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2014年12月11日 (木)

『ヴィーナス』

今日は、イギリス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を務めるピーター・オートゥールといえば、真っ先にでてくるのは、やっぱり『アラビアのロレンス』のロレンス役なんやろなぁ。そこから80年代までにアカデミー賞で7度も主演男優賞にノミネートされた名優が、最後にアカデミー賞にノミネートされた作品がこれなんよ。

監督は『ノッティングヒルの恋人』で注目された、南アフリカ出身のロジャー・ミッシェルで、その後の作品は興行的にはそれほどヒットはしてないものの、悪い監督さんではないと思うんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ヴィーナス / Venus   ★★★☆☆   (2006年)

監督:ロジャー・ミッシェル

出演:ピーター・オトゥール、レスリー・フィリップス、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジョディ・ウィッテカー、リチャード・グリフィス、ブロンソン・ウェッブ、アンドレア・ライズブロー、キャスリン・ブラッドショウ

年老いたひとりの役者は、ある日、親友の俳優仲間の家に居候することになった彼の姪の娘と知り合う。妻と別居中の男は、年の差を顧みず、若い彼女にのめり込むのだが.........ってな、ちょっぴりコメディ・タッチの味わい深い人間ドラマ?!

女心ならお手のもの、かつてはプレイボーイやった男がイマドキの娘を相手に一苦労しながら、それでも瞳に若さを取り戻すってなことで、老人の青春ってやつかな............まぁ、要するに弾ける“エロ爺さん”なんやけど(笑)

男の性(さが)ってのは、いくつになっても変わらんのやろなぁ.............なんて自嘲気味にツブヤキつつも、老いの問題や、生きがい、年とともに失うものと失ってはいけないもの、そんなことを深く考えさせられたかな。

ピーター爺さんの小粋なセリフは、ユーモアを振りまきながら、さらりと心に触れたりして。そのプレイボーイぶりは、こんなモテないオヤジにも参考になるかも、なんてね(苦笑)

死ぬ間際まで、誰かを愛し、そして愛されていたいと願うこと、その姿はやっぱり美しく、尊いもんやなぁって思うよね!?

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