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2014年12月19日 (金)

『そこのみにて光輝く』

今日は邦画の話題作(?)をひとつ、ご紹介♪

この作品、なんで話題かっていうと、モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞したってのが大々的にニュースになってたやんね。そんでもって、来年のアカデミー賞の外国語映画賞の日本代表ってことで推薦されるらしい。

呉 美保監督というと、宮﨑あおいと大竹しのぶが共演して話題になった『オカンの嫁入り』の監督さんで、注目されるキッカケにもなったデビュー作『酒井家のしあわせ』なんてのもあって、個人的なイメージでは、ユーモアを交えた人情ドラマを上手く作り出すって感じなんよね。

そういう意味では、今回はこれまでの路線と少し違ったところで勝負してるってことなんやろうけど、そんな作品の感想は.......................?!

そこのみにて光輝く   ★★★☆☆   (2013年)

監督:呉 美保

出演:綾野 剛、池脇千鶴、菅田将暉、火野正平、高橋和也、田村泰二郎、伊佐山ひろ子

ワケあって仕事もせずにパチンコばかりの自堕落な生活をしている男は、パチンコ屋で知り合った若い男に誘われて家に行き、そこで彼の姉と出会う。家族のために身を削って生きる彼女に惹かれるのだが...........ってな救いのない世界に生きる男女の物語ってとこかな?!

生きる気力を失った男と、希望を捨てた女が知り合い、ハゲしくぶつかり合いながらも、人生の荒波にのみ込まれていく、そんな“やるせない”日常を切り取るってことなんやろね。

下衆な意味ではなく、とりあえず池脇くんの“体を張った演技”ってのが見どころなんやろうと思う。綾野くんのほうは、どうも外見だけが注目されるせいか、演技を見てても表面的にしかキャラが伝わってこず、どうしても物足りなさがあるんよなぁ。

作品全体としては、女性監督らしく、光を工夫して使った繊細な映像で雰囲気を作り上げてるんやけど、どうしても話が間延びした感があって、少しかったるかったかな。

アカデミー賞の日本代表に選ばれたらしいんやけど、これではちょっと厳しそうやなぁ...................?!

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