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2015年3月30日 (月)

『胸騒ぎの恋人』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、世界が注目する若手監督の過去作品をひとつ、ご紹介♪

グザヴィエ・ドランは、カナダのケベック出身の20代半ばの監督(兼 俳優)なんやけど、日本でも4月に公開される予定の『Mommy/マミー』って作品で、カンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞し、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で外国語映画賞を受賞したんよ。

まだまだ荒削りな部分はあるものの、映像からにじみ出る瑞々しい感性や音楽の使い方の上手さには特筆すべきものが感じられて、将来が楽しみな若手監督さんなんよね。

というわけで、そんな彼の過去作品の感想は....................?!

胸騒ぎの恋人 / Les Amours Imaginaires   ★★★☆☆   (2010年)

監督:グザヴィエ・ドラン
出演:モニア・ショクリ、ニールス・シュナイダー、グザヴィエ・ドラン、ルイ・ガレル、アンヌ・ドルヴァル

目の前に現れたイケメンの男に恋をしてしまった女と、同じようにそんな彼に心を奪われてしまった彼女の親友の同性愛者の男。ひとりの男をめぐる男と女のちょっとイビツな恋愛模様を描いたドラマ?!

3人で時間を過ごしながらも次第に気持ちを抑えきれずに互いに嫉妬心をいだく男と女。そんな彼らの恋の行方は..........ってなことで、ちょっと風変わりな恋愛ドラマが展開するんよ。

とっても個性的なカットを多用して、役者を接写しながら恋の芽生えから嫉妬、苦悩といった感情を巧みに表現したり、映像の端々に才能を感じさせるんよなぁ。

誰かを好きになる気持ちと、それが上手くいかないことの苦しみ、そんな恋愛のビターな瞬間を紡ぎ出したドラマは、なかなか興味深いものがあったかな。

この若手監督の才能を確かめるという意味では、観る価値は十分にあると思うんやけど、多少クセがあって万人受けするようなものでもないのかもしれんので、とりあえずグザヴィエ・ドランに興味がある人限定で“お・ス・ス・メ”?!

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その他 過去紹介作品はこちら
『マイ・マザー』
『わたしはロランス』

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