『きっと、星のせいじゃない。』
今日は、劇場で公開中の作品のなかから、若い男女の恋愛ストーリーをひとつ、ご紹介♪
この作品、ベストセラーになった小説が元になってるらしいんやけど、作者のひとが小児病院で牧師の見習いをしていた時に出会った女の子をモチーフに書かれてるんやって。
映画のほうも絶賛されてるらしく、ティーン・チョイス・アワードでは、作品賞や主演男優賞、主演女優賞を受賞して、若者から絶大な支持を得てるんやって。
そんな作品は、使ってる音楽が個人的にツボで、Ed Sheeran や Jake Bugg 、Tom Odel にKodaline やBirdy といったアーティストの曲が、エエ感じでタイミング良く流れてくるんよね。
というわけで、そんな作品の感想は.........................?!
きっと、星のせいじゃない。 / The Fault In Our Stars ★★★☆☆ (2014年)
監督:ジョシュ・ブーン
出演:シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ローラ・ダーン、ウィレム・デフォー、ナット・ウルフ、サム・トラメル、アナ・デラ・クルス、ロッテ・ファビーク
甲状腺ガンが肺に転移している末期ガン患者の女の子は、患者同士が励まし合う集まりで、骨肉腫で片足を切断した青年と出会う。惹かれあう二人は、彼女の愛読書である小説の作者に会うため、アムステルダムに行くことになったのだが...............ってな、純粋な若者の愛の物語?!
酸素ボンベを常に持ち歩き、なんとか生活している女の子が、明るくてイケメンの男の子と出会い、戸惑いながらも恋に落ちる。ガンという病気と闘いながら、心惹かれあう二人の恋愛模様を、甘く切なくってとこなんかな。
主演のふたりの若手俳優に注目が集まってるみたいなんやけど、なるほど、病気を抱える難しい役どころを、爽やかにかつ繊細に演じてたかな。
話の方はというと、なかなか悪くはないんやけど、どうも先が読めてまうところが、もう一息って感じで、個人的にはちょっと感情移入できず、思ったほどの感動はなかったかも。
それでも、この監督さん、音楽のチョイスにセンスがあって、絶妙にマッチした音で上手くシーンを盛り上げてたね。生きること、そして死ぬということ、いろいろと悩みながらも人を愛し、愛される、そんなことの素晴らしさをってのは、それなりに伝わったかなぁ?!