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2015年5月17日 (日)

『セッション』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、今年のアカデミー賞を受賞した作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、比較的に低予算で作られた、マイナー作品でありながら、公開されるや、あっという間に注目されて、アカデミー賞の作品賞の候補にまでなってもうたんよ。

出演したJ・K・シモンズがアカデミー賞をはじめ、様々な映画賞で助演男優賞を受賞したわけやけど、根っからのシニカルな“悪人顔”(?)で、顔を見れば“どっかで見たことある”と思いつつも、あまり注目されることのなかったシモンズおじさんが、こうして脚光を浴びたってのが、ちょっと嬉しかったんよ(笑)

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

セッション / Whiplash   ★★★★   (2014年)

監督:デイミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、メリッサ・ブノワ、オースティン・ストウェル、ネイト・ラング、ポール・ライザー、ジェイソン・ブレア、クリス・マルケイ、デイモン・ガプトン

プロのジャズ・ドラマーになることを夢見る青年は、名門の音楽学校に入学し、有名な教授に認められて、学内の優秀な学生を集めて結成されるスタジオ・バンドに入るのだが...............ってな、ちょっと異色の音楽ドラマ?!

鬼教授の徹底した挑発とシゴキにひたすら耐えながら、夢の実現のために必死にスティックを打ち下ろすのだが..............ってなことで、音楽をネタに男同士の愛憎を描き出すってとこなんかな。

いやぁ~、ほとんど嫌がらせのイジメとしか思えないシモンズおじさんの攻撃に、ひたすら耐え忍ぶナイーヴな青年役のマイルズくんっていう図は、凄まじいものがあったね(笑)

この作品のスゴイところは、ひたすら鬼気迫る表情でドラムを打ち鳴らす映像のなかに、ふたりの感情の“せめぎ合い”が映し出されてるところなんやろうと思う。

主役の彼のドラムテクが、実際のプロの目から見てどうなのかってのは、よう分からんのやけれど、ただ、ひとつひとつの音に込められる心の叫びってのが伝わってくるようで、それをこうして映像化してるところに観てる方も心を動かされるんと違うかな。

ノーマークからアカデミー賞での注目を集めるまで、いろいろと賛否のあった作品ではあるんやけど、緊迫感をここまでリアルに映像化したところは、十分に評価できると個人的には思うんやけどね?!

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