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2015年1月28日 (水)

『オールド・ボーイ』

今日は、日本の漫画を韓国で映画化してヒットした作品のハリウッド・リメイク版をひとつ、ご紹介♪

オリジナルの『オールド・ボーイ』は、韓国のパク・チャヌク監督の作品なんやけど、カンヌ国際映画祭で審査員長をやってたクエンティン・タランティーノが絶賛して、審査員特別グランプリを受賞したんよね。

そんな作品を、あのスパイク・リーがリメイクして、主役が年を重ねて最近ちょこっと渋みが出てきたジョシュ・ブローリンおじさんが演じると聞いたら、どう料理するか楽しみやったんやけどなぁ................。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

オールド・ボーイ / Oldboy   ★★☆☆☆   (2013年)

監督:スパイク・リー
出演:ジョシュ・ブローリン、エリザベス・オルセン、サミュエル・L・ジャクソン、シャールト・コプリー、マイケル・インペリオリ、ジェームズ・ランソン、マックス・カセラ

酔っぱらって夜の町を歩いているときに何者かに連れ去られ、気がついたら見知らぬ部屋に監禁されていた男は、やがてテレビのニュースで妻が殺され、自分が容疑者となっていることを知り絶望する。それから20年の月日が過ぎたある日、突然に開放された彼は、自分を監禁した相手への復讐に燃えるのだが..............ってな、韓国のパク・チャヌク監督が作った作品のハイウッド・リメイク版?!

誰が、何のために、そんな疑問を解明しようと必死の男と、彼の身の上を知り、手助けする女、そんな彼らの前に現れた男は、あざ笑うかのようにゲームを仕掛け.......ってな感じで、ザックリとした話の筋はオリジナル版と似てるんやけど.................う~ん、アメリカ人には分からんのかなぁ............(苦笑)

チャヌク版にあるシュールさや、独特のユーモア、抜群のテンポといった良さがすべて欠落してもうて、ただ、暴れる男のバイオレンス&サスペンスになってもうてるんよ。

中途半端に手を入れたことで、話の必然性が弱くなり、この復讐ドラマの持つ面白味が半減してもうて、ガッカリしてもうたよ。

美しい旋律のなかで描かれたエロとグロ、チャヌク版がいかに完成された作品やったかが実感できるという意味では、この作品にも多少の価値はあるのかも?!(笑)

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