し、ゴールデン・グローブ賞のノミネーションでは、作品賞、監督賞、脚本賞等の主要部門で候補として選ばれてるらしい。

同じ人間を12年間を費やして追いかけるっていう独特の手法で撮影されたもので、その斬新さが評価されてるのかな。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

6才のボクが、大人になるまで。 / Boyhood   ★★★☆☆   (2014年)

監督:リチャード・リンクレイター
出演:エラー・コルトレーン、パトリシア・アークエット、ローレライ・リンクレイター、イーサン・ホーク、マルコ・ペレラ、スティーヴン・チェスター・プリンス

両親が離婚し、母と姉と暮らす6歳の少年の、それからの12年間の成長を、実際に同じキャストを起用して12年間をかけてリアルに作り上げた、ある家族の肖像ってね?!

新しい土地での再スタート、新たな家族との出会いと別れ、実の父親との関係や恋愛、様々な出来事を通して、無邪気やった男の子が大人になっていく様子を、彼の人生の一部を切り取る形で描いてるんよ。

なるほど確かに撮影の仕方が実に斬新やね。6歳から18歳まで、ひとりの少年の精神的、肉体的な変化を、時間をかけてじっくりと撮影していくってのは、アイデアとして思いついても、実践するとなると様々なリスクが伴い、かなりのハードルの高さやったと思う。こうして作品になったって時点で、スゴイってことなんかもね。

だいたい、子役としてキャスティングした子どもが、将来イケメンになる確率なんてのもそう高くはないやろうし、そういう意味でも非常に実験的で、かつ成功した稀有な作品なのかもなぁ。

ただ、世間の評価に異を唱えるわけでもないんやけど、内容が人生のひと時を切り取るってなことで、感情に踏み込んでドラマがあるってことでもなく、むしろ事象を綴るような感じやから、他人の人生を延々と見せられるってのに、どこまで興味を持てるかっていう点で、ちょっと誰でも楽しめるようなおススメし作品ってことにはなりづらいかも、なんて思ってもうたよ?!

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