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2014年12月31日 (水)

『ブラッド・ダイヤモンド』

いやぁ、今年もラストなんやねぇ。特に何もエエこともなかった1年やったなぁ.........なんて、超低空飛行のテンションで締めくくるのも口惜しいんで、ずっと熱く語っておきたいと思ってた作品を、今日はご紹介♪

なぜ、この作品かと言うと、よく“プリオくん”ことレオナルド・ディカプリオの出演作のなかで好きな作品って言う問いに、“ブラッド・ダイヤモンド、良かったよね.......”って会話を耳にするんやけど、あえてプリオくんファンの反発を覚悟しつつも言っておきたいのは、これ、主役が違ったらもっと傑作になってたのに、ってことなんよ!

あのトム・クルーズが主演した『ラスト・サムライ』の直後に、その勢いのままズウィック監督により作られたこの作品は、本来であればもっと評価できる作品になってたのに..........っていう無念さを、年の最後にぶつけてみたいと思う。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ブラッド・ダイヤモンド / Blood Diamond   ★★★☆☆   (2006年)

監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・デカプリオ、ジャイモン・フンスー、ジェニファー・コネリー

世界に流通するダイヤの15%がアフリカの紛争地帯から産出されていて、それが形を変えて兵器となり、罪もないアフリカの民衆を苦しめている、そんな現実を題材にしたサスペンス&アクション!?

アフリカ西部のシエラレオネを舞台に、反政府軍により家族をバラバラにされた男、ダイヤを密輸する白人、そしてダイヤの密輸の事実を暴こうとする女性ジャーナリスト、戦火の下で絡み合うそれぞれの思惑が.................ってなドラマ。

2時間半という尺の長さながら、まったくそれを感じさせないスリリングな展開は、ズウィック監督のセンスの良さが存分に発揮されてて、さすがやった。

娯楽性に軸足を置きながらも、深刻な社会問題をつきつけるあたり、この監督さんの巧みな語り口なわけで、ホンマに才能を感じさせられるんよ。

家族を探す男を演じたジャイモンくんの迫真の演技と、知性を兼ね備えたジェニファーくんの美貌に見とれつつ、話のオモシロさに引きこまれながらも、「主役が違う役者やったら...............」って、ずっと考えてもうた(笑)

人気俳優の看板をしょってるってことで、まぁ、大目にみなアカン部分もあるんかもしれんけど、どう見ても薄っぺらさしか感じられないプリオくんの“演技力”は、せっかくの作品を、そのひとりの力で究極に“軽く”してまうんよなぁ...............?!

血に染まったダイヤの輝き、もし主役が違っていたら、きっと作品の輝きも.............惜しすぎる...............(苦笑)

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