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2015年5月 3日 (日)

『薄氷の殺人』

今日は、中国のサスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品、ベルリン国際映画祭で作品賞にあたる金熊賞と主演男優賞で銀熊賞を受賞したってことで、話題になったらしい。まぁ、最も競った相手がウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブタペスト・ホテル』やリチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』やったって言われると、ちょっと“ホ~っ!”って言いたくもなるかな(笑)

監督をしてるディアオ・イーナンってひとは、これが長編3作目らしいんやけど、元々は90年代後半に注目された『スパイシー・ラブスープ』『こころの湯』って作品の脚本を書いてたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

薄氷の殺人 / 白日焔火   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ディアオ・イーナン
出演:リャオ・ファン、グイ・ルンメイ、ユー・アイレイ、ワン・シュエビン、ワン・ジンチュン

工場に運び込まれた石炭の中にあった切断された腕、そんなバラバラ殺人の容疑者を逮捕する際に銃撃となり、同僚を失った刑事はアル中に。5年後、同じような殺人事件が起こり、関係者を張り込んでいた、かつての後輩と出会い、5年前の事件の被害者の妻が関係していると聞き、男は興味を持つのだが.............ってなサスペンス?!

どこか謎めいた女が抱える心のなかの闇、そして事件の真相は.............ってな感じで、凍てついた中国北部の街を舞台にして、ジワジワと話が展開していくんよ。

なるほど、途中でちょっと意外なカメラアングルで映像をつないだりして、映像的にも個性を出そうとしてるところは伝わってきたね。話にもヒネリがあって、悪くはないんやけど、ちょっと重苦しすぎて、かつ話の進みがゆっくりめなもんやから、途中で少し疲れてもうたよ(苦笑)

それでも主演のふたりは、なかなか渋い演技をしてたし、好きになったらアカン相手に惹きつけられる、そんな“やるせない”感情ってのが出てたかな。

せっかく重厚なテイストのドラマにしたんやったら、最後のエンドロールまで同じノリで行けばエエのに、なんて、ちょっと余計なことを言ってみたりして...............?!

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