『もしも君に恋したら。』
今日は、劇場未公開の作品のなかから、恋愛ものをひとつ、ご紹介♪
主演は言わずと知れた“ハリー・ポッター”のダニエル・ラドクリフくんで..........って、いつまでたってもそう言われてまうのは、ちょっと可哀そうな気もするんやけど、それだけメジャーでもあるわけやんね。
シリーズ終了後は、無精ひげを生やしてみたり、まったく違ったテイストの作品に出演してみたりと、イメージを払しょくしようと必死な感じは伝わってくるわけやけど、もともと演技力はある方やと思うし、温かく見守ってあげたいと思うんよ。
ちなみに、この作品の監督さんは、『フランキー・ワイルドの素晴らしき世界』っていう耳が聞こえなくなったDJを描いた、なかなかナイスな音楽ドラマを作ったひとで、ダニエルくん以上に、その点が個人的には気になってたんやけど。
というわけで、そんな作品の感想は.................?!
もしも君に恋したら。 / What If ★★★☆☆ (2013年)
監督:マイケル・ドース
出演:ダニエル・ラドクリフ、ゾーイ・カザン、アダム・ドライバー、マッケンジー・デイヴィス、ミーガン・パーク、レイフ・スポール
元カノとの恋愛を引きづり、新しい出会いに消極的だった男は、ある日、パーティーで親友のいとこの女の子と出会う。彼女のことが気になったものの、同居する彼氏がいることを知り、とりあえず友だちになるのだが...............ってな恋愛ドラマ?!
なぜか気が合うふたり、しかし彼女には愛する彼氏がいて、なかなか素直に気持ちを伝えることができずに悩む彼だったが.............ってなことで、互いの気持ちに気づきながらも、それぞれの事情で向き合えない男女の恋の行方を描いた恋愛ドラマ。
気持ちを伝えるべきか、それとも黙って友人関係を続けるか、それとも距離を置いて忘れさるのを待つのか、そんな恋の選択に悩む男をダニエルくんが“魔法”を使わずに熱演してるんよ(笑)
好きなひとに相手がいて、どうにもならないと分かっていても、抑えきれない感情、なんやよう分かるんよなぁ。恋愛ベタにはありがちな展開で、まぁ、個人的な経験を思い起こすと、“しょっぱい”記憶しかないんやけど、そんな不器用な恋の話を、嫌味なく上手くまとめてるところが、これ、恋愛ドラマとして悪くないんよね。
ドラマを彩る音楽のチョイスも良くて、Patric Watson の切ない歌声が印象的にバックで響いてたりして、なかなかロマンチックな作品やったね!?
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