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2015年5月19日 (火)

『小川町セレナーデ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんは、これが劇場映画デビュー作ってことらしいんやけど、これまではいろんな監督さんの元で、助監督として修行してたらしい。

そんな新米監督さんで、オリジナル脚本で勝負するってところは、なかなか気概を感じるわけやけど、製作プロダクションもあまり名前を聞かない(?)ところみたいで、おそらく結構な低予算なんと違うかなって思うんよ。まぁ、どうやら川崎市が町おこしの一環で協力してたらしいんやけど。

ただ、低予算でも(って、勝手にそう決めつけてもうてるんやけど)、それなりのアイデアやキャスティングでツボを突けば、案外よくデキた作品が完成することもあるんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

小川町セレナーデ   ★★★★   (2014年)

監督:原 桂之介
出演:須藤理彩、藤本 泉、安田 顕、小林きな子、濱田ここね、金山一彦、高橋 洋、阿部進之介、大浦龍宇一、大杉 漣

大親友だったオカマのショーダンサーとの間で、うっかり(?)デキてしまった娘を育てるため、女手ひとつでスナックを切り盛りしてきたが、不景気で借金がかさみ、閉店することに。大人になって、しばらく東京で暮らしていた娘は、そんな母の店を潰さないための、ある計画を立てるのだが..............ってな、コメディ調の人情ドラマ?!

隣町で人気のオカマバーを真似て、偽のオカマバーをやることにした娘が知らずに頼ったのは、“母の友だち”の実の父だった..........ってなことで、潰れかけスナックを舞台に、ちょっとイビツな親子ドラマが展開するんよ(笑)

なんや須藤くんも老けたよなぁ........なんてことは置いといて、この作品のポイントは、何と言っても安田くんの、性同一性障害で苦悩の人生を送るオカマにナリキった演技やろね。どこか哀愁を漂わせながら、それでいて女(男)の意地をビシビシと出してくるあたり、見事やった。

正直、途中までは少しかったるかったんやけど、このキャスティングで救われてて、終わりよければ何とやらってやつで、ちょっと胸にグッとくるようなセリフもあったりで、なんや観終わったときに、不思議と清々しい気分にさせられるんよね!?

正直、是非、是非ってな感じでおススメしていいのかは迷いがあるんやけど、安田くんの迷いのない(?)演技は、一見の価値ありやとは思うんよなぁ。

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