« 『二郎は鮨の夢を見る』 | トップページ | 『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』 »

2015年3月14日 (土)

『アモーレス・ぺロス』

気がついたら3週連続でアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の作品を.............って、単に週末が引きこもり状態で映画館に行けてないんで、ツナギのネタとして取り上げてるんやけど.............(苦笑)

なんて、ヨコシマな理由を書いてはみたものの、アカデミー賞監督にまで登りつめた彼の原点を知ってもらうためにも、この作品はハズせんやろってことで、気合いを入れてご紹介♪

実はこの作品、東京国際映画祭で作品賞であるグランプリ、最優秀監督賞、ついでに都知事賞(その時の都知事が誰やったかは知らんけど..........)を受賞してるんよ。

まぁ、カンヌ国際映画祭で賞を獲ったり、アカデミー賞やゴールデングローブ賞でもノミネートされ、英国アカデミー賞では外国語映画賞を受賞したりして、世界的に注目されてたから、それに便乗しただけかもしれんけど(笑)

とにもかくにも、監督さんのデビュー作の感想は..................?!

アモーレス・ぺロス / Amores Perros   ★★★★☆   (2000年)

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、エミリオ・エチェバリア、アルバロ・ゲレロ、バネッサ・バウチェ、ホルヘ・サリナス、マルコ・ぺレス、グスターボ・サンチェス・バラ、ゴヤ・トレド

同居する兄嫁に想いを寄せる青年、不倫相手の男と暮らすことになったスーパー・モデル、かつて政治活動に身を投じるために家族を捨てた初老の殺し屋、ひとつの事故をキッカケに交錯した人間ドラマ?!

愛犬を闘犬で戦わせて勝った賞金を貯め、彼女の子どもを連れて別の町で暮らそうと持ちかける青年、事故ですべてを失いそうになるセレブな女性、そしてずっと離れて暮らす娘への気持ちを胸に封印して暮らす初老の男、どこか上手くいかない、まったく別々のそれぞれの人生を、独特のユーモアとセンチメンタリズムで彩りながら、巧みにつなぎ合わせてあるんよなぁ。

年齢も性別も異なる3人の“主人公”を、それぞれに魅力を引き出しながら、純粋さや切ない感情をメリハリを利かせながら語るあたり、見事やなぁって思うんよ。演じ手の良さを上手く引き出してる印象なんやけど、特に、これが長編映画デビューとなるガエルくんのギラギラした魅力を映すあたりは秀逸やった。

というわけで、デビュー作にして傑作を世に送り出したイニャリトゥ監督の凄さは、是非、試して欲しいなぁって思うんやけどね!?

« 『二郎は鮨の夢を見る』 | トップページ | 『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』 »

お・ス・ス・メ!」カテゴリの記事