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2014年12月18日 (木)

『華麗なる恋の舞台で』

今日は、ちょっとベテラン女優さんの頑張りがでた作品をひとつ、ご紹介♪

アネット・ベニングって女優さんは、実はウォーレン・ビーティーの奥さんになったひとで、20代後半くらいから注目されだして、美人どころとして重宝されてはいたものの、演技力という点では、それほど評価されてなかったんよね。

でもって、ゴールデングローブ賞の女優賞を受賞し、3度目のアカデミー賞主演女優賞のノミネートとなったこの作品は、そんな彼女が久しぶりに注目された作品ってことになるんやと思う。

というわけで、そんなベテラン女優の頑張りが楽しめる作品の感想は..................?!

華麗なる恋の舞台で / Being Julia   ★★★☆☆   (2004年)

監督:イシュトヴァン・サボー

出演:アネット・ベニング、ジェレミー・アイアンズ、マイケル・ガンボン、ショーン・エヴァンス、ブルース・グリーンウッド、ジュリエット・スティーヴンソン

売れっ子のベテラン舞台女優、そんな彼女を取巻く男達との関係を描きつつ、演劇界の頂点に君臨する、ひとりのカリスマ女優の生き様を描くってね?!

自分の熱烈なファンだと称する、息子の年ほどのアメリカ人青年と恋に落ち、のめり込んでいくか、やがて彼は若い女優とも恋仲になり..........ってなことで、う~ん、なんや実際にありそうな“いかにも”な話やなぁ(笑)

魅力的な中年の女性の、華やかな恋の話、と言えなくもないんやけど、話が進むうちに、ひとりの女優の凄まじいプロ根性、演じることへの執念を映した作品なんやって、ジワジワと感じるんやね。

その意味で、原題は非常に合点がいくんやけど、どこかお気楽な恋愛ドラマのようなニュアンスを醸し出すこの邦題では、まったく作品の大事な主題が伝わらんのよ。これでは、せっかくのアネット・ベニングの熱演も、単に恋に狂った女の話で片付けられてまうって(苦笑)

ロンドンの演劇界が舞台だけに、できればイギリスの女優さんで観たかったと思いつつも、アネットくんの熱演は見どころがあり、悪くなかったね。

強烈なインパクトを残すというよりは、どこか“さらり”とした印象で通過しつつも、妙に気になる、そんな不思議な味わいのある作品やったかな!?

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