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2015年5月 6日 (水)

『不機嫌なママにメルシィ!』

今日は、コメディ調(?)のフランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で作品賞、主演男優賞、脚色賞、新人監督賞、編集賞の5部門を受賞し、監督賞や助演女優賞にもノミネートされたっていう、本国フランスでは相当に話題になったらしいんよ。

監督、脚本そして主演を務めたギョーム・ガリエンヌってひとの才能が評価されたってことらしいんやけど、このひと、フランスの名門の劇団コメディ・フランセーズの人気俳優なんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

不機嫌なママにメルシィ! / Les Garcons Et Guillaume, A Table!   ★★★☆☆   (2013年)

監督:ギョーム・ガリエンヌ
出演:ギョーム・ガリエンヌ、フランソワーズ・ファビアン、ダイアン・クルーガー、レダ・カテブ、アンドレ・マルコン、チャーリー・アンソン、ブリジット・カティヨン、ナヌー・ガルシア、キャロル・ブレネール

とある一家の三男として生まれ、娘が欲しかった母親に女の子のように育てられたことで、いつしか女性らしさを求めるようになった男だったが、心配した父親により寄宿学校に入れられ..........ってな、ちょっと変わった自分探しのドラマ?!

自分は男なのか、それとも女なのか、ゲイなのか.............様々な境遇のなかで必死に自分自身のアイデンティティを見つけようとする男の心の旅を、本人の独白で綴るってとこなんかな。

この作品の驚きは、ある意味マザコンの中性的な主役を演じつつ、同時に母親役も一人二役で演じてるギョームくんの芸達者ぶりで、見事に演じ分けてるあたりはスゴイと思う。

ただ、内容としては、ちょっと万人ウケはせんやろね。コメディと言われても、特に笑えるようなところはないし、小粋で軽妙なフレンチらしさを期待したものの、どちらかと言うと、ちょっと一本調子で想定できる範囲で話が進むもんやから、どうしても“マッタリ感”があって、個人的には苦手な感じやった。

ただ、本当の自分を知るってことの大切さのようなものと、母子の愛情ってのは伝わってくるところはあるんやけどね?!

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