『100歳の華麗なる冒険』
今日は、北欧スウェーデンのコメディをひとつ、ご紹介♪
この作品、世界的なベストセラーとなった小説がネタになってるらしく、スウェーデンの言葉はよう分からんのやけど、100歳の老人が窓から逃げるってのが小説のタイトルらしいんよ。
そんな作品は、シカゴ国際映画祭やダーバン国際映画祭(南アフリカ)なんかで観客賞を受賞したり、スペインのゴヤ賞で最優秀ヨーロッパ映画賞の候補になったりしたんやって。
というわけで、そんな作品の感想は......................?!
100歳の華麗なる冒険 / Hundraaringen Som Klev Ut Genom Fronstret Och Forsvann ★★★☆☆ (2013年)
監督:フェリックス・ハーングレン
出演:ロバート・グスタフソン、イヴァル・ヴィクランデル、ミア・シャーリンゲル、アラン・フォード、ダーヴィド・ヴィーベリー
100歳の誕生日に老人ホームから逃げ出した老人は、ひょんなことから組織の金を持って旅することになり、命を狙われることになるのだが..........ってな、ちょっとナンセンスなコメディ・ドラマ?!
一見するとどこにでもいそうな普通の長生きの老人の、信じられないような驚くべき半生を振り返りつつ、悪い組織の追手からどう逃げるかってのをロードムービーで楽しくってとこなんかな。
スペイン内乱から第二次大戦、冷戦にベルリンの壁崩壊、歴史の裏側には実はこの男が..........ってなことで、どっかの映画でも使われてた手法で、ユル~いコメディが展開するんよ。
正直、目新しさはないものの、北欧のコメディらしい、どこか“ほんわか”した雰囲気や、それなりに強引なヒネリが入ってたり、時折グロかったりで、そんなオフビートなところがウリにはなってるんやろうと思う。
まぁ、高齢化社会が進むと、そこらへんをターゲットにした作品ってのも、需要が出てくるのかもね?!(笑)